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2024年05月12日 イイね!

PD/PE/PF系デリカスペースギア発売から30周年を経過

PD/PE/PF系デリカスペースギア発売から30周年を経過本日で三菱自動車工業が4WDをメインとしたキャブオーバワンボックスカー「デリカ」の第4世代モデルで歴代デリカ初のボンネットを備えたセミキャブオーバモデルで4WD車にV20/40系パジェロ譲りのパートタイム4WDの機能をベースにセンタデフを備えたことによりフルタイム4WDの機能も両立させた「スーパーセレクト4WD」の採用をはじめにクラッシュゾーンとなるボンネットを備えたセミキャブオーバ国産3列シート車では初の1994年4月(平成6年 継続生産車は1996年1月から適用 平成8年)からの新規型式認定車に適用義務化される1994年50㎞新前面衝突基準に適合する「三菱・デリカスペースギア(PA/PB/PD/PE/PF系)」の発売から30周年経過しました。
概要
三菱自動車工業が三菱重工から分社化される前の1969年から続くキャブオーバワンボックスカー「デリカ」の第4世代モデルで2代目から続く乗用登録でオフロード走行に対応する4WDワゴンをメインとしたラインナップを継承するが先代で床下にエンジンを搭載するフルキャブオーバだった3代目スターワゴン(P0W系)とは異なり1994年4月(平成6年 継続生産車は1996年1月から適用 平成8年)からの新規型式認定車に適用義務化される1994年50㎞新前面衝突基準をはじめに欧州の安全基準への適合の関係からフロントエンジンでクラッシュゾーンとなるボンネットを備えたセミキャブオーバボディが採用されると同時に標準ボディ(PD系エアロルーフとPE系ハイルーフ/クリスタルライトルーフ)とロングボディ(PF系ハイルーフ/クリスタルライトルーフ)が用意され同一ボディで1/4ナンバー登録の貨物仕様「デリカカーゴ(PA/PB/PC末尾V系)」も同時発売される。
パワートレーン・シャシー
エンジンについてはディーゼルであれば平成6年排出ガス規制(KD-)に適合する4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンをPD/PE/PF8W型4WDに搭載することをはじめに4D56型2.5直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンPA/PB/PC5W型FRへの搭載、ガソリンエンジンについては6G72型3.0V6SOHC24VをPB/PD/PE/PF6W型への搭載をはじめにベーシックユニットの4G64型2.4直4SOHCはPA/PB/PC4W型FRに搭載される。
4WDシステムについてはV20/40系パジェロ同様の三菱独自のパートタイム4WDの機能をベースにセンタデフを備えたことによりフルタイム4WDの機能も両立させて走行状態に合わせて4段階の切り替えが行える「スーパーセレクト4WD」を搭載。
シャシーについては足回りに上級グレードに標準または一部を除きメーカオプションにより「ファジーECS」と言われる電子制御機能を組合わせれる前輪ダブルウィッシュボーン式独立懸架と後輪5リンク車軸懸架の採用をはじめにモノコックにビルトインフレームを組み合わせた高剛性ボディの採用による高いボディ剛性の実現、ブレーキにX配管を備えたと同時に前輪ベンチレーテッドディスクの採用、さらにPD/PE/PF系4WD車のリアにはドラムインディスクブレーキが採用されている。
安全性
アクティブセーフティについては「スーパーセレクト4WD」の4段階作動状態に合わせて前輪独立後輪同時制御と4輪独立制御を可能する4チャンネル制御の「マルチモードABS」のロイヤルエクシード(PF6/8型)への標準装備とメーカーオプション設定をはじめにパワーウインドウに挟み込み防止の採用と「マルチモードABS」と組み合わせが不可能であるがLSDのメーカオプションが用意された。
パッシブセーフティについては歴代デリカでは初の前面フルラップ衝突時のクラッシュゾーンとなるボンネットを備えたセミキャブオーバボディの採用により国産3列シート車では初の1994年4月(平成6年 継続生産車は1996年1月から適用 平成8年)からの新規型式認定車に適用義務化される1994年50㎞新前面衝突基準への適合に対応した衝撃吸収セミキャブオーバボディ採用をはじめにスライドドアを含めたすべてのドアにサイドドアドアビームの採用、中央部を除くすべての座席にELR機能付きの3点式シートベルト(2列目については回転対座用ELR/ALR切り替え機能付き2点式も採用)の採用や衝撃吸収ステアリングをはじめに燃料漏れロールオーババルブや内燃内装の採用、さらには運転席SRSエアバッグのメーカオプションが行われた。
キャビンデザイン
RVが持つ高い視界とセダンのような運転性を実現したコクピットの採用をはじめに2列目に回転対座機能シートの採用やエクシード以上の4WD車(PD/PE/PF)系には3連メーターが採用されていて、さらにスーパーエクシード/ロイヤルエクシード4WD(PD6W/PE6/8/PF6/8型)には電子式のマルチメータが標準装備、スーパーエクシード/ロイヤルエクシード(PA4W/5W/PB6W/8W/PD6W/PE8W/PF6W/8W型)には「ETACS」システムによるオートライトと車速感応ドアロックが供えられている。
装備
エアコンについてオゾン層の破壊の少ない「HFC」と言われるR134a代替えフロン冷媒採用のが採用されていてスーパーエクシード/ロイヤルエクシード(PA4W/5W/PB6W/8W/PD6W/PE8W/PF6W/8型)にはデュアルフルオートエアコンの標準装備をはじめにG(PC5W)を除きデュアルエアコンが標準装備。
オーディオについてはエクシード(PA4W/5W/PB6W/8W/PD6W/PE8W/PF6W/8W型)以上のグレードにはCDチェンジャコントロールを備えた2DINワンボディデッキが標準装備されていてさらにロングロイヤルエクシード(PF6W/8型 PA4W/5W/PB6W/8W/PD6W/PE8W/PF6W/8W型スーパーエクシードにもメーカオプション設定)には「スーパーオーディオステージ」と言われる前後独立機能を備えたオーディオが標準装備されている。
サンルーフについてはハイルーフに「クリスタルライトルーフ」、エアロルーフにツインサンルーフがグレードごとに用意。

