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イイね!
2025年05月21日

オイル食い。


昨年11月よりブローバイガス中のオイルミスト削減のため、オイールを添加しています。
オイル5.1Lの3%、153ccで劇的な効果を発揮。
これでDPFの堆積物による劣化は回避できると踏んでいました。
が、変です。
この時のDPF再生間距離はおよそ250km。
3月下旬頃は頻繁に200を切る事態に。
とは言え、時々240kmほど伸びることもありましたので「まぁ、そんな時もあるよね」くらいに考えてました。
さらにDPF再生時、ごく稀に薄い白煙を吹くことがありました。

5月中旬頃、長距離走行を予定していたため、オイル量などの点検を行っていたのですが、ゲージ上限まで入っていたオイルがゲージ半分になっていることを認識。
この時の走行距離はオイル交換後約2000km。

思い返すと直近のオイル交換時、廃油全量が4.8Lほどになっていた事を思い出しました。
DPF再生動作のポスト噴射により廃油は増える傾向にあるのが当然です。
オイル交換時はオイルエレメントも必ず交換するとともに、オイールとアルキルナフタレン5も添加するため、ゲージ確認ではなく計量で行っていますから5000kmで350ccの減量は変ですし、さらにその減量が2000km走行でゲージ半分ってのも、減量が加速している感があります。
さらに直近のDPF DIY洗浄で260kmほどに回復したはずの再生間距離は240kmほどに悪化。
新規油分が入らずDPF内部の難燃性物質が炭化していくならDPF再生間距離は伸びていかなければなりません。

さらにフジツボマフラーのエンド部に油分と思われる茶色い物質が付着。


エンジンコンディショナーで拭き取るとこんなにもキレイになりました。



変です。
Newススゴッソでの洗浄は完璧ではありませんでしたが相当な油分は排出されているはず。
それ以前にインタークーラーを含めた吸気系は全て洗浄・点検済みですから排気管から油分が出るのは燃焼室以後から油分が入っていることになります。
まず真っ先に考えたのはタービンのオイルシール。
オイール添加で粘度が上がったことによりオイルシールからオイルが漏れて燃えているのではないか?
が、それならば経験上、加速した時に派手に白煙を吹くはず。
ミラーで確認するものの3月のような白煙はどんなシチュエーションでも確認できていません。

冷静に考えてみるとだんだんと見えてくるものがありました。
エンジンオイルは確かに食っています。
が、白煙が確認できないなら、そのオイルは微量に食っているのではないか?
さらに全開加速時の高温排気ガスで燃えるオイルは間違いなく多量の白煙を伴う。
ならばタービンのオイルシールではなく燃焼室内部で微量に燃えているしかありません。
燃えた微量のオイルはDPFに難燃性物質となり堆積し、DPF再生間距離を短縮する。
オイル量は減っています。
このことから導かれる原因は一つだけ。

「ピストンリング系の固着、特にオイルリングの固着」
しかありません。
つまりはオイル上がり対策ですね。
(まぁ20万キロ走ってますから機械的摩耗があるなら話は別)
オイルリング固着対策としてバーダルのリングイーズプラスを使用することとしてトップ&セカンドリングはディーゼルウェポンで。

全ての処置が終わるのは1万キロ後になろうかと思います。
そこから再びNewススゴッソでの洗浄とDPINEでのインジェクター洗浄。
結果が出るのは秋超えて冬かもしれません。

が、やるんだもんね♪








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Posted at 2025/05/21 19:16:16

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この記事へのコメント

2025年5月21日 20:25
ぐれんさん、お疲れ様です!!

読んでいてドキドキしましたよ〜

大事でなくて良かったです。
コメントへの返答
2025年5月21日 20:48
おつかれさまです♪
ずっと感じていた違和感。
この最後のピースである「短期間でだんだん劣化する」の原因がようやく見つかった感があるっス。
まだまだ結果まで長い期間が必要ですしリングイーズプラスで固着が取れるのか?はたまた別の原因があるのかすらわからないんですが。。。

スカDの劣化の本質に迫ってしまった感があるっス。
そもそもブローバイ中のオイルミストがなぜ増えるのか?
だって10万キロ走ってても全然なんともない車もあれば全然ダメな車もある。
その大きな違いがコレなんじゃないかと感じているっス。
2025年5月21日 20:55
オイルミストを封じると稀釈も激減します

古いラボデータでは5w-30で1時間当たり6g消費します。それより5000キロ走れば100時間を超えるくらいと思われますので、400前後食っても不思議ではありません

