2023年01月13日
007のマティーニ 2
お酒に関する事書きますので、
興味の無い方、嫌いな方は、
スルーして下さい、
お願い致します。
やる事があるのを忘れてて焦ったし、
表に次々と女性が通った。
京セラドームは関ジャニだが、
まあ、私の店は関係無いので(笑)
えーと、そう「ダニエル・クレイグ」版の、
007シリーズだが、驚くほど、
ワイルドなジェームスボンドで、
どことなく「スティーブマックイーン」と、
重なるのは、私だけだろうか、
その「ダニエル・クレイグ」が、
飲む「ヴェスパー・マティーニ」だが、
レシピは、こうである。

これは原作者「イアン・フレミング」考案の、
カクテルだが、実は銘柄の指定もある。
右から「ゴードン ジン」
真ん中が「スミノフ ウォッカ」
そして、左が「リレブラン」なのだが、
本来は「キナリレ」を使うのだが、
それが、終売となったので、
今は「リレブラン」
ジンが3に対して、ウォッカが1
キナリレは0,5となり、
シェーカーが凍り付くまで、
シェイクすると言う事も書かれている。

もっと、凍り付かせる事は可能だが、
あまりやると指先がくっつくので、
と、最後にレモンピール(皮)を、
入るのだが、劇中ではツイストと言って、
クルクルと巻かれた物が、
入っているが、
いや、これは、どう考えても、
こうだろうと、私は思う、

で、このカクテルだが、
作家の「東里夫」(ひがし みちお)さんが、
こう書かれている。
ジンはイギリス、ウォッカはