2024年08月10日
ディーゼルウェポン最高っス!
シリンダー上部、ピストントップランド付近のシリンダー上部に形成されるカーボンリングはトップランドから燃焼ガスをリングに導き、シリンダーとピストンリングの密着性を損なう遮蔽物として作用し。
結果ブローバイガス増加の原因となる。
また、ピストンリングのトップからオイルリングまでのリセスにカーボンやオイル由来のスラッジが堆積してもリングのスタックなど、やはりブローバイガス増加につながる。
インジェクターノズル挿入口からシリンダー内部を内視鏡で観察したことがあるのだが、
(ディーゼルウエポンでのインジェクター先端部清掃は可能か?2023.2月のどこか)
ディーゼルウェポン添加でこのカーボンリングが消失し、オイル交換時にオイルが増えない現象(スカDの場合DPF再生のためのポスト噴射でオイルが希釈され増える)が消失するとともにディーゼルノックを含む燃焼音が穏やかになった。
春から現在までのディーゼルウェポン添加の主目的は、クリーニング濃度にて250ml2本を添加し、ブローバイガス中のオイルミスト低減効果があるのか?を確認すること。
ブローバイインラインドレーンシステムのドレンタンクに油分が全く入っていないことを本日確認。(3連続×約800km)
システム異常をチェックするも問題なく、ブローバイガスセパレーターシステムのフィルター部を洗浄がてらチェック。
雨の野外作業&オイルまみれにて画像がないのが悔やまれるがフィルターとなるステンタワシには前回と同じく乳化した油分が絡むこともなくいたってきれいな状態。
驚くべきはドレーンタンクからの油分排出量が極めて少なかった。
あまりにも少ないため、経路上に黒マヨ化した油分があるものとしてガソリンで全洗浄をかけるも排出したガソリンの汚濁は予想よりもはるかに少なかった。
スゴイぞ!ディーゼルウェポン‼︎
マツダがどの程度ブローバイガスがスカDのシステムに悪影響を与えているのかを把握しているのかはわからないが、長期検証を欠くならばこのガス量は盲点なのかもしれない。
某ショップに至ってはブローバイガス自体が潤滑に寄与するなどと宣う始末だし。
が、検証を重ねた結果、スカD最大の敵はブローバイガス中の油分であることは間違いないし、その一旦増えたブローバイガスを燃料添加剤で削減できたことは素晴らしいことだと思う。
新規油分をDPFに送り込まないならばDPFの劣化を鈍化or食い止めることが可能だし、DPF洗浄はより少ない労力で高い洗浄効果を得ることができる。
残125mlを残してこの結果、素晴らしい。
即効性も体感的な大きな変化も感じられないがこれはオススメかもしれない。
ブログ一覧
Posted at
2024/08/10 11:32:30
タグ
今、あなたにおすすめ