年表
1994年5月 デリカスペースギア(PA/PB/PD/PE/PF系)発売。
1995年 
2月 春の特別仕様車「ジャスパー(PD/PE8W)」を発売。
5月 夏の特別仕様車「グリーンフィールド(PD/PE8W)」を発売。
10月 1996年モデル(前期2型)への一部改良と冬の特別仕様車「シャモニー(PD/PE8W)」と8ナンバーキャンピング仕様「ネスト(発売PD/PE/PF末尾改)」発売。
1996年
2月 春の特別仕様車「ジャスパー(PD/PE8W)」を発売。
6月 運転席にSRSエアバッグ標準化と助手席SRSエアバッグのメーカオプション設定をはじめにデュアルフルオートエアコンの標準装備グレードの拡大を行う1996/1997年モデルへの一部改良と同時にスーパーエクシード/ロイヤルエクシード(PA4W/5W/PB6W/8W/PD6W/PE8W/PF6W/8型)に「MMCS」と言われるデュアルフルオートエアコンコントロールパネルやGPSナビを含めたマルチシステムとパワーシートが標準装備またはメーカオプションが行われると同時にFRに特装車「ヴィーナス(PA/PB系)」発売。
9月 冬の特別仕様車「シャモニー(PD/PE8W)」発売。
1997年
1月 春の特別仕様車「ジャスパー(PD/PE8W)」を発売。
7月 4AT車に電子ファジィ制御「INVECS-II」の採用をはじめに4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンに電子制御噴射ポンプを採用により排ガスのクリーン化と出力向上を行い4WD車のステンレス製グリルガードの採用を停止する1997/1998年モデルへのビックマイナーチェンジを実施、同時に電動サイドステップがメーカオプション設定と全車にデュアルSRSエアバッグとプリテンショナーシートベルトが標準装備される。
9月 冬の特別仕様車「シャモニー(PD6W/PD8W/PE8W)」発売。
1998年
6月 1998/1999年モデルへの一部改良と同時にFR2.4ガソリン(PA5W)にエアロ追加。
11月 冬の特別仕様車「シャモニー(PD6W/PD8W/PE8W)」発売。
1999年
3月 FR2.4ガソリン(PA5W)に特装車「ヴィーナス(PA5W)」発売。
6月 電子制御噴射ポンプを採用する4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジン搭載の4WDディーゼル車の(PD/PE/PF8W)の平成10年排出ガス規制(KH-)適合をはじめに両側スライドドアの設定やPD/PE系4WD車にもエアロ仕様と「ヴィーナス」と言われる特装車を追加すると「シャモニー(PD6W/PD8W/PE8W)」定期グレード化行うと同時に1999/2000年モデル年モデルへの一部改良、また4D56型2.5直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼル搭載車(PA/PB/PC5W)の黒煙排出量が平成10年排出ガス規制(KH-)に対応しないことからPA/PB/PC5W型FRディーゼルが廃止される。
2000年
6月 安全性強化と売れ筋グレード「シャモニー(PD6W/PD8W/PE8W)」繰りくデザインの変更を行った2000/2001年モデルに一部改良
2001年
平成12年発覚のリコール隠し事件の関係から年改なし。
2002年

1月 標準ボディハイルーフ(PD6W/PE8W)に「デリカ4WD・パジェロ発売20周年記念車20thアニバーサリーリミテッド」が限定販売される。
8月 6G72型3.0V6SOHC24V搭載車(PD/PF6W)の平成12年排出ガス規制(GH-)適合と同時に2002年/2003年モデルに一部改良を実施。
10月 従来の自動車NOx法が粒子状物質(PⅯ)も規制の盛り込んだ自動車NOx・PM法に変更され5/3ナンバーのディーゼル乗用車が登録規制に対象となったことから4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジン搭載の4WDディーゼル車(PD/PE/PF8W)が東京都をはじめに神奈川県や千葉県と埼玉県と言った首都圏をはじめに大阪府や兵庫県と言った関西圏や愛知県や三重県と言った東海圏の指定市町村本拠での新車登録が不可能と同時に既存の4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンを搭載するPD/PE/PF8W型4WDや4D56型2.5直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジン搭載のPA/PB/PC5W型FRについても指定地域本拠の場合は「DPF」などの対策触媒取り付けによるNOx解除を行わない限り一定年数以上の場合は車検更新と対策外地域から移転登録が不可能。
2003年 10月 ガソリン3.0V6にパイオニア製「Carrozzeriaサイバーナビ」をメーカーライン装着した特別仕様車「HDDナビエディション(PD6W)」発売。
2004年 10月 自動車NOx・PM法をはじめに平成15年排出ガス規制(KN-)
に適合しない4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンを搭載するエアロルーフ(PD8W)であれば全高の関係から5ナンバー登録(ディーゼル車は排気量ではなく車体により1/3ナンバー登録と言うことから2000㏄以上でも車体が小型車枠に収まった場合は4/5ナンバー登録)が用意されるPD/PE/PF8W型4WDと平成16年発覚の第2次リコール隠し事件の余波によりロング(PF6/8W型)の廃止をはじめに外装変更を行った2005年モデルへのマイナーチェンジを実施、6G72型3.0V6SOHC24V搭載のPD6W型標準ボディのみでエアロルーフとクリスタルライトルーフ付きを含めたハイルーフのみとなって3ナンバー専用車に移行する。
2005年 1月 「アクティブフィールドエディション(PD6W)」追加。

