昨年11月よりブローバイガス中のオイルミスト削減のため、オイールを添加しています。
オイル5.1Lの3%、153ccで劇的な効果を発揮。
これでDPFの堆積物による劣化は回避できると踏んでいました。
が、変です。
この時のDPF再生間距離はおよそ250km。
3月下旬頃は頻繁に200を切る事態に。
とは言え、時々240kmほど伸びることもありましたので「まぁ、そんな時もあるよね」くらいに考えてました。
さらにDPF再生時、ごく稀に薄い白煙を吹くことがありました。
5月中旬頃、長距離走行を予定していたため、オイル量などの点検を行っていたのですが、ゲージ上限まで入っていたオイルがゲージ半分になっていることを認識。
この時の走行距離はオイル交換後約2000km。
思い返すと直近のオイル交換時、廃油全量が4.8Lほどになっていた事を思い出しました。
DPF再生動作のポスト噴射により廃油は増える傾向にあるのが当然です。
オイル交換時はオイルエレメントも必ず交換するとともに、オイールとアルキルナフタレン5も添加するため、ゲージ確認ではなく計量で行っていますから5000kmで350ccの減量は変ですし、さらにその減量が2000km走行でゲージ半分ってのも、減量が加速している感があります。
さらに直近のDPF DIY洗浄で260kmほどに回復したはずの再生間距離は240kmほどに悪化。
新規油分が入らずDPF内部の難燃性物質が炭化していくならDPF再生間距離は伸びていかなければなりません。
さらにフジツボマフラーのエンド部に油分と思われる茶色い物質が付着。
エンジンコンディショナーで拭き取るとこんなにもキレイになりました。
変です。
Newススゴッソでの洗浄は完璧ではありませんでしたが相当な油分は排出されているはず。
それ以前にインタークーラーを含めた吸気系は全て洗浄・点検済みですから排気管から油分が出るのは燃焼室以後から油分が入っていることになります。
まず真っ先に考えたのはタービンのオイルシール。
オイール添加で粘度が上がったことによりオイルシールからオイルが漏れて燃えているのではないか?
が、それならば経験上、加速した時に派手に白煙を吹くはず。
ミラーで確認するものの3月のような白煙はどんなシチュエーションでも確認できていません。
冷静に考えてみるとだんだんと見えてくるものがありました。
エンジンオイルは確かに食っています。
が、白煙が確認できないなら、そのオイルは微量に食っているのではないか?
さらに全開加速時の高温排気ガスで燃えるオイルは間違いなく多量の白煙を伴う。
ならばタービンのオイルシールではなく燃焼室内部で微量に燃えているしかありません。
燃えた微量のオイルはDPFに難燃性物質となり堆積し、DPF再生間距離を短縮する。
オイル量は減っています。
このことから導かれる原因は一つだけ。
「ピストンリング系の固着、特にオイルリングの固着」
しかありません。
つまりはオイル上がり対策ですね。
(まぁ20万キロ走ってますから機械的摩耗があるなら話は別)
オイルリング固着対策としてバーダルのリングイーズプラスを使用することとしてトップ&セカンドリングはディーゼルウェポンで。
全ての処置が終わるのは1万キロ後になろうかと思います。
そこから再びNewススゴッソでの洗浄とDPINEでのインジェクター洗浄。
結果が出るのは秋超えて冬かもしれません。
が、やるんだもんね♪
Posted at 2025/05/21 19:16:16 | |
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