あくまでも厳冬期の北海道にての比較ですから、夏季や温暖な地域にお住まいの方には当てはまらない可能性があることにご注意を。
はじめに
吸気温度が-10℃を下回るとホット・コールド両方のEGRが動作を停止し、それに伴ってインテークシャッターバルブが全開のままになります。
こうなると-10℃の吸気をフルに吸い込むため、エンジンが強制的に冷却されますから冷却水温が60℃からなかなか上がらなくなったりします。
また、車内暖房は冷却水温から得ていることもあり、より一層冷却温度が上がりません。
冷却温度が上がらないってことはエンジン油温も上がらないってことになります。
この条件のもとオイールとオイール2を比較してみました。
オイール(3%添加)は油温が55℃を超えるまではエンジン回転が非常に重い。
片道15㎞の通勤距離では油温70℃がやっとであるため、エンジン回転の抵抗感が薄れる前に到着してしまう。
エンジン回転の抵抗が多いためかPM GENの上がり方が早く感じる。
燃費も13.5㎞と良くない印象。
60℃を超えると徐々に軽くなり80℃を超えるとそれまでの重さが嘘のように軽くなる。
オイール2(5%添加)はこのエンジン回転の重さを改善したいがために購入してみた。
曳糸性オイルの採用目的がブローバイガス中のオイルミスト低減であるため、そこは絶対に譲れないところ。
オイールの「非ニュートン系」とオイール2の「増粘系」ラベルの違いや、中蓋を開けた時の糸の感じからとりあえず5%添加としてみた。
まず感じたのが油温が-2℃など極低温域でも無添加オイルのようにエンジン回転に重さを感じない。
が、油温が上がってくるにしたがってオイールとの差を感じにくくなった。
若干軽い気もするが。。。
温度が上がることで粘性を発揮するのだろうか?
まとめ
厳冬期の北海道ではオイール2のほうが良い。
が、主目的の曳糸性はしばらく使ってみないとわからない。
吸気側をバラして洗浄しなおした後に中長期データを取ってみることにする。
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Posted at
2024/12/22 21:28:16