10月 平成18年1月からの道路運送車両法改正による2006年灯火器基準に対応する2006年モデルに一部改良を実施、スーパーエクシードは「アクティブフィールドエディションSE(PD6W)」に移行する。
2006年 
11月または12月 2007年1月からのデリカとしたら第5世代目で2000年代前半に三菱自動車工業の主要株主のダイムラークライスラー(現ダイムラーグループ・メルセデス・ベンツ クライスラーはステランティスグループの一員 現在の三菱自工は日産ルノーアライアンスの一員で日産自動車が筆頭株主)共同開発の「グローバルスモールプラットフォーム」を採用する歴代デリカでは初のFF横置きベースの4WDシステム「AWC」が採用される「デリカD:5(CV系)」への移行により生産終了。
当時の三菱自動車工業はダイムラーベンツ(その後のダイムラークライスラー 現ダイムラーグループ・メルセデスベンツ)をはじめにクライスラーコーポレーション(現在のクライスラーはステランティスグループの一員)と言った外国資本の自動車メーカーとの言った外国資本の自動車メーカーとの関係を持ちながらも三菱重工業の戦後早々の3社分割により「中日本重工業」が自動車生産を受け持っていた1950年代に当時の米国ウイリス車のライセンスにより「ジープ(J系 その後のJEEP商標はAMCアメリカンモーターズ その後はクライスラーコーポレーションが引き継ぐ 現在のクライスラーはステランティスグループの一員)」の生産を行ったその後の三菱重工業や分社後の三菱自動車工業が培った4WDノウハウにより1982年に発売した「パジェロ(L系)」の「パリダカ」と言われる「パリ・ダカールラリー」出場によるヒットが始まりデリカスターワゴン4WDもP0系から定着、平成元年の税制改革による3ナンバー車の自動車税の引き下げをはじめに1991年のパジェロのV2/4系フルモデルチェンジによりRVブームが本格化して2列シートのハイトワゴンにライトクロスカントリーの要素を組み込んだ現在で言う「クロスオーバー」の先駆けと言っていい「RVR(N20/30系)」でも3ナンバー仕様のN20WG系スポーツギアのヒットで三菱自動車工業はRVカテゴリーをリードすると同時にバブル崩壊期でも高い業績を記録してPA/PB/PD/PE/PF系デリカスペースギアもRVブームにより高い人気となりましたがその後、社外品で改造申請がオーバーフェンダーを含めたワイドトレッドキットも出てPB/PF系ロングのみが車幅180㎝以上であれば結果が違ったと思いますが特に標準ボディはルーフによって全高が違っても4ナンバーバンとボディを共有する関係から一部雑誌で車幅に対して重心が高く高速走行時の横転リスクが高いと指摘も出たことにより販売の下降が始まり同年10月に1991年の本田技研工業の創業者本田宗一郎氏の死後のバブル崩壊期にRVブームへ乗り遅れたことによりクライスラー系で現在はステランティスN.V.の一部ブランドとなった「JEEP」をはじめに当時はローバーグループで現在ではインド・タタモーターグループとなった「ランドローバー」やいすゞ自動車のRVをOEⅯで取り扱ってRVブームに対応したときに実際にはお蔵入りとなったがRVブームで好調の三菱自工に買収される報道も出たホンダの4輪事業のV字回復を果す結果となったアコード(CD系)をベースにするホンダ自社生産初の3列シートミニバンで3ナンバー車の自動車税などの税金が大幅に引き下げられた平成元年の税制改革後も改革後も3ナンバー=税金(昭和同様に車税80000円以上と考える)が高く贅沢と考えていて今までの3ナンバーに関心のないユーザーでもカジュアル志向ということから3ナンバーを受け入れる土壌を創った「オデッセイ(RA1/2)」の大ヒット以降からRVの主流がFR縦置きベースからFF横置きベースに移行が進みPA/PB/PD/PE/PF系デリカスペースギアも1997年のビッグマイナーチェンジにより歩行者安全対策が大きいがステンレス製グリルガードの採用を停止するなどカジュアル路線にシフトしましたが車幅に対して重心が高く高速走行時の横転リスクが高いと指摘から予想ほどではなく3列シートのミニバンの主流がスライドドア採用の1BOXタイプからヒンジドアのステーションワゴンに移行して三菱自工も日産自動車の「プレーリー(当時はⅯ11系JOYを生産)」と並ぶミニバンのパイオニア「シャリオ(N30/40系)」を3ナンバーサイズの「シャリオグランディス(N8/9系)」に移行、エンジンの変更によりRA3/4/5型に移行した「オデッセイ」に対抗、P系デリカファミリーを超える人気車に5ナンバーサイズだったN30/40系シャリオの代替え用として5ナンバーヒンジドアミニバン「ディオン(CR系)」を投入、2000年代前半にダイムラークライスラー(現ダイムラーグループ・メルセデスベンツ 現在のクライスラーはステランティスグループの一員 当時は三菱自工の一部門だったふそうトラック・バスは2003年に三菱ふそうトラック・バスとして分社化、現在はダイムラーグループ・ダイムラートラックの子会社でトヨタ自動車グループで令和3年度であるが令和4年に排ガス不正事件が発覚した日野自動車を経営統合予定)とのアライアンスの締結による経営再建の一つとなった同年発覚で自動車業界に大きな衝撃を出した三菱自動車リコール隠し事件とリーンバーン方式のガソリン直噴エンジン「GDI」の不具合から三菱車全体の新車登録台数が激減、特に「ディオン(CR系)」は野暮ったいデザインが不評で「シャリオグランディス(N8/9系)」はリコール隠し発覚前の勢いはなく2003年にダイムラークライスラー共同開発の「グランディス(NA4W 2009年国内販売撤退)」に移行したが2003年に三菱自工の一部門から分社化された三菱ふそうトラック・バスを子会社化したダイムラークライスラー(現ダイムラーグループ・メルセデスベンツ 現在のクライスラーはステランティスグループの一員)との資本提携が打ち切られる結果となった平成16年発覚の三菱自動車第二次リコール隠し事件と当時のダイムラークライスラー傘下から外れて三菱商事をはじめに東京三菱UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)や三菱重工業による再建が行われていた2005年に7人乗りも用意するクロスオーバーSUV「アウトランダー(CW系)」発売によりさらに販売が低迷、PA/PB/PD/PE/PF系デリカスペースギアは三菱自工の経営をはじめに法改正対応によりラインナップ削減もありましたが毎年イヤーモデル制による改良と特別仕様車を発売することにより月間新車登録が500台以下になっても根強いユーザーを獲得してたようです。
デリカでも3ナンバー3列シートスライドドアワゴンの系譜は2007年にデリカとしたら第5世代目で2000年代前半に三菱自動車工業の主要株主のダイムラークライスラー(現ダイムラーグループ・メルセデス・ベンツ クライスラーはステランティスグループの一員 現在の三菱自工は日産ルノーアライアンスの一員で日産自動車が筆頭株主)共同開発の「グローバルスモールプラットフォーム」を採用する歴代デリカでは初のFF横置きベースの4WDシステム「AWC」が採用される「デリカD:5(CV系)」へ移行して歴代デリカ4WDワゴン同様に毎年イヤーモデルによる地道な改良により根強いユーザーを獲得して2013年モデル(発表は2012年)からエコカー減税によるクリーンディーゼル普及政策により新車登録時には100%免税であったが今年度以降から(今年度は平成25年3月までの初度登録車が対象)自動車税15%重課算となる「4N14型」2.2直4DOHCコモンレール式DI-Dクリーンディーゼルエンジンを搭載する「Dシリーズ(CV1W)」が追加してPD/PE8W型ディーゼル4WDからの代替えユーザーを獲得して2010年代後半にデリカ3ナンバー3列シートスライドドアワゴンは「D:6」へ大型化を行いGG系以降の「アウトランダー」同様に「PHEV」と言われる化石燃料を併用しながらも外部電源からバッテリーへの充電により走行可能の「プラグインハイブリッド」を用意するフルモデルチェンジの話も出たが平成28年に発覚して令和以降であれば日野自動車排ガス不正事件やダイハツ工業衝突実験不正では型式指定取り消しを可能とする道路運送車両法改正に至ることを作った日産自動車と三菱自動車工業の軽自動車開発合弁会社「NMKV」の燃費不正事件による三菱自動車工業の「日産・ルノー・アライアンス」への参加により2010年代後半に大きく求められて現在は義務付け装備が多くなった「ADAS(運転支援システム)」装備と平成30年排出ガス規制による尿素SCRが必要なNOx後処理装置搭載への対応は2018年前後に予定された「G#系D:6」へのフルモデルチェンジではなく2019年のビッグマイナーチェンジによる対応となって「三密」回避のためにマスメディア主導により一時的にマイカー論が高い時期もあった今月8日に日本国内では第五類に移行して1年経過した「COVID-19(SARS-CoV2)」と言われる「コロナ2019」により発生したコロナショックから1年後の2021年に「ルノー・日産・三菱アライアンス」の「CMF-C/Dアーキテクチャ」採用により海外では「コンベ」と言われるガソリン内燃車も用意するが日本国内ではPHEV専用に移行したGN0系アウトランダーと異なり尿素SCRが必要なNOx後処理装置搭載のクリーンディーゼルを用意しながらもPHEVと言われる化石燃料を併用しながらも外部電源からバッテリーへの充電により走行可能での「プラグインハイブリッド」を用意する「CMF-C/Dアーキテクチャ」採用で将来的に強化される「CAFE」や「CASE」への対応に視野を入れた「G#系D:6」へのフルモデルチェンジまではまだ時間がかかっていて世界的にFF横置きベースのミニバンはFR縦置きベースのフレームシャシーのピックアップトラックに比べて台数が出ないことから「トライトン(LC2T 海外名L200)」にフルモデルチェンジに先を越されたことが現状です。
今回の画像については本日で発売30周年を経過したPD/PE/PF系デリカスペースギア4WDを特集します。
1枚目の画像についてはPD/PE/PF系デリカスペースギア4WD前期型でも1996年6月の一部改良により1996/1997年モデルに移行した三菱デリカスペースギア2.8ディーゼルターボ標準ボディXRハイルーフ前期Ⅲ型(PE8W)です。
2枚目の画像についてはPD/PE/PF系デリカスペースギア4WDでも1997年7月以降のビッグマイナーチェンジ後で2000年代以降に発売された2002年1月に「デリカ4WD・L系パジェロ発売20周年記念車として発売された」三菱デリカスペースギア2.8ディーゼルターボ標準ボディ20thアニバーサリーリミテッドハイルーフ(PE8W)です。
3枚目の画像については2004年10月の最終型へのマイナーチェンジにより自動車NOx・PM法をはじめに平成15年排出ガス規制(KN-)に適合しない4Ⅿ40型2.8直4SOHCインタークーラターボ付きディーゼルエンジンを搭載するエアロルーフ(PD8W)であれば全高の関係から5ナンバー登録(ディーゼル車は排気量ではなく車体により1/3ナンバー登録と言うことから2000㏄以上でも車体が小型車枠に収まった場合は4/5ナンバー登録)が用意されるPD/PE/PF8W型4WDと平成16年発覚の第2次リコール隠し事件の余波によりロング(PF6/8W型)の廃止をはじめに外装変更を行いPD6W型のみとなって平成17年度に導入された三菱デリカスペースギア3.0V6シャモニーエアロルーフ(PD6W 最終Ⅱ型と思われる)の捜査車両です。
4枚目の画像についてはPD6W型デリカスペースギア最終型でも平成18年1月からの道路運送車両法改正による2006年灯火器基準に対応する2006年モデル(最終Ⅱ型)に一部改良を実施と同時に2005年1月に追加されて好評だった「アクティブフィールドエディション」をメインとした三菱デリカスペースギア3.0V6アクティブフィールドエディションハイルーフ(PD6W 最終Ⅱ型)です。
Posted at 2024/05/12 08:45:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ
2024年05月10日 イイね!

