最後のタバコ銘柄CMのテレビ放送終了から25年

今年度最後の記事です。
今日で日本国内の民放TVでタバコの商品銘柄CMが最後に放送されてから25年経過しました。
タバコのTVCMについてはいち早く禁止されたアメリカをはじめに欧米・オセアニアと一部のアジア圏では日本でタバコCMが最後に放送された1998年には大きく規制されていました。
日本では日本専売公社から銘柄広告が行われていて、マナー広告行われていましたが外国製の輸入銘柄については1983年まで広告規制が行われていました。
その後1985年の日本専売公社の民営化により発足した日本たばこ産業(JT)の発足と同時に外国タバコの広告も積極的に行われるようになったことから自主規制が行われるようになってテレビCM時間帯制限(1990年4月までは21時以降　1990年4月からは22時以降　1991年4月からは22時54分以降　1995年10月からは週末・休日の終日禁止　ラジオと衛星放送については時間帯制限がないと思われる)が行われ1998年4月からテレビ・ラジオ・成人専用会員登録サイトを除くインターネット広告(JT企業広告については現在でも放送中)の禁止されました。
テレビCM禁止以降については2004年から2005年ごろには街頭広告をはじめに公共交通内の広告が禁止され、2006年シーズンを最後にモータースポーツ車両広告の廃止、現在ではコンビニをはじめとするたばこ販売店店頭をはじめにたばこ自販機、成人専用会員登録サイト(加熱式タバコの販売店検索は登録なしで閲覧可能)は、喫煙所整備を前提とした大規模イベント、成人男性の読者比率の高い雑誌広告のみ現在も条件付きで可能ですが本来であれば法改正案成立時には2020年7月から8月開催であったが「COVID-19(SARS-CoV2）」と言われる新型コロナウイルス（現コロナ2019）の感染蔓延により翌年の2021年7月から8月に開催された「東京夏季パラリンピック」を見据えた令和2年4月から改正健康増進法施行により指定喫煙所除く屋内での完全禁煙化の義務化が行われて喫煙可能飲食店は20歳以内の入店を禁止でありながら民放地上波ローカルセールス枠で放送されことの多い地域ガイド番組などのTV番組では20歳以下入店禁止の喫煙可能飲食店を取り上げることが多く20歳以下の購入可能の雑誌に広告掲載可能と言うのは矛盾と言う声もあるようです。
特にフィリップ・モリスをはじめにRJRレイノルズ(現在では北米事業を除きJTが買収)などの外資系タバコメーカーのCMはインパクトの強い作品が多くタバコCM終盤期に放送された当時はタレントとして人気が高かった元タレントの島田紳助氏(TV規制後も雑誌・店頭広告に起用)が出演するフィリップ・モリス社が製造を行い日本法人であるフィリップ・モリス・ジャパン(PMJ)が輸入する1mgタバコ「NEXT」が大きく印象に残ったといえます。
現在は紙巻タバコの広告は激減してフィリップ・モリス社が製造を行い日本法人であるフィリップ・モリス・ジャパン(PMJ)が輸入する「ｉQOS　アイコス」を皮切りにブリティッシュ・アメリカン・タバコ社の「Glo　グロー　(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンが輸入)」、日本たばこ産業(JT)の「プルームテック」代表されるような加熱式タバコと法令ではタバコとみなされない水蒸気を排出する電子式リキッドタバコの広告が多くなりましたが世界的な流れで将来的にはタバコ関連広告の規制要請が強く映画などでは喫煙シーンも少なくなりましたが「COVID-19(SARS-CoV2）」と言われる「コロナ2019」だけではなくSARS-CoV2」の一種でイギリス由来の「N-501Y変異株」やインド由来の「B.1.617」とΔ株やλ株さらには「ミュー株」や「オミクロン株」はひと段落しても感染リスクから子供や高齢者の来店を禁止したい飲食店オーナーさんも多いから20歳以下入店禁止の喫煙可能飲食店を取り上げる番組は少なくなっていないようです。