ピストンリングの固着話より、リング溝が広がりというところも視野に入れて考える必要があると思います

私もオイルミストを絶つとややオイル食いしております

工夫すればスカDオイルでもミストカットは可能ですがお金がとんでもない

以外と経年車にはAZの002番の極圧剤が
良い事がわかり始めました

もう少しデータ取りしないと結果は語れませんが

002を3から5%入れると面白い事が始まります

クリアランスが緩い経年車に膜厚を厚くすると掻き落としが不十分でシリンダー壁から蒸発してオイルを食うように思い
ます

特に圧縮工程で分厚くなった油膜を膨張工程で掻き落とすのは、燃焼圧がトップランドに上から下にかかるのでピストンリングの広がる力が抑えられていると考えます

つまり膜厚を薄くでも強い油膜を張る事でブローバイを抑えオイル食いも少ないイメージでAZのエステル配合の極圧剤は面白い素材と思い試験しております

動粘度が下がるとオイルミストが再発しますので、
コメントへの返答
2025年5月22日 4:43
おつかれさまです♪
実は1年ほど前にもオイル交換時に減らないまでも増えないって現象が出ていた時、ディーゼルウェポンでシリンダー上部カーボンリングの消滅に成功した実績を踏まえ、、この応用としてそのまま使い続け、ピストンリング系の固着解除を狙ったことがあります。
結果、オイル量増加となり復活しました。

今回の事案ですが、同じだと思っています。
誤算であったのはディーゼルウェポンなどの燃料添加剤系はトップとセカンドリングに強く作用しますが、常時液相となるオイルリング系にはそれほど強く作用しなかったっぽい。
バーダルもこの点はHPのQ&Aにて紹介していました。

実はこの時、バーダルのリングイーズプラスをオススメされたのですが、ディーゼルウェポンで復活したので未使用でした。
リングイーズを使っていれば今回の事には気が付かなかったかもしれませんね。
どんな車でも経年劣化は避けられませんから正確な意味でのオイル食いは起こりますが、スカDにおけるオイル交換時の廃油量としての目線ではポスト噴射による軽油混入分がありますから絶対的には増えなければなりません。
新車時は実に8L近い廃油が出ていた事を思い出しました。

わかりにくくて申し訳ないのもありますし、今回の検証結果を見てから書こうと思っていたのもありますが。。。
KMUさんのコメ返信に書いた事が実は真意です。
期待を込めてDPF洗浄をした皆さん。
劇的回復に喜んだのもつかの間で、なぜ短期間に劣化するのか?
これで自車を諦めた方が実は沢山いらっしゃるのを知っています。
また、なぜ個体ごとにこれほどDPF再生間距離に違いが出るのか?
乗り方の違いでどうしてこんなに違いが出るのか?
この謎が今解けたのかもしれません。
SH2.2エンジンフルリフレッシュ計画最後の謎のピースが埋まった感があります。

あとは検証だけ。
全ての仮説は今のところ正しかったように今回もそうである事を願ってます。

2025年5月24日 13:22
たしかにウチのアテンザも3000キロでゲージの半分より下位までオイル減ります、ブローバイガスの方は少ししか溜まってないのでタービンかエンジンのオイル消費ですね、うちのは。ジャンクな安い中古エンジンベースにオーバーホールして載せ替えもいいかなー?って考えてますけど消耗部品が結構するのも考えもの…
コメントへの返答
2025年5月24日 14:28
おつかれさまです♪
この後の記事、補足に詳しく書いてみたんですがそもそもスカDってオイル交換時に廃油が増えてないとダメなんです。
DPF再生時のポスト噴射があるからなんですが、新車時は8Lくらいになる。
それがいつの間にか減るってのはどこからか漏れるか燃えてるしかないんです。
どう考えてもおかしい。
まずこの事にもっと早く気づくべきでした。

で。
みんカラのみなさんには10万キロで再生間距離が100kmの方もいれば17万kmでも280kmの人もいる。
その違いはなんなんだろう?
私のようにDPFもインタークーラーもインマニも全部洗ったのに白煙吹いたりDPF再生間距離がだんだん短くなったり。
消去法で削って当てはまるものを見たらピストンリング系の固着、つまりはオイル上がりしかないんです。
タービンシールが無事って前提ですけども。
みなさんオイルメンテはしていますけど銘柄はまちまちだし乗り方だって違う。

