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ぐれんふぃでぃっく30Yのブログ一覧

2025年11月18日 イイね!

DPF抜けたよ。

4年に渡ってcx5のDPFやインマニ洗浄を調べてきましたが、温度センサー脱着に起因するトラブルによりDPF積み替えを余儀なくされ、継続調査が不能になり、調査終了したばかりなのですがオマケがありました。

積み替えたDPFをKMC500で洗浄した際に硬質カーボンはほぼ出ずアッシュが抜けたと書きました。
その後の再生距離は大幅に改善せず、昨日2回目のDPF洗浄を同じくKMC500で洗浄したのですが、今度はヘドロ状のススが大量に排出されました。
この時の洗浄廃液は黒に近い焦茶色でしたし、再生翌日のDSD値急落現象も出ていたので、DPF内部には超高粘度スラッジが多量に堆積していると予測していました。
ですからまだまだ数回洗浄を行わなければ回復しないと思っていましたし、本筋の調査は終了していますので記事にはしないつもりで画像すら撮影してはいませんでした。

が、現状はこんな感じ。


227km走ってDSD値は4.19。
おそらくGENトリガーでの再生になるでしょう。
たった2回のDPF洗浄でほぼ完璧に堆積物が抜けてしまったようです。

ここからが本題。
KMC500での洗浄は回数さえこなせばアッシュ以外の堆積物は抜けることを確認していますが、今回なぜ2回で抜けたのでしょう?

まずはアッシュから。
オリジナルDPFは純正オイルを使用していましたが、大丸DPFクリーナーでアッシュは排出されました。
2機目のDPFは1度全部抜けたことを確認し、オイル食い現象で急激に詰まりました。
すなわちキューミックc3オイルを使用していたことになりますが、NEWススゴッソでアッシュが排出され、大丸DPFクリーナーではダメでした。
現在のDPFはアッシュ排出を目的としていないにも関わらずアッシュが排出されました。

次に油分やカーボン。
オリジナルDPFも2機目のDPFも数回洗浄を繰り返してようやく抜けたのに現在のDPFはあっさりと抜けてしまいました。

さらに。
なぜ世の中にこれだけの種類の添加剤ではないDPF洗浄剤が存在するのでしょう。

おそらく。
オイルの銘柄や基材なんかの違いで有効な洗浄剤が違ってくるのかもしれません。

とりあえず最終報告。
かびばらさん、新車時の状態まで回復したよ。
22万キロ13年の車だってDIYでここまで復活するよ。
トラブった原因も対応策も予防策も開発できたよ。
ちなみにここからインマニ洗浄を行ったとしたらMAX350kmは行くかもね。
まだまだやったほうがいい項目を残してるからね。

と、こんな感じっすね。
Posted at 2025/11/18 15:53:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2025年11月11日 イイね!

DPF ACC、DSDの乱高下

以前にも書いたのですがDPFを中古品に載せ替えた関係で再掲載。

積み替えたDPFは150〜230km前後の再生間距離。
このDPF、今までのDPFと比べるととにかく再生距離が伸びたり縮んだりする。
しかもDPF再生の翌日、DPFが温まってくると平気で2.5以上もACCやDSDが下がったりする。

KMC500で洗浄したところ、廃液色は焦茶色に。
硬質カーボンはほとんど排出されず、なんと大量のアッシュが排出。
洗浄後、初回の再生では250kmを記録するも2回目はなんと160km。
その後200、230、180kmと全く安定しない。
DPF再生翌日の爆下がりも健在。


ほぼ中央のACCとDSDのオレンジ色の数値は最大最小値を表してるが、このように乱高下する。
エンジン始動時には3.42あったDSD値がDPFが温まったら1.37まで爆下がりした。
現在は1.76。