1994年夏乗用RV新車商戦

1994年夏乗用RV新車商戦今回の記事は本日に1993年の東京モーターショーに参考出品されて好評だったトヨタRAV4L/J(SXA10G)の発売、2日後の12日に三菱デリカスペースギア4WD(PD/PE/PF系)の発売から30周年を経過することから1994年度上半期でも6月から7月支給を主にする夏のボーナス(賞与)商戦に向けた5/3ナンバー乗用車登録(8ナンバーのキャンパー仕様も含む)の乗用RV4WD(四輪駆動)商戦を振り返ります。
バブル崩壊の本格化から3年目でも平成6年4月からの民間名義の自家用乗用登録新車に適用される「自動車消費税」の3%(緑ナンバー若しくは官公庁名義とリース・レンタカー用車は乗用登録でも開始時から3% 民間名義の自家用乗用登録新車は平成4年3月までは6% 民間自家用でも1/4ナンバーの貨物車とキャンピングカーなどの特殊車両は8ナンバーは平成元年4月から3%)への引き下げにより昨年度の1993年度に比べて新車販売は盛況で現在ではSUVと言われる5/3ナンバー登録のクロスカントリー4WDをはじめにステーションワゴンやミニバンを含めた3列シートワンボックスワゴンなどのいわゆる「RV(レクレーションナルビーグル)」の割合は大きく高まっていたようです。
トヨタ自動車

夏商戦時には今までの「ランドクルーザー80(J80系)」をはじめに「プラド(J78系)」や「70(J70系)」などの「ランクルファミリー」や「ハイラックスサーフ(N130系)」などのFR縦置きベースでフレームシャシーやピックアップをベースにする本格クロスカントリー4WDとは異なり現在までのクロスオーバーSUVの走りと言っていいセリカGT-FOUR(ST205)と同様のセンターデフフルタイム4WD(トルセンLSDをメーカーオプション設定)を採用するモノコックボディFF横置きベースのライトクロスカントリー4WDのパイオニアとなって5月に発売した「RAV4L/J(SXA10G)」は3ドアのショートボディのみ(1995年5月の2型への改良によりSXA15Gロング追加 オーバーフェンダーワイドトレッドにより3ナンバー登録のタイプGスポーツは1996年秋追加末尾W系)でありながらも都会にも合う洗練されたデザインと当時はアイドルグループ「SMAP」のメンバーで現在は俳優の「キムタク」こと木村拓哉氏をイメージキャラクターに起用したことにより多くの雑誌に積極的な広告を行い若年層をメインに大ヒット、発注から生産-出荷-登録-納車までに数か月と言うことが多くステーションワゴンについては「カルディナステーションワゴン(T195G系)」と「スプリンターカリブ(AE95G)」にしかフルタイム4WDが用意されなかったが特にカルディナステーションワゴン(T190G系)については官公庁向け特販営業の強いトヨタ店とトヨペット店の入札時の落札率の高さから消防指令車に導入が進み「ルシーダ・エミーナ」を含めた「RR15/25系エスティマ系4WD」や「ハイエースワゴン4WD(KZH106W/G系)」などの3列シートのミニバン・ワンボックス系も8ナンバーのキャンピング登録に対応する「シャルム」をラインナップ。
日産自動車

5/3ナンバー登録の乗用RVでも4/1ナンバー登録の商用車ボディ共有派生の車種は多かったが5/3ナンバー登録の乗用専用RVでも3列シートクロスカントリー4WDに乗り遅れたことから夏商戦時の6月にテラノ(D21系)ベースに米国・フォード・モーターでも欧州フォードと共同開発でスペイン・日産モトール・イベリカ製造「ミストラル(R20系 ロング)」を正規輸入開始、4/1ナンバー登録の商用車ボディ共有派生の5/3ナンバー登録の乗用RVについてもお買い得仕様車の発売をはじめに「オーテックジャパン(現日産モータースポーツ&カスタマイズ)」が手掛ける特装車の充実、4ナンバー仕様の「カーゴ」を用意する5ナンバーセミキャブオーバーミニバン「バネットセレナ(C23系 同年6月からセレナに改称)の派生車種の3ナンバーセミキャブオーバーミニバンで同一ボディ貨物登録仕様(1ナンバーカーゴ)を用意しない「ラルゴ(W30系)」に「オーテックジャパン(現日産モータースポーツ&カスタマイズ)」が手掛ける「ウミボウズ(NW/NVW30)」を設定。
本田技研工業
夏商戦時にはEF系と言うことから陳腐化が進んでいたが7月に「ビーグル」が追加されるシビックシャトル4WD(EF5)を除き自社開発RV4WDがなく相互OEⅯ関係だった「いすゞ自動車」の「ミュー(UCS69DW)」のOEⅯの「ジャズ (UCS69DWH)」やビッグホーンロングのOEⅯ「ホライゾン(UBS25/69DWH)」をはじめに「ローバージャパン(現ジャガー・ランドローバー・ジャパン)」が輸入する「ランドローバー・ディスカバリー(LJ系)」のOEⅯの「クロスロード(LJ系)」と「クライスラージャパンセールス(現ステランティスジャパンが引き継ぐ)」が発売する「クライスラー・JEEP」を取り扱ってアメリカンブランドでは初の型式指定輸入自動車となった「チェロキー(7MX)」は大ヒットしたが本格的にホンダがいわゆるRV4WDに対応できたのは実際にはお蔵入りとなったがRVブームで好調の三菱自工に買収される報道も出たホンダの4輪事業のV字回復を果す結果となったアコード(CD系)をベースにするホンダ自社生産初の3列シートミニバンで3ナンバー車の自動車税などの税金が大幅に引き下げられた平成元年の税制改革後も改革後も3ナンバー=税金(昭和同様に車税80000円以上と考える)が高く贅沢と考えていて今までの3ナンバーに関心のないユーザーでもカジュアル志向ということから3ナンバーを受け入れる土壌を創った「オデッセイ4WD(RA2)」以降のようです。
三菱自動車工業

