みんカラ民となって今年で4年目。
よくもまぁ飽きずにDPF関連を追い続けているものだと自分でも思います。
以前どこかで書いたのですが「スカイアクティブDのDPFは特殊である」の持論は未だ覆りません。
ひょっとすると大型を除く全てのDPFに共通する可能性がありますが、
「DPF再生間距離の短縮や通気抵抗の増大はアッシュはもとより未燃性エンジンオイルが原因」と言い切れるだけの結果が出始めています。
特殊と言い切る根拠はただ単にこの未燃性エンジンオイルの量がスカイアクティブDはとてつもなく多いだけなんです。
未燃性エンジンオイルがDPFに入ると白煙を吹きます。
DOCとDPFコア間に位置する排気温度センサーNo.3が高温になるとDPF内の油分が白煙を吹く。が、それが少量だと検知できないだけなんです。
フジツボマフラーのエンド部の茶色の付着物が物語ります。
さて、DPF内の油分は長い時間をかけて硬質カーボンに変化しますが、ブローバイガス中の油分やオイルリング膠着によるオイル上がりなど新規の油分をカットしなければその硬質カーボン化がいつまで経っても完成しません。
ですからどんなにDPFを洗浄しても、もしくはDPFを新品にしたとしてもすぐに詰まってしまう。
これが証拠となります。

自車の現状はバーダルのリングイーズプラスを用いてオイル上がりを改善中。
吸気はオイールを用いてオイルミストをカットしています。
オイル上がりは5000km走行で300〜500ccは消費してしまう状態から最近は完治し、順調にオイルが増えています。
その間再生間距離は200km以上から100kmを切るまでに悪化しました。
画像を拡大していただけるとわかりますが、全て水中に沈んでいます。
これは油分が硬質カーボン化したもので油性をすでに消失していることを示しています。
軽油由来のPMは水中もしくは水上を漂います。
さらにこの硬質カーボン、かなり大きな塊を見ることができます。
これはDOC内部から排出された可能性もありますが、洗浄後の差圧からそうではないことがわかります。
つまり、DPFコア壁面もしくはプラグ化した硬質カーボンではないかと考えています。
数回のDPF洗浄でこの硬質カーボンは排出されるでしょうけれども現状は1回で全ての堆積物は排出できていません。
おそらく硬質カーボン化していない高粘度の油分が存在するせいでしょう。
DPF洗浄1回で全てを排出できる洗浄剤はNewススゴッソですが個人販売は行われていません。
が、同じ2液もしくは3液タイプであれば存在します。
とりあえず現状を打破すべく購入使用してみます。
追記。
インマニ洗浄、DPF洗浄や交換を行なっても数万キロ下手すりゃ1万キロで元に戻る方はバーダルのリングイーズプラスとオイールの添加を。
まずはそこからスタートしなければならないと思います。
Posted at 2025/07/22 17:44:55 | |
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