乱高下する原因はパーツクリーナーであるKMC500で分解できなかった物質がDPFコア内部の通気抵抗になっているってことになるのだが。。。
この堆積物が固体、つまり粉体だとした場合、DPF内部温度や排気流速や圧力の変化でここまでDPF再生距離が変化するものだろうか?
堆積物の表面積が可変するからこそ変化するのではないだろうか?
やっぱ、超高粘度スラッジ説、高温下で液体だからこそこんな現象が出るんじゃなかろうかと。
言い換えるとこの爆下がり現象がDPF洗浄の目安になるかもしれない。
あくまでDPF内部の油分量って意味にしかならんけど。


今回の洗浄で分かったことはアッシュは抜け、カーボンは溜まっていないが、超高粘度スラッジはたっぷりと詰まってるってこと。
これから始まる超高粘度スラッジ用洗浄法がスカイアクティブDの DPF洗浄に画期的な方法になりそう。
ワクワクします。




Posted at 2025/11/11 12:42:53 | コメント(5) | トラックバック(0)
2025年10月30日 イイね!

アッシュとDPF洗浄剤

通算にして3個目のDPF洗浄を従来の方法で洗浄しました。
使用した洗浄剤はKMC500。
規定濃度で10Lに250gmを溶かし、70℃加温循環で12時間環流。

DPF DSD値の変動具合から油分が相当存在するんじゃないかと予想していました。
積み替えた時のDPF外観の様子とその後の再生間距離からおそらく未洗浄DPF。
アッシュ層や硬質カーボン層の厚みがそこそこあるだろうから、油分は分散している可能性が高い。
であればKMC500でもそこそこの洗浄効果はあるんじゃないかと思ってました。
とりあえず作業し終わったばかりですからどの程度回復したのかは明日以降。
そこそこキレイになったのならばそれでヨシ。
最終洗浄は来春行うつもりです。

ここから本題。
オリジナルのDPFは大丸DPFクリーナーでアッシュの排出を確認しています。




使用オイルは新車時からマツダスカイアクティブD 0W-30オンリー。
画像からも相当な量のアッシュが出たことがわかります。

DPF積み替え1回目、つまり2機目のDPFは中古で入手。
相当使い込んでいる印象でしたが、積み替え前に大丸DPFクリーナーとメタルクリーンαで洗浄したため、どのくらい詰まっていたのかは不明。
この時はアッシュの排出は確認できませんでした。
このためDPF洗浄したことのあるDPFの可能性を疑いましたが後にNEWススゴッソにてアッシュ排出を確認できました。


積み替え前のユーザーが使用したオイルは不明。
自車に積み替えてから相当な距離を走っていましたが、その時に使用していたオイルはキューミックユーロマルチC3 5W-30。
大丸DPFクリーナーで排出できずNEWススゴッソで排出されたのですから、少なくてもキューミックオイルのアッシュは大丸DPFクリーナーでは排出できないってことになります。

DPF積み替え2回目、つまり3機目のDPFは現在搭載しているDPF。
再生間距離は220〜150kmほどとバラツキますが、積み替えたばかりで5〜6回ほどしか再生データがありませんからこれは仕方がない。
前回、前々回のこともありアッシュは無視して洗浄したのですが、驚くことにアッシュの排出がありました。
撮影したはずの画像が無いのが悔やまれますが、調味料のほんだしを水に静かに入れたような風情で顆粒状でした。
最初は錆だろうと思ったのですが触ると柔らかく崩れたことからアッシュであることは間違いありませんでした。
アッシュ用の洗浄剤ではないKMC500で全てではないにせよアッシュが排出されたことになります。

「アッシュは水でふやけて比較的簡単に出ます。どうしても出なければアッシュ用の洗浄剤を使えば良い」と2年ほど前に日本油化工業の方との電話での会話を思い出しました。
簡単に出るものにわざわざ専用の洗浄剤を開発するでしょうか?
でも今現在、その日本油化工業からDPFスケール洗浄剤が発売された。
これはなんなのでしょう?