歴代デリカでは4世代目で初のボンネットを備えたセミキャブオーバモデルで4WD車にV20/40系パジェロ譲りのパートタイム4WDの機能をベースにセンタデフを備えたことによりフルタイム4WDの機能も両立させた「スーパーセレクト4WD」の採用をはじめにクラッシュゾーンとなるボンネットを備えたことにより新安全基準に対応した「デリカスペースギア4WD(PD/PE/PF系)」発売をはじめに「パジェロ(V2/4系)」に特別仕様限定車の発売やデリカでも第3世代目でフルキャブオーバモデル「デリカスターワゴン4WD(P25/35W)」も1994/1995年モデルへの改良が行われてRV4WD№1メーカーとしてのラインナップを充実させていたが夏商戦時にはミドルクラス(現在ではCDセグメント以上)以上の4WDステーションワゴンラインナップがなかったようです。
マツダ

夏商戦時には5チャネル作戦の混乱と失敗によるRVブームへの大きい乗り遅れより「プロシードマービー(UV66R)」をはじめに「ボンゴワゴン4WD(SSE/SSF8R)」や「カペラカーゴワゴン(GVER/FR)」の3車種しかRV4WDがなく3車種ともに特別仕様車を用意していましたが巻き返しを図るのはクロノス系ベースでも5ナンバーサイズの「カペラ(CG2系)」発売以降にビッグマイナーチェンジを行いカペラワゴンに移行した秋冬以降です。
富士重工業(現SUBARU)

昨年10月のBG5/7/A/C型へのフルモデルチェンジにより先代のBF3/5/7/A/C型以上にステーションワゴン№1を独走するレガシィツーリングワゴン4WD(BG5/7/A/C型)に山間部の地方都市で人気の高いBF3型Ⅿi/Ti後継のベーシックグレードのEJ18型水平対向4気筒SOHCを搭載する1.8LX(BG3)を追加することをはじめに「インプレッサスポーツワゴン4WD(GF4/6/8/A)」にお買得仕様とスバルテクニカインターナショナル(STI)によるチューニングカー「WRX STiバージョン(GF8改)」を発売することで夏商戦時でもステーションワゴン№1を高めていて6月に軽自動車ベースで唯一の5ナンバー3列シートワンボックス「ドミンゴ」もKK/KS系サンバーベースのFA系にフルモデルチェンジ、当時はGM(ゼネラルモーターズ)系のいすゞ自動車との相互OEⅯ関係を富士重工業(現SUBARU)から本田技研工業と日産自動車に変更した関係からスバルでも同一通称名で販売されたビッグホーンロング(UBS25/69GWS)の販売が1993年9月に終了したことからRVでもクロスカントリー4WDが不在でした。
いすゞ自動車

「ジェミニ」が本田技研製造のドマーニOEⅯ移行後(MJ1/2)のいすゞの乗用車全体の主力車種でISUZURVフラッグシップとして1993年秋のマイナーチェンジ以降人気を高めている「ビッグホーン(UBS25/69GW/DW系)」に「LSフィールドスター(UBS69GW/DW系)」を発売と同時に低金利クレジットを実施、3ナンバークロスカントリー4WDでもカジュアルRV「ミュー(UCS69DWⅯ)」については特別仕様車が8月発売と言うことから夏商戦時は今一つで、いすゞでは最初で最後の自社生産3列シートキャブオーバーワゴンとなった(2代目は日産自動車キャラバンE24系のOEⅯ)「ファーゴワゴン4WD(WFS62DW)」はベースが1980年発売と言うことから極端に陳腐化が進んでいて一般個人ユーザーは少なく取引先を含めた関係者と事業所所在自治体ユーザーがほとんどだったようです。
スズキ
当時は4ナンバーの軽商用バンのみであるが軽自動車クロスカントリー4WDの代名詞「ジムニー」の5ナンバー登録の小型乗用車版「ジムニーシエラ(JB31W)」とエスクード(TA/TD末尾1W系)に特別仕様車を発売。
ダイハツ
小型乗用クロスカントリー4WDの「ロッキー(F300系)」にお買い得仕様車の「マリンライナー」を追加することをはじめに1993年5月のY78W型へのビッグマイナーチェンジによりトヨタOEⅯを除く国内向けダイハツ車では唯一の3ナンバーサイズとなったラガー(F70系)は一部の需要のみでL200系ミラ3ドアセダン4WDのRVモデルの「RV-4(L210S)」は秋商戦となるが9月のL500系へのフルモデルチェンジの関係から94年夏商戦では在庫のみだったと思われる。
マツダ製フォード車を含めた海外ブランド日本向けモデル
1994年夏商戦時に日本国内で正規販売される4WDRVに該当するドイツ系車種はメルセデスベンツ日本が正規販売EクラスステーションワゴンE300 4マチック(124290)をはじめに「ゲレンデバーゲン」の300GEショート(463227)と300GEロング(463228)しかなく1994年5月現在のBMWジャパンとフォルクスワーゲンアウディ日本 (フォルクスワーゲングループジャパン)は4WDRVに該当する車種の正規輸入を行っていかったようです。
夏商戦時のイギリス系はローバージャパンが正規販売を行う「ランドローバー(現在は現ジャガー・ランドローバー・ジャパン)」ブランドのレンジローバー(LH系)をはじめにディスカバリー(LJ系)の安全装備充実と同時に低価格化を実現、特にレンジローバー(LH系)の低価格化は1995年の2代目(LP系)への移行による感謝祭的な販売が大きかったようですが300万円値下げは当時のローバージャパンが行う「フェアプレー政策」の一つとして大きく話題になったようです。

