デポジットクリーナーのDPマフラー洗浄効果を見るためならばタンク内の燃料を使い切るまでDPFの洗浄を行うべきではないのでしょう。
このケミカルに求めたものはあくまでインジェクタークリーナーとしての機能であり、嬉しい副産物ではあるがDPF洗浄機能ではないのと、これ以上はケミカルでのDPF堆積物の減量は期待できない(燃料噴射学習リセット値が2.6に上昇した)から。
が、DPF内の差圧が減じた事実は変わらないのならばここでハイカーボン洗浄を行うことはセルフDPF洗浄の面から見ると大きなチャンスでもありました。
現在の全ての整備行動は「SH2.2のDIY非脱着リフレッシュ」でありますのでどうかご容赦を。
夕方までにハイカーボンにてDPF洗浄を終わらせて試運転に出かけました。
途中残燃料13Lで満タン給油を行いました。
北海道のど田舎では夜間営業のガススタがほぼ無いため、この残燃料でも死活問題になり得ます。
現在のところはこんな感じ。

さすがに疲労で距離を見ながらスクショする余裕がなくわかりにくいかもしれません。
上段中央DRCはDPF再生回数ですがPCMを完全リセットしています。
インジェクター噴射量や各種センサーの学習値を消去。
右上のGENはリセットによってむき出しの理論値+今現在の学習値でカウントされています。
その下は再生からの距離。
ここから何がわかるのか?と言いますと、ACCがGENを追い越していないのでDPF内部の差圧から計算した値ではDPF内部の堆積物の量と発生したPMは極端に少ないということ。
そしてそのペースはGENトリガーでDPF再生がスタートした場合、300km前後であること。
まぁ、実際に300km超えてからほざいてくださいなってのも大いにありますが、体力の限界っス。
運転してても瞬間で意識が飛ぶw
危ないっス。
もう一つ見るべきポイントは上から3段目左のDPF DPとその右隣のEPS。
DPF DPは差圧でEPSは排気圧を表しています。
黄色い文字は最大最小値。
DPF DPの最大値は16.5。
EPSは0.38です。
で。
その下のMAPの黄色い三角、これは最大最小値を表しています。
つまりは。
「アクセル全開でフルブーストがかかっても差圧は16.5までしか上がらなかった」
これ、結構DPF堆積物が抜けていることを示しています。
13Lの残燃料からの満タン給油ではありますがこのデポジットクリーナーはやっぱりかなり良いよと言ってもいいんじゃないかと思います。
単純にインジェクタークリーナーとしても優秀ですが、DPF逆洗洗浄前のケミカルプレウォッシュ&インジェクタークリーナーとして使うと最高かと感じました。
さて、昨年より行ってきたリフレッシュも本日の結果からok出しても良いのかな?と思っています。
後期KEやKFではなく最初期モデルのKEが15万km超えて再生間隔が300km前後まで回復した。結構凄いんじゃないか?と思っています。
また、300km実際値を求めるならば実はDPF洗浄の方法でもう一段上げる方法が存在します。
これも近日中に紹介しようかと。。。って誰がやるんだろう?w
ちなみにAT変速、シフトショックが皆無になりました。
ヌッじゃなくスッと変速します。
新車の時と同様。
後はKFインマニコンバートでこのAT変速違和感の遅延を行えば次回6万kmまでメンテフリーを狙います。
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Posted at
2023/09/21 23:32:51