
このブログを読む前に当方ブログ2022年7月7日投稿、ユーザー車検でフライング(?)https://minkara.carview.co.jp/userid/3436504/blog/46230992/
を先に読んでもらえると幸いです。あの後なのですがこの時の報道から半年ほど遅れて現在の位置に車検証ステッカーの法律が施行されたみたいなのですが、施行後にちょいと変なことになった業界があります。「映画・テレビドラマ作成」業界です。
映画・テレビドラマに出てくる撮影される車を「劇用車」と言うのですが、映画・テレビドラマのストーリーにマッチした車が出演するのですが、もちろんストーリーの「時代背景」にも合わせて旧車・旧い車を出演させることもあります。
ストーリーの「時代背景」に合わせて旧車・旧い車を現行のそのままので出演すると上映・放映後に視聴者から「このシーンに出てくる車ですけどこの時代こんなのついていましたか?まだあとの時代になってからでは?」(ETCがない時代なのにフロントウインドにETCアンテナが写ってるなど)「歴史検証」して問い合わせてくる視聴者がいるんで撮影前に時代背景的にない物は外す、隠せる物は隠してから撮影するようです。
その関係上、車検証ステッカーも同じで旧制度(年数がまだ色分けされて頃)時代のストーリー設定の場合、撮影用の旧制度ステッカーがありましてそれをフロントウインド外側から現行のスッテカーを隠すように張り付けてから撮影するようですし、旧車オーナーの方でイベントで「この車が全盛期のころの雰囲気を出したい!」とネット通販等でも旧制度ステッカーが売られております!
さて今回法律が施行されたのはスッテカーを貼る位置です。従来は「フロントウインド上部センター」だったのが「フロントウインド上部運転席側」となりました、これだと現行のスッテカーが丸見えなので撮影後の編集作業でCG使って現行スッテカーを隠す作業が必要になります。
ここで仮で、とある映画撮影での話とします。とある旧車が撮影で映画撮影現場に持ち込まれて、それを見た映画監督が「あら?!この車、現行制度の車検受けたばっかりの車か、ストーリーの時代背景上‶旧制度ステッカー”なんだよな、これじゃ撮影用のスッテカーでは隠せんな・・・かと言って編集作業でCG使う手間もかかるし・・・そうか、そのまま現行スッテカー上から撮影用を張り付けて隠してしまえ!」と撮影、編集作業でのCGなしで上映。
上映後の視聴者からの問い合わせ「このシーンに出てくる車ですが、車検証ステッカー位置ですが現行の運転席側で貼り付けられているのですが、この時代センターに張り付けのはずでは?」
それに対しての映画会社の回答「お問い合わせの件ですが、旧制度の貼り付け位置は‶フロントウインド上部に張り付け”となっております、そのためこのシーンに出てきた車の貼り付け位置ですがその当時の法律でも‶合法”です。殆どの人が律儀にセンターに張り付けていただけのことです。」
旧制度の貼り付け位置は結構大雑把!?(これ法律上ホントの話スっ!)
Posted at 2024/04/13 11:19:36 | |
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