夏商戦時のアメリカ系はクライスラージャパンセールス(現ステランティスジャパンが引き継ぐ)が正規輸入が行う「クライスラー・JEEP」はアメリカンブランドでは初の型式指定輸入自動車となって本田技研工業がディストリビューターでホンダディーラーでも販売を行って大ヒットしたチェロキー(7MX)をはじめにグランドチェロキー(Z系)やラングラー(8C系)の人気も高まっていて、「フォードが日本の道を変える」と言う広告に基づきオートラマ店からフォード店へのチャネル名変更を行ったフォード自動車(日本)(ディストリビューターとディーラー統括はオートラマ 1997年から1999年6月はフォードセールスジャパン 1999年7月以降はフォード・ジャパン・リミテッド 現在は撤退済み VTホールディングス傘下のピーシーアイがフォード・サービス・ジャパンとしてアフターサービスを実施)が販売するRV4WDは米国製のエクスプローラー(FMUX系)をはじめにマツダ製のボンゴワゴン4WD(SSE/SSF8R)の兄弟車の「スペクトロン4WD(SSE/SSF8RF)」とカペラカーゴ4WDの兄弟車のテルスターワゴン4WD(GVERF/FRF)」の3車種を取り扱っていたが3車種ともに大改良前と言うことから値引きと無料オプション多く行っていて、ブロンコなどの型式認定未取得も多い近鉄モータース扱い車種は一部のフォード店(旧オートラマ店)で販売、ヤナセ(現在の輸入元はゼネラルモーターズ・ジャパンに移行)が発売するGⅯ(ゼネラルモータース)のRV4WD車ではアストロAWD(CL14G)をはじめにS-10ブレイザー(CT系)とブレーザーシルバラードのシボレーブランド3車種を正規取り扱い。
イタリア系ではダイハツ・ラガー(F70系)をベースとするが独自エンジンとデザインの「ベルトーネ・フリークライマー」をガレージ伊太利亜が正規販売、フランス系とスウェーデン系ではRV4WDに該当する車種は1994年の夏商戦時には正規輸入されていなかったようです。
今回の冒頭画像については本日にトヨタ自動車から発売されて30周年を経過する現在までのクロスオーバーSUVの走りと言っていいモノコックボディFF横置きベースにセリカGT-FOUR(ST205)と同様のセンターデフフルタイム4WD(トルセンLSDをメーカーオプション設定)を採用する「RAV4L/J(SXA10G Lはカローラ店 Jはオート店 その後のネッツ店)」でも1995年5月の2型への改良により「V」と言われるSXA15G型5ドアロング追加されたトヨタRAV4L V(SXA11G 前期型)です。
Posted at 2024/05/10 14:16:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ
2024年04月29日 イイね!

平成の終焉と令和への改元から5年特別企画 平成1ケタ台に普及した商品(スポーツ系を除く4WD乗用車)

平成の終焉と令和への改元から5年特別企画 平成1ケタ台に普及した商品(スポーツ系を除く4WD乗用車)平成の終焉と令和への改元から5年特別企画 平成1ケタ台に普及した商品(スポーツ系を除くライトRVを含んだモノコックボディの4WD乗用車)です。
国産モノコックボディの四輪駆動車は1970年に富士重工業(現SUBARU)が「スバルff-1」の4ナンバーライトバン仕様をベースに東北電力の要請により日産・ダットサンブルーバード(510系)のリアアスクルを取り付ける形が最初で1974年に「レオーネ(1971年発売 A2/6系 ライトバン4WDは1972年発売)」のセダン(厳密にいえばサッシュレスドアのピラードハードトップ)に量産乗用車世界初の4WDを発売、1979年にAB/AF/AM系へフルモデルチェンジ、1981年のツーリングワゴン(AJ系)の発売によりトヨタ自動車が1982年にスプリンターカリブ(AL25G ターセルベース)を発売、1984年のレオーネのAA/AG/AL系へのフルモデルチェンジに対抗して三菱自動車工業がコルディア・トレディア(A200系)に国産横置きエンジンでは初のパートタイム4WD(A213G)を追加しました。
1985年にマツダが「ファミリア」のBF系へのフルモデルチェンジに国産では初のセンターデフ(プラネタリーギア方式)を備えるフルタイム4WD(BF末尾R系 オートラマで販売される日本フォード・レーザーはBF末尾RF系)の発売を皮切りに「フルタイム」と言われる常時またはシリコンオイルを要する「ビスカスカップリング」のラグにより前後駆動切り替えを行う「スタンバイ」と言われるドライバーによる切り替え操作を不要とした前輪駆動横置きエンジンベース車を主とする4WD乗用車のラインナップが拡大、当初は3ペダルのMTのみの車種が多かったが「ブルーバード(RNU12)」から採用される日産自動車のセンターデフフルタイム4WD「ATTESA」をはじめにスパイクタイヤによる粉塵問題を八端としたスパイクタイヤ及び粉塵防止法の成立に合わせるように4WD2ペダルATのラインナップ拡充して4WD2ペダルATのラインナップは積雪地では必需と言えるようになって平成特に1990年代に入ってからは現在のクロスオーバーSUVの走りと言えるライトRVのシェア拡大により4WD2ペダルATの一般化が進みました。
スタビリティコントロールやトラクションコントロールにより二輪駆動車でも凍結路の走行アシスト機能が供えられた現在でも「4WD」や「AWD」と言われる総輪駆動は凍結積雪地での走行をはじめに販売拡大に必要な機構の一つで特に北海道では車両購入時に4WDの機能で選ぶユーザーが多く現在ではハイブリッドなどの電動走行機搭載車ではプロペラシャフトを廃した「電動モータ4WD」が増えていますが現在でも積雪凍結地のではプロペラシャフトを有する電子制御を含めた機械式4WD/AWDが高く信頼されているようです。
今回の画像については消費税導入と同時に3ナンバー車の税金を引き下げた税制改革とマツダ5チャネル作戦の象徴と言われるクロノス兄弟の一員の3ナンバーサイズのDセグメントカー(現在ではCDセグメントに相当)「クロノス(GE系)」のアンフィニ店(現マツダアンフィニ店 一部地域のみ)取り扱い5ドアハッチバックセダン版で海外では「626」として販売されて前身のカペラ(GD末尾R系)同様にビスカスLSD付きセンターデフフルタイム4WDが採用されて3ナンバー4WDのラインナップがまだ少ないことから凍結積雪地で台数の出たマツダアンフィニMS-62.0タイプFフルタイム4WD(GESR 1992年10月以降のⅡ型)と思われる。
Posted at 2024/04/29 15:54:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ
2024年04月01日 イイね!

今年度に発売30周年の車

今年度に発売30周年の車今回の記事については今年度に発売30周年を経過する1994年度(平成6年度)と言われる1994年4月から1995年3月までにフルモデルチェンジをはじめにブランニューモデルや派生車種により日本国内で発売された乗用新車発売年表です。
1994年(平成6年)
4月 国産車 無し
輸入車
5月 
国産車 RAV4L/J (SXA10G) トヨタ自動車

デリカスペースギア (PD/PE/PF系) 三菱自動車工業
サニールキノ (B14系) 日産自動車
シャレードソシアル (G200系) ダイハツ工業
輸入車 マスタング (1FA4P/TP系 クーペとコンバーチブルを用意)フォード自動車(日本) (ディストリビューターはオートラマ 1997年から1999年6月はフォードセールスジャパン 1999年7月以降はフォード・ジャパン・リミテッド 現在は撤退済み VTホールディングス傘下のピーシーアイがフォード・サービス・ジャパンとしてアフターサービスを実施)
6月 国産車  ドミンゴ (スバル FA系) 富士重工業 (現SUBARU)
ファミリア(セダン・ネオ BHA系) マツダ
レーザー (4ドアセダン・3ドアハッチバッククーペ BHA末尾F系) フォード自動車(日本) (製造元はマツダ オートラマ扱い 1997年以降はフォードセールスジャパン 現在は撤退済み VTホールディングス傘下のピーシーアイがフォード・サービス・ジャパンとしてアフターサービスを実施) 
輸入車 
モンデオ(WF0系 セダン・ワゴン) フォード自動車(日本) (ディストリビューターはオートラマ 1997年から1999年6月はフォードセールスジャパン 1999年7月以降はフォード・ジャパン・リミテッド 現在は撤退済み VTホールディングス傘下のピーシーアイがフォード・サービス・ジャパンとしてアフターサービスを実施)
ミストラル (R20系 ロング) 日産自動車 (スペイン・日産モトール・イベリカ製造)
7月 国産車 カムリ・ビスタ (V40系 ビスタは車検証上同一型式で4ドアピラードハードトップとフルプレスドアセダンを用意) トヨタ自動車
輸入車 
8月 
セフィーロ (A32系) 日産自動車
カペラ (CG2系) マツダ 

