2024年11月11日
DPF再生時の温度について
ふと気づいたことがあります。
DPF強制燃焼時のDOC直後の温度、つまりDPFに当たる排気の温度は15分ほどかけて640℃ほどになります。
ACCの数値に関係なく。
一方で通常の再生温度はかなり素早く昇温します。
ですが大抵530〜540℃を結構な間保ってから600℃台に上がります。
この時、だいたい80〜100℃の範囲で上がったり下がったりしながら時には700℃近く上がって再生が終わります。
またある時は最高でも600℃そこそこまでしか上がらずに終わる時もあります。
この温度変化はある程度のコントロールはされているものの、たとえば「今回のDPF再生は温度が上がらなかったなぁ。。。DOCが汚れているのかなぁ」のようなDOCの働きによるものだと考えているのではないでしょうか?
私もそう思い込んでいました。
けど、なんか変です。
ACCの数値に関係なく15分かけて正確に640℃まで昇温するコントロールをもつ強制燃焼。
このモードだってDOCの働きによるもの。
通常のDPF再生時の温度上昇の速さでとっとと温度上げればいいんじゃね?と思いませんか?
通常再生での500℃台の足踏みも同様になぜ足踏みするのか?
仮説です。
強制再生も通常再生もDPFに堆積している燃料由来のPM量には関係なく、実はブローバイからのオイルミストの軽質分に引火または着火しないようにいきなりDPF再生温度を上げないようにコントロールしている。のでは?
もう一つ。
DPF再生最高温度は意図的に緻密にコントロールしている。のでは?
KE乗りのみん友さんのレポート。
彼は軽く10万キロ以上の走行距離を走りながらDPF再生は最低でも270km以上、時にはMAX350kmの再生距離を誇っていますが、その時のDPF再生温度は700℃前後まで上がるそうです。
DPFにPM以外の堆積物が少なければ再生温度は高くなるのかもしれません。
まとめ
わかったところでなんにもならないかもしれませんし、間違っているかもしれませんが、
「DPF再生温度が上がらないのはDPF内部の堆積物を感知しているからこそ上げないコントロールをPCMがコントロールしている。」
のかもしれませんね。
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Posted at
2024/11/11 21:22:28
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