
純正新品は高いので、社外品も探してみましたが、売ってないようで。
ヤフオクで中古を探してみると運良く出品されてました。
滅多に壊れる部品ではないので、需要がないためか出品が少ないようです。
送料合わせて4,500円ぐらいで直りそうです。
ディーラーに頼んだら10万円以上かかりそうですね。
そういえば先日はいきなりブレーキブースター本体と確定したわけでしたが、実はバキュームホースも悪くなりかけてました。
接続部が縦にパックリ割れています。
プラスチックのような材質です。
ネットで調べると必ずこうなるようです。
こういうところが外車品質ですね。
さっそく分解です。
今回の問題点はペダル側のピロボールの取り外しとブレーキマスター本体の取り出しでエンジンに干渉するので、エンジンを下ろす必要があるかも?ということです。
ディーラーの整備士なら換え方知ってるんでしょうけど、所詮素人ですからやりながら考えます。
まずはブレーキフルードを抜いていきます。
エアーブリーダーを使用しました。
狭いのなんのって。良くこんなところに押し込みましたよね。
続いてブレーキラインを外します。
フレアナットサイズはなんと11mm。
手持ちのプレアナットレンチは10mmと12mmで使えず・・・
スパナで回しました。
ブレーキマスターシリンダーを外します。
ここでも事件発生。
ナットサイズは13mm。正確には1/2インチなんでしょうけど。
ラチェットの13mmのコマはショートしか持っておらず、ボルトが当たってコマが届かず・・・
ハンズマンへディープソケットを買い出しに。
すでに1時間以上のタイムロス。
久々にコマを買いましたね。
左側は全く見えない。手も届かないので工具さぐりでナットにはめ込みました。
外れました。
本体を外すにはペダル側のナット4本を外すと手前に引き出せます。
が!
ブレーキペダルとブレーキブースターを切り離す必要があります。
国産ならボルトで外れますが、ワーゲンはすごいやり方してます。
ブレーキペダルに緑色のプラスチックがはまっていて、それにブレーキブースターのプッシュロッドのピロボールがはめ込まれています。
外すにはこのピロボールを固定している部分を開くか、プラスチック部分ごと外すか、破壊するかになります。
プラスチックとは言え非常に固く、交換部品もないので活かし取りが必要。
なんかSSTなるものがあるような気がしますが、そんなものないのでここは底力でなんとかする。
ペダルの裏側なので見えんわ、工具は入らんわ、作業しづらいわで結局プッシュロッドを切断することにしました。
狭くて大変でしたがエアーソーで切ることができました。
ペダルごと外した写真がこちら。
外せたらなんとかなる。
片方のプラスチックの羽根をバイスプライヤで挟んでおいて、反対側の羽根をマイナスで押し込みつつ、直角方向からマイナスでこじりあげると外れました。
外れたプラスチックの部分。
組み立ての施工性はパチンとはめるだけなので簡単です。
もちろんネジもないので緩むトラブルもないのでいんでしょうけど。
あとから分解することを考えてないんでしょうかね。
さて外れたところで、本体の取り出しです。
できるだけエンジンは下ろしたくないので、下げることにしました。
空冷インタークーラーへのパイピングとエンジンマウントを外し、あとは少しずつ下げていって引っ張りがみられる配線やバキュームホースを外しました。
ブレーキブースター本体は半回転させて、写真の状態にして、、
エンジンを手前に寄せつつ、回しながら手前に引くと取り出せました。
意外とブレーキマスター固定用のスタッドボルトが干渉して苦労しました。
交換用との比較ですが、中古の同じ品番です。
左が取り外し品。
ペダル側はこんな感じ。
古いやつはゴムが切れてるというよりも、金具枠から外れてゴムが飛び出してるような感じでした。
なので上手く押し込めば密閉性が保てて使えたのかもしれない。
もうプッシュロッドを切断したので使えませんけどね。
いよいよ組み込みです。
逆手順ですが、分解時と違ってプッシュロッドが長いですから、うまくいくかどうか。
はまりました。
と簡単にいったようですが、実はプッシュロッドが当たってなかなか入らず、ベルトでプッシュロッドを縮めながら入れました。
あとは戻すだけですが、タービンからインタークーラーまでのパイピングの固定用の金具のSUSボルトが固着してねじ切れてましたのでこれを修理しときます。
何かとうまくいかないもんです。
ボルト部分をドリルでザグって、マイナスドライバーで回して外しました。
タップを立ててネジ山修正。
ぱっくり割れたバキュームホースはホースバンドで締めて液状ガスケットで応急処理。
更には分解してた時にブローバイホースに大穴が開いてもうた。
以前から破けていて液状ガスケットで塞いで出たんですが、もう無理のようです。
ここのホースは弱いらしく、必ずこうなるらしいですね。
1万円のブローバイホースに150円の水道ホースの底力を見せつけてやりますw
そんなこんなで修理完了。
フルードを入れてエア抜きすれば完了です。
マスターシリンダーにエア抜きプラグが2箇所ついてるので、ここからエアーブリーダーで引いちゃえば完了。キャリパーからエア抜きする必要はありませんでした。
このあたりはよく考えられてて便利だな。
ペダル側はペダルを押し込むプッシュロッドピロボードがパチンとはまって完了。
外すの大変だったけど組み付けは早いですね。
終わりました。
結局エンジン降ろさずに下げるやり方をしたので、終わってみれば簡単でした。
色々手直ししたので丸2日と結構時間かかりましたけども。
分解するときに配線のプラスチックチューブがパキパキ割れて配線露出ところがたくさんあり、コルゲートチューブやスパイラルチューブを巻いて処置しました。
プラスチックやゴムホースの耐久性が弱すぎです。
まあ14年経ってますけど、205ではこんなにならんですよね。
205が良く出来てるのかもしれませんが。
おしまい。