テルスターⅡ (CG2末尾F系)  フォード自動車(日本) (製造元はマツダ オートラマ扱い 1997年以降はフォードセールスジャパン 現在は撤退済み VTホールディングス傘下のピーシーアイがフォード・サービス・ジャパンとしてアフターサービスを実施) 
輸入車 
9月 国産車 AZワゴン(CZ/CY系) マツダ (発売元はオートザム CT/CV系ワゴンRのOEⅯ スズキ製造)
ファミリアワゴン (Y10末尾Ⅿ系) マツダ (日産自動車 Y10系ADワゴンのOEⅯ 製造元日産車体)
ターセル・コルサ・カローラⅡ(L50系 ターセル・コルサは4ドアセダンも用意) トヨタ自動車
ミラ (L500系) ダイハツ工業
セリカコンバーチブル (ST202C) トヨタ自動車 (車体は国内製であるがコンバーチブル部分は米国ASC社が架装)
輸入車 フェラーリF355 (F355系) コーンズアンドカンパニーリミテッド(現在はフェラーリジャパン)
ルーテシア (57系) フランスモーターズ (その後のルノージャポンが継承 輸入再開)
10月 国産車 セルシオ (UCF20系) トヨタ自動車

オデッセイ (RA1/2) 本田技研工業

FTO (DE系) 三菱自動車工業
輸入車 

7シリーズ (E38系) BMWジャパン

ラグナ (ルノー 56系)フランスモーターズ (2000年からはルノージャポン)

オメガ (オペル XF系)ヤナセ (その後GⅯグループジャパン 現在のオペルの権利はステランティスグループが保有)
ZXクーペ(N2LF) シトロエン・ジャポン (ディストリビューターは西武自動車販売とマツダ・ユーノス事業 1996年から新西武自動車販売とマツダ  現ステランティスグループジャパン)
11月 国産車 アルト (H#11系)スズキ

輸入車 600(RHF系) ローバージャパン  
12月 国産車 
ラシーン(RB14系) 日産自動車
パジェロミニ (H50系) 三菱自動車工業
インプレッサリトナ (スバル GC系) 富士重工業 (現SUBARU)
輸入車 
1995年 
1月 国産車 プロシードレバンテ (T#末尾1系) マツダ (スズキ製造 T#末尾1系エスクードのOEⅯ)
スカイラインGT-R (BNCR33) 日産自動車
カルタスクレセント4ドア・3ドア(G#S系) スズキ

ディアマンテ (F30/40系) 三菱自動車工業
パルサー4ドアセダン・3ドアハッチバック (N15系) 日産自動車
プレセア (R11系) 日産自動車
輸入車 サフラン (54Z7X) フランスモーターズ (その後のルノージャポン)
400トゥアラー(XWD16W) ローバージャパン
クーペフィアット(175A系)フィアットアンドアルファロメオジャパン (現ステランティスジャパン)
ゴルフカブリオ (1EADYK) フォルクスワーゲンアウディ日本 (フォルクスワーゲングループジャパン)

2月 国産車 インスパイア・セイバー(UA1/2/3 UA3型3.2V6は1995年度発売) 本田技研工業
輸入車 3シリーズコンパクト (E36/5/認可型式はCG18) BMWジャパン
ZXブレーグ(N2LFW)シトロエン・ジャポン (ディストリビューターは西武自動車販売とマツダ・ユーノス事業 1996年から新西武自動車販売とマツダ 現ステランティスグループジャパン)
3月 国産車 無し
輸入車 
エクスプローラー4ドア/3ドア (1FMXU) フォード自動車(日本) (ディストリビューターはオートラマ 1997年から1999年6月はフォードセールスジャパン 1999年7月以降はフォード・ジャパン・リミテッド 現在は撤退済み VTホールディングス傘下のピーシーアイがフォード・サービス・ジャパンとしてアフターサービスを実施)
106(S10系)  インチケープ・プジョー・ジャパン (現ステランティスグループジャパン)
1994年度は前年以上にバブル崩壊が本格化しましたが平成6年4月から民間名義の自家用乗用登録新車に適用される「自動車消費税」が今までの4.5%から3%(緑ナンバー若しくは官公庁名義とリース・レンタカー用車は乗用登録でも開始時から3% 平成4年3月までは6%)への引き下げられ1993年度(平成5年4月から平成6年3月)に比べて国産車は42車種をはじめに輸入車22車種や日本メーカー海外生産車1車種の65車種が発売されて昨年度同様に基幹車種のフルモデルチェンジが行われ平成8年からの特定フロン(CFC R12)冷媒採用エアコン・クーラー・冷蔵庫の製造禁止と自動車消費税の3%化により新冷媒(HFC R134a)エアコンの標準化が進み平成6年4月(1994年 輸入車は平成7年4月 1995年)からの道路運送車両法保安基準改正により平成6年4月1日以降の型式認定車(平成8年1月以降の継続生産車は1995年12月31日まで 輸入車は平成9年3月または平成11年3月まで)には50㎞前後正面フルラップ衝突実験をはじめにサイドドアビームや後席右左ELR3点式シートベルトとシートベルト警告灯を義務付けた「1994年/1996年国内新安全基準」の適合が義務化されたことにより「新安全基準」や「北米側面基準適合」と言った衝突安全性能に対する関心が高まり、今までメーカーオプション設定だった運転席SRSエアバッグの標準装備化(助手席エアバッグはメーカーオプション設定が多数)が進み5ナンバーサイズの小型乗用車でも衝突安全性を高めた車種の発売が進んだが1992年度後半以降の発売車種ではすべて当てはまる話ですがバブル崩壊のコストダウンにより内装の質が低下した車種が多いことから販売の低迷が続いた車種も多くこの世代でモデルサイクルを終えた車種も多かったようです。
海外メーカーについても円高によりローバージャパンの「フェアプレー政策」やフォード自動車(日本)・オートラマのオートラマ店からフォード店へのチャネル名変更時に「フォードが日本の道を変える」と言う広告により昨年度以上の「外車の価格破壊」によるシェア拡大が進み量産国産車同様に完成検査証有効期限であれば書類審査で登録できる型式指定輸入自動車の拡充により輸入車のシェアが拡大しました。
当時、大きくシェアを獲得したクロスカントリー4WD(SUV)やステーションワゴンとミニバンなどのRV車については1994年5月にトヨタ自動車が現在までのクロスオーバーSUVの走りと言っていいモノコックボディFF横置きベースのライトクロスカントリー4WD「RAV4L/J(SXA10G)の発売をはじめに三菱自動車工業が歴代デリカ初のクラッシャブルゾーン大きく確保した新安全基準対応のセミキャブオーバーボディを採用した「デリカスペースギア(PD/PE/PF系)」の発売や6月に日産自動車がD21系テラノをベースにスペイン・日産モトール・イベリカ製造「ミストラル(R20系 ロング)」の正規輸入開始と10月に1991年の本田宗一郎氏の死後のバブル崩壊期にRVブームへ乗り遅れたことによりクライスラー系で現在はステランティスN.V.の一部ブランドとなった「JEEP」をはじめに当時はローバーグループで現在ではインド・タタモーターグループとなった「ランドローバー」やいすゞ自動車のRVをOEⅯで取り扱ってRVブームに対応した本田技研工業がアコード(CD系)をベースにするホンダ自社生産初の3列シートミニバンで4輪事業のV字回復を果す結果となったと同時にRA1/2型オデッセイ発売2か月近く前の8月に日産自動車が発売した海外では「マキシマ」として販売されることからC33系ローレルとプラットフォームを共有するA31系のFR縦置きと異なりJ30系マキシマ同様のFF横置きが採用されたがカジュアル志向の3ナンバーとして評価された「セフィーロ(A32系 1997年のマイナーチェンジ後にWA32系ワゴンを発売)」同様に3ナンバー車の自動車税などの税金が大幅に引き下げられた平成元年の税制改革後も改革後も3ナンバー=税金(昭和同様に車税80000円以上と考える)が高く贅沢と考えていて今までの3ナンバーに関心のないユーザーでもカジュアル志向ということから3ナンバーを受け入れる土壌を創った「オデッセイ(RA1/2)」の大ヒットでRVはバブル崩壊のコストダウンとデザインの画一化が進みRVブーム後人気の低迷が続いたセダンを超えてファミリーカーの主流となって同時に海外メーカーもクロスカントリー4WDやステーションワゴンと言ったRVを拡充させました。