アッシュはつまり。
エンジンオイルの基材なのかはわかりませんが、水で簡単に溶けるものもあればめちゃくちゃ溶けないものもある。
ここ数年でそれに気がついたからではないのか?
洗浄剤を開発する際に使用したサンプルの違いによって洗浄力に差が出るのではないか?
最新に近いNEWススゴッソと数年前からある大丸DPFクリーナーのように。
アッシュ排出はそれほど大変ではないと話した会社からスケール洗浄剤とDPF専用硬質カーボン除去剤が発売されたのはなぜか?
使ったことはないが聞いた話だとモーザン80はめちゃくちゃパーツクリーナーっぽいとのこと、DPF洗浄剤と謳っているが。。。

つまり。
開発サンプルのオイルから生成されたアッシュの違いによって洗浄力に差があるならば、より最新のDPF洗浄剤のほうがアッシュ排出性は良いのかもしれません。
サンプルアッシュがたくさんある中で開発された洗浄剤のほうが良いよね?って感じでしょうか。

おもしろいっスね。





Posted at 2025/10/30 16:56:21 | コメント(6) | トラックバック(0)
2025年10月29日 イイね!

業販の壁。限界。

外した油分まみれのDPFをユニゾールHで油分を除去し、ハイカーボンDSとDPFスケール洗浄剤で洗浄し、どれくらいキレイになるか目視で確かめようと企んでました。
これらを用いて洗浄するメリットは洗浄液が希釈使用であるため、洗浄液切り替え時に乾燥工程を挟まなくて良いこと。
よって大幅な時短になることと希釈倍率の関係でコスパが良いこと。
洗浄ノウハウを得てから自車のDPF洗浄を行うつもりでした。

これらの新しいはモノタロウから1月に販売開始とのことでしたが、厳冬期の北海道では洗浄剤を入手しても作業が屋外ではなかなか厳しく、11月中に入手するには直販しか手がない状態。
が、直販は洗浄機材や産廃の関係で個人販売は対応不可との回答でした。

まだ誰も行ったことのない「DPF非摘出洗浄」はリフトなどの大型機材を必要とせず、そもそもDIYレベルでの洗浄でショップ以上の洗浄効果をあげることが目的ですから専用の洗浄機材などあるはずもなく。
産廃に関しては廃酸、廃アルカリは互いに中和処理を行いpHを確認後、濾紙フィルターにて濾過し固形物を除去。
その後、自作廃油ストーブの排気中に噴霧し焼却処理を行なっていました。
また、すすぎ水に関しても同様の処理後に一般排水に廃棄しても問題ないことを確認して廃棄していました。
クリーンディーゼルが環境に良くないのは本末転倒ですから。
が、販売業者は知る由もない。
一応みんカラのハンドルネームは伝えてましたが。。。
なので1月以降の作業に成らざるをえません。

元はと言えば自車のDPF洗浄をDIYで行えないか?から始まり、幾多のなぜ?を解き明かし、遂にはスカDの完全復活法と劣化防止にまで辿り着き、同じようなトラブルを抱えた皆さんになんらかのキッカケになればとやってきましたが既に丸4年になろうとしています。

おそらくユニゾールHで脱脂溶解した後、イソプロピルアルコールでフラッシングした後にハイカーボンDSなりメタルクリーンで硬質カーボンを除去後、DPFスケール洗浄剤やNEWススゴッソでアッシュを溶かし出せば完璧にDPFは復活します。
DPF洗浄業者でさえできなかった洗浄法。
初期投資がほぼ皆無な画期的方法。
これを来年の春以降まで待つことはしたくないのが本音です。

なのでごめんなさい。
自車のDPFはこれら洗浄剤を使わずに従来の洗浄法で洗浄させてください。
従来の洗浄法でも手間さえ惜しまなければ完全に復活します。
完全に復活することがわかっているのに来年春まで待たなくてはならない状況で過ごしたくはないのです。
記事のネタにはなりさえすれど、やっぱ半年先までってのは嫌なんです。

ちなみに来年春以降、これら新しい洗浄剤はモノタロウで入手できるでしょうから、依頼があれば有償にはなりますが当方で洗浄できます。
ちなみに社宅から徒歩圏内にはレンタカー屋さんがありますから、インマニやインタークーラー、燃料フィルターを含めたフルリフレッシュも時間さえいただければ対応できます。
が、あくまでも生業としていませんのでそこのところはご配慮いただければと思います。

新洗浄剤でのフルリフレッシュを楽しみにされていた方には申し訳ありません。
Posted at 2025/10/29 12:08:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年10月24日 イイね!