おそらくAlpineさんもエンジン載せ替えの前にバーダルのリングイーズプラスを試してからでもいい気がします。
4000円で回復したなら儲け物って感じです♪

タービンシールならリビルド使えばいいんですけど、経験上タービンシールが死ぬと加速時に結構白煙吹くんです。
アテンザと初期型cx5は同じシーケンシャルツインターボで、最大ブースト2.6(1.6kg)かかります。
ちょいと昔のチューンドエンジン並みなブースト圧ですから。
それが白煙吹かない=液体のまま発火していない→タービンシールではない→エンジン内部で少量ずつ燃えるから白煙吹かないがオイルは減るって事なんだと思います。
2025年5月24日 17:59
たしかについ最近タービンしんだライフのタービン交換したけどインタークーラーの中はありえない位のオイルと煙だったし考えられるのはピストンリングの固着かオイルリングの詰まりか。。。分解してピストンリングの交換だけって作業めんどくさいなぁー、なんかついでにやりたくなるなぁー、カムの摩耗も気になるし、タイミングチェーンも伸びてそうだし。ちなみにうちのブーストは1.8位かかりますね、測定誤差なのか?なんなのか?
コメントへの返答
2025年5月24日 19:07
そう、ピストンリング、特にオイルリングがクサイんですよね。
ディーゼルはブローバイ多いしターボだと特に。

私もバラすなら徹底的にやるっス。
けど、リングイーズプラスがオイルリングの洗浄効果を謳う以上、それに賭けるのも手だとは思うっス。

オーバーシュートでも1.8って見た事ないっスけど、制御変えてるかもしれない。
確かめもしないでこんな事言えないんですけどアテンザ系の方がcx5よりスポーツに振ってあるのは間違いない。
軽自動車の馬力が64で自主規制されてるからかもしれないけど、L200Sのミラターボはエンジン中間回転域でピークブーストよりも0.2ブースト上げて加速を上げる制御だったようにアテンザ系も同じような制御してるんだろうか?
うーんわかんないです。
MAPセンサの個体値かもしれない。。。
2025年7月6日 19:45
ご無沙汰しております。
貴重な投稿大変に参考になります。ありがとうございます。

オイルリングが怪しいのですね?
うちの5はまだ6万Kmなので、大丈夫かもしれませんが、
オイル量の確認は重要そうですね。

ちなみにオイルリング固着の原因としてオイールの添加は
いまのところ関係無さそうでしたか?
コメントへの返答
2025年7月6日 22:13
おつかれさまです♪
ようやくだんだんと分からなかった部分や不思議だった部分が見えてきた感があります。
吸気系からの油分をオイールでカットしたならば、なぜそれでもオイルが減るのか?
DPF洗浄後になぜ段々と劣化するのか?
この答えに王手をかけた感があります😃

あくまで私の場合ですがですがまず間違いなくオイルリングでした。
オイル交換時にオイル量が増えないなら要注意っス。
他にも客観的に観察する方法があって、これ、OBD2情報を監視するとよくわかるのですが、GENの上がり方が早かったり再生間距離が200kmを切るくらいでGENトリガーで再生がかかるようならオイルリング固着まで行かないまでもエンジン内部にガム状汚染物質が堆積してフリクションロスがかなり増加しているっぽいんです。
なので距離に関係なく上記に当てはまるならば早めにバーダルリングイーズプラスを添加した方が良さそうです。

自車のようにオイル食いが起き始めた状態でリングイーズを添加するとガム状汚染物質が溶解するとともにオイル上がりが一時的に増えます。
こうなるとDPF洗浄を前提としたリングイーズ添加になりますから、そうなる前がベストかも。

懸念されているオイールがオイルリング固着の原因となり得るか?ですが、正直わかりません。
が、思い起こすとオイル交換時にオイル量がだんだんと少なくなっていた事、ブローバイガス中のオイルミスト低減対策として現在なくてはならないものなので。。。

とりあえずオイル食いが治った後、中長期テストは必須。
その結果を見て判断しなければなんとも言えないっス。
(直感的には無関係っぽいか?とも感じています😃)

プロフィール

「DPF洗浄→乾燥後にデータリセット→再生直後DSD0.20→おぉ!180km走る❤️→再生→DSD2.80。。。なぜなのか?w」
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ぐれんふぃでぃっく30Yと申します。 今までに遭遇したトラブルやちょっとした工夫を50過ぎのオヤジがちょろちょろと語ろうかと思いみんカラ住人になりました。 ...
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