ARBエアロッカー買えないからブレーキLSD的なもんを開発する-2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
前回の整備手帳にコメントが付いた。
なに?100㎏?
私の手センサーとだといいとこ20㎏くらいじゃね?だったんだが。
10ウン年前は筋トレのことしか頭になかった身、20㎏のダンベルやら100㎏以上あるバーベルをいろんな格好で持ち上げた日々…
いくらなんでも20㎏と100㎏は間違えねぇべ…
この事が丸一日頭の中をめぐっていた。
2
ああそうか、レバー比が6って事は、この方はこのタイプの事を言ってる?
そういうことか?
確かにこいつをガッツリ聞かせるときは、灯油のポリタンを持ち上げるレベルの瞬発力をだしている気がするので、6倍で100㎏くらい。
うーん、そういうこと?だとしたら納得。
3
我が家の商用トラックくんはこのタイプ。
このノブの周りにレバー比が発生している部分は無い。
ただ真っすぐ引いているだけ。
あーでも運転席の下になんかギミックが付いてたな、そういえば。
4
やっぱあった。
支点力点作用点のあるものが、あった。
測ってみたら、支点から作用点(リアホーシング側)まで6㎝、支点から力点(運転席のノブ側)までは18㎝。
つまりハイラックスの場合はここで3倍力にしてるわけですねぇ。
ほーん、なるほど。
5
んで、こんなものを買ってきた。
バネ秤、のデジタル版。
ホムセン2000円なので精度は大したこと無いだろう。まあ無いよりはるかにマシ。
6000円の、実験室にありそうなやつもあったけど、高いからやめた。
ちな100g~50㎏までがレンジらしい。
6
とりま運転席でノブに引っ掛けて引いてみた。条件は2つ。平均値をとるために何回か試行はした。
①ちょい引き。いつも平らな駐車場に止める時のお気楽な引き方。
計測結果:10㎏くらい
この状態で発進しようとすると、車が重い違和感は感じるが、ぜんぜん走れない事はない程度。
➁ガッツリ引き。お山の急斜面とかで真剣に引く強さ。
計測結果:22㎏くらい
これも車はちょっと動くがどっか壊れたり、クラッチ焼けたりしたらやだからすぐやめた。ガッツリ効いている事はしっかり分かった。
7
というわけで、
3倍力にして、①の時は、ホーシング側で30㎏、➁の時は66㎏。
昨日、自分の手で引っ張った時は普通に駐車場だったので①の引きっぷりだったと思う。
うん、だいたい話が見えてきたな。
まあサーボで引こうとしている部分はレバーの2次側なので、結局実測するのが間違いねぇなって、こんなのを考えた。
8
これをね、こう片側だけ引くように掛けてね、ターンバック部分で引っ張って、何㎏で引いたら、どんな事が起こるかやってみましょ。
考えているバカ強サーボをワイヤーアクチュエーターっぽく改造した場合、66㎏は無理って事は分かってる。
①の30㎏の時に変化が分かったので、なんとか20㎏くらいで「お?これを利用すれば…!」と思えるような挙動の変化が生まれて欲しい。
9
さようなら、理論物理学、さようなら親愛なるアインシュタイン先生。
私には実験物理学が向いているようです。
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