外したDPFの観察。

排気温度センサーNo.3が固着して外れなくなったDPF。
それを取り外し、ぶった切って中を観察しました。


太い針金は1.6mm。
細い針金が0.99mm。
1.6mmはほぼコアの大きさと等しく針金が少しでも曲がっていると入りません。

細い針金をコアに差し込んんでいくとコア側面に付着した堆積物をゾゾゾと剥がしながら刺さっていく感触があります。
そして底面から5mm付近にも同じ感触があり
、無視して刺すと底面に当たる感触がありました。
そこにマーキングを打ち、抜いた針金にフラグを立てて太い針金に移し、コアの長さを可視化しました。



こんな感じ。
太い針金は底面まで刺さりません。
やはりコア底面に5mmほど堆積しているものがあるようです。



場所を変えると全く刺さらない箇所もありました。
それにしてもコアが黒いし、ところどころ光っています。
DPFを切ったサンダーの切り粉やヤスリ粉が光っているのか?ともとれますが、なんか違っています。
外周部と中央やや排気温度センサーに寄った部分が白っぽいのですが、そこの部分が見慣れた色。
黒い部分はカーボンが付着しているにしては不自然に黒い気がします。


端の方が堆積物は多い。と思っていましたが、どうやらそうでもなく。
刺さる箇所は底から5mmまで。
刺さらない箇所はバラバラっぽい。



全体に均一に5mmほど堆積しているようです。

ここでふと気がついたのは、このDPFは2度ほどオイル上がりしているエンジンコンディションで300kmほどの再生間距離まで復活した洗浄DPFであったこと。
これはオリジナルの洗浄方法が有効で、堆積物が一度ほぼ全て排出できたことで、その後の堆積物が均一に堆積しているから。。。なのかもしれません。

刺さらない箇所はなぜ刺さらないのか?
刺さらないコアに細い針金を刺してみました。



コア壁面に堆積物を感じます。
無視して針金を刺すとやはり5mmほどまで刺さりました。
さらに進めると同じ感触で底面まで刺さりました。



どこも同じ感触です。

まとめ。
全く洗浄していないDPFとは堆積の仕方に違いがありました。
webで検索するとDPF中心よりも外周の方が堆積物は多いそうです。
当方のような洗浄後、一度堆積物が抜けて距離がそれほど出ていない&堆積物がほぼ油分だと思われるDPFでは、そもそも堆積物の構成が違います。
すなわちアッシュ系が存在していない。

コア底面に5mmほどしか堆積していないのになぜ再生間距離が良くて150kmほどなのか?は、PMフィルターとして機能する主要部分はコア壁面にあるため、ここに堆積物が付着して通気抵抗になっているから。と考えられます。
積み替えた中古DPFの再生間距離は現在220kmと延びる一方ですから、外したDPFの再生間距離が良くて150kmなのはインジェクターのせいではないことがわかります。
細い針金でコア壁面をゴリゴリした後、太い針金を刺すと底から10mmほどまで刺さりました。
このことから、いかにコア壁面に堆積物が付着しているかを物語っています。

現在までの仮説の裏付けになり得ると感じました。
この後はユニゾールHにてコアの油分を排除する実験に入ります。が、現在金欠。
中古DPF購入とDPF積み替え費用はやっぱキツかった。
12月まで待たないととりあえず動けないっス。






Posted at 2025/10/24 10:00:43 | コメント(6) | トラックバック(0)

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「超高粘度スラッジ撲滅実験開始。」
何シテル?   11/15 08:04
ぐれんふぃでぃっく30Yと申します。 今までに遭遇したトラブルやちょっとした工夫を50過ぎのオヤジがちょろちょろと語ろうかと思いみんカラ住人になりました。 ...
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