
先日、自分の車を「タイヤローテーション」をしていた時のことです。当方この時にスペアタイヤのエア圧なんかも点検したりするのですが、「あら?!今履いてるアルミホイールにしてから3年、このタイヤ、スペアタイヤ専用にしたのだけどかなりハブ穴随分サビてきたな!これもこれで問題あるんだけどな・・・」(写真)
乗用車だとスペアタイヤは「車内」にあるので風雨にさらされることなく問題はないのですが、軽トラは完全、軽ワンボックスはほぼ「車外」にあるので走行中に風雨にさらされます。
この時当方が懸念した問題なんです、仮の話ですが走行中にパンクしてこのスペアタイヤに交換して、更にハブナットをメーカー指定トルクで締め付けたとします。
「パンク後の処置ができる所」まで10km・20kmとか比較的短距離なら問題ないのですが、パンクはいつ何時に起きるかはわかりません!場合によっては「パンク後の処置ができる所」まで100km、200kmそれ以上の長距離になる可能性もあります。そうなるとどうなるか?です。この状態だとハブナットとハブ穴の接合部はサビで「ゴミ嚙み」になってます。この状態で走り続けるといくらメーカー指定トルクでハブナット締め付けしたとしても走行中の振動で接合部からサビがボロボロと落ちていきドンドン締め付けトルクが緩んできます!その時、「おや?タイヤからなんかガクガク感があるぞ」気づけはいい方、気づかなかったらハブからタイヤ外れます!
更にですが写真程度のサビはまだ問題ないのですがこれ以上にサビを進行させてしまうとハブ穴が「肉薄」になって強度不足で金属疲労で破断してタイヤが外れる可能性もあります。
今履いてるアルミホイール履く前は「4輪鉄チンホイールでスペアタイヤも混ぜてローテーションしてたから気づかなかったけど、これが適度にハブ穴の錆取りしてたとは、4輪アルミでスペア(役割はほぼテンパータイヤ状態)は鉄チンにしたけどこんな弊害出るとは思わなかった!」ならどうするか?
「スペアはアルミにしてしまえばよい!」、アルミもサビると言ったらサビるのですが、鉄と違って錆び方が違います。アルミの場合、致命傷の傷になると錆びるけどそうでもなければ鉄に比べてサビにくいのでアルミを探すことにしました。
とは言っても今履いている同じアルミを探すのはコストもかかるし、探すのが大変(この車のP.C.D.は今の時代は貴重品!)なんで、どっちにしろ役割はほぼテンパータイヤ状態になるので解体屋行って比較的きれいなアルミを買ってきました。(写真左下)あとはタイヤ(お古で十分)付ければ「長期的錆対策スペアタイヤ」の出来上がりです。これでスペアタイヤのハブ穴サビを気にせず済む!(?)
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2024/09/29 14:07:09