Posted at 2024/04/01 07:17:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ
2024年03月23日 イイね!

ホンダセダン三選

ホンダセダン三選今回の記事は今月に11代目にフルモデルチェンジした「アコード(CY系 北米では2022年発表で2023年発売 日本国内仕様はCY3型 タイ生産の輸入車ということで車検証上車名はホンダオブタイランド 発売は令和6年であるがサンプル輸入と型式認可は令和5年)」発売記念として4ドアピラードハードトップや5ドアハッチバックセダンを含めた個人的に評価したクリオ店(2006年に全車種販売によりホンダカーズに移行)取り扱いを主にするホンダ・アキュラセダン(サルーン)三選を特集します。
ホンダ(本田技研工業)のセダンについては北米向けプレミアムブランド「アキュラ」で販売された車種を含めて「レクサス」を含めたトヨタ自動車や「インフィニティ」を含めた日産自動車をはじめに「メルセデスベンツ」や「BMW」と「アウディ」と言ったドイツ系ジャーマンプレミアム系のセダンに比べて日本国内の市場では一部を除き地味な車種が多かったがFF(前輪駆動)でありながら重量バランス改善のために前輪車軸後ろに縦置きでエンジンとトランスミッションを搭載すると同時にオイルパンをドライブシャフトに貫通させる「FFミッドシップレイアウト」をはじめに全方位の実車事故を想定した「全方位安全設計ボディ」、2020年代には将来的な「CASE」の一つである自動運転化対応の一つで高速道路や自動車専用道路でハンズオフ運転を可能とする条件付きの自動運転機能「レベル3」に対応する「Honda SENSING Elite(ホンダ センシング エリート)」などエポックメイキングな技術も多かったと思います。
第3位 アコード(CD系)

歴代アコードでは第5代目モデルで北米生産モデルの一部(CB7/9)のみ3ナンバーだった先代4代目(CB系)のコンポネーツを流用しながら全車3ナンバー化により世界でも厳格な安全対策への対応をはじめに今回の記事では除外となる北米生産のワゴン(CE1/CF2)に比べて地味なモデルでしたが後期型2.2SiiR(CD6)の1996年以降に「JTCC(全日本ツーリングカー選手権)」への出場により走りの高さが評価されたと同時に1991年の本田宗一郎氏の死とバブル崩壊期のRVブームへ乗り遅れたことによりクライスラー系で現在はステランティスN.V.の一部ブランドとなった「JEEP」をはじめに当時はローバーグループで現在ではインド・タタモーターグループとなった「ランドローバー」やいすゞ自動車のRV(1993年秋以降からいすゞが扱うセダン型はホンダのOEⅯ CD系アコードはCJ1型アスカとして販売)をOEⅯで取り扱ってRVブームに対応したホンダ自社生産初の3列シート車で4輪事業のV字回復を果す結果となったホンダ自社生産初の3列シート車「オデッセイ(RA1/2)」のベースになったモデルです。
第2位 コンチェルト (ⅯA1/2/3)


4代目シビック(EF系)をベースに当時のホンダの業務提携先である英国「ローバー・グループ(旧オースチン・ローバー あとはMGローバー 現在は分離により消滅)」との共同開発で「400/200(XWD/XW系)」と兄弟車のCセグメントクラス(現在ではBCセグメントに相当)で4ドアノッチバックと5ドアハッチバックの2種類が用意されて「3チャンネルデジタル制御4-ALB(ABS)」と4WDを統括制御する「イントラック4WD」がⅯA3型4ドアセダンに用意されましたが前期Ⅰ型発売時は物品税時代(平成元年3月まで)でも1600㏄で200万円以上の価格は高価と言われました。
第1位 レジェンド (KA7)


北米では「アキュラ」で「アキュラ・レジェンド」として販売されたフルサイズに迫るEFセグメント(現在ではEセグメントに相当)フラッグシップ「レジェンド」の第2世代目モデルで全車3ナンバー化と同時にCB5型アコードインスパイア・ビガーに先行採用された前輪駆動でありながらエンジンとミッションを縦置き配置する「FFミッドシップレイアウト」と実車衝突を想定した前後の衝撃吸収構造をはじめに高剛性キャビンとアンダーフレームを備えた高剛性新骨格ボディ構造をはじめに側面衝突に備えたボディ構造とサイドドアビームを備えた「全方位安全設計ボディ」と日本車初の助手席をはじめとするデュアルエアバッグのメーカーオプション設定(改良により一部を除き標準化)や前席プリテンショナー機能付き3点シートベルトなどの安全装備が採用されたと同時に数か月後発売のKA8型クーペを含めて長く愛用するユーザーが多かった思います。
今回の冒頭画像については厳密にいえば英国「ローバー・グループ」が開発するローバー車ですが当時のホンダの業務提携先である英国「ローバー・グループ(旧オースチン・ローバー 1994年から2000年まではドイツ・BMWが筆頭株主 さらにあとはMGローバー 現在は分離により事実上消滅)」がホンダの4輪欧州生産拠点「英国・スウィンドン工場(2021年閉鎖)」で生産される「アコード(CB系スキンチェンジ版 日本では同一デザインのサッシュレスの4ドアピラードハードトップセダン版をアスコットイノーバとして販売)」をベースにするローバーブランドのDEセグメントサルーン(現在ではCセグメントに相当)で1993年に欧州向けの発表が行われて日本国内仕様については1994年11月からローバージャパンにより正規輸入が開始されて当時の円高により内外価格格差是正の「フェアプレー政策」により好調だったローバー600(RHF20型620SLiと思われる)です。
Posted at 2024/03/23 16:26:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 90年代の車 | クルマ

プロフィール

「11月22日午後 http://cvw.jp/b/344557/48778836/
何シテル?   11/22 17:07
最近の車と1980年代から1990年代の車を主力にしたブログです。                    たまには、生活についても触れたいと思っています。 ...
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