
車をメンテするときには色々な測定機器(テスター、ゲージ、トルクレンチなど)を使ってメンテを行います。一般ユーザーだと測定機器メーカーの精度を信頼して「買ったらそれっきり」が殆どだと思うのですが、一般ユーザーでこれやるのはかなりの稀、職業で使用している人だと使い込み方が半端ではないので有名メーカーの物でかなり頑丈に作られている測定機器でも物は物のため、使い込んでいるうちにガタが出始め測定値が「狂った値」に表示されてしまいます。
それだとメンテ作業に支障が出てしまうので測定機器が「表示値が使用するのに支障のない誤差内で表示されているか?」と定期的にメーカーに送って調べてもらう、或いはメーカーのサービスマンが来て調べてもらうことを「校正」と言います。ユーザー車検を経験がある方だったら経験ある思いますが、「スピードメーターテスター」ある意味言うと「法定で校正」を受けるとも言えます。
さて今回の話はこの間、当方の知り合いとで「タイヤ硬度計」の話になりました。
知り合いが持っているタイヤ硬度計なのですが「外国製(ちょいと問題がある国?・・・)で、ノーブランド・メーカー不明」なもので、使い込んでいいるうちに「あれ、ホントにこの表示値、正確な値なのか?」と疑問に感じ始め、「校正したいのだけど、どこに持っていけばいいのやら・・・と困っていた」そうです。
あるとき「そうだ、こうすれば校正ができる!」と閃いたそうで、知り合いがやった方法は・・・カーショップに行って店に入る前に問題のタイヤ硬度計をポケットに忍ばせて、タイヤ売り場の「スタッドレスタイヤ」コーナーに行って、辺りに人がいなくなったのを見て、商品のスタッドレスタイヤを「このタイヤ48、あのタイヤは50、それでこのタイヤ49」と測って「表示値は新品のスタッドレスタイヤの値だった、これで校正完了、硬度計に狂いなし!」
それ聞いて「セコい話」ですね~・・・・!
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2023/12/19 19:24:10