
O2センサは排気ガス中の酸素濃度を計測し、その濃度から燃焼状態を監視して燃料噴射の増減をPMC(パワーコントロールモジュール)にフィードバックするセンサになります。
KE2AWの場合、DOC(酸化触媒)、DPFコア間には温度センサがあり、DPFコア下流の最終排気温度センサ脇についている関係上、劣化しにくいようです。
が、最近かぴばらさんの再生距離が300kmオーバー3連発の後から最低は100kmちょいくらいで乱高下している&時々なんかの拍子にエンジンの振動が大きくなる、ACCの値が見たことないくらいの勢いで爆上がるので交換しました。
それまではO2センサの値や排気温度、DPFコア直後の排気温度(実質DPF温度と言ってもいい)を観察。

画像は本日のセンサ交換後の画像。
(KE2AWの再生間距離の最大は350kmって初めて知った)
下から2段目右と同段中央の排気・DPFセル温度表示を観察。
排気温度やDPF温度の変化は感じられないがO2センサ交換後はアクセルを踏んだ瞬間、新品は頻繁に10%、なんなら1桁%まで瞬時に動くことが最大の違い。
その他はあまり変化を感じられなかった。
数値がポロポロ変化するのでこうだと言い切れないのだが、巡行時27%-33%くらい、アイドリングで55%ほど。
エンブレ中は両EGRバルブ閉鎖時で最大91%。
もともと何のエラーも出てはいなかったのでセンサが正常で別の要因が今回の不都合の原因だとしてもそれは大いにありうる。
O2センサ交換前にはDPF洗浄も行ったしその前にはインジェクターの脱着洗浄も行った、すべて数日間内の作業ではある。
当然今までと燃焼状態は変化するし、センサが新品の場合は落ち着くまではそのままが良いと経験上わかってたから燃料噴射学習を行わずに走行していた。
で、全然差圧が上がらない。
エンジンは振動皆無。燃焼音は静か。エラーなし。
パワフルかつシームレス。
気が付けば増速するレベル。
そして気付けば350kmで再生。
総合的に。
これはどう見ても異常でしかない。
調子がいいから正常だとは絶対に限らない。
なにかが壊れているんだろう。がどこだかさっぱりわからない。
新品に戻ったのか?それは無い。
が、ならばこの状態は?全然わからない。
ヤバい感じはない。
強いて言えばフルオーバーホール後のエンジン、キャブ車の完全バランス&同調後のきれいに回りすぎて何の迫力もないエンジンと同様な印象を受ける。
さらに様子を見る必要があるが、気持ち悪くて踏めない。
アクセルを踏んだ瞬間ブローするんじゃないだろうか?
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2023/06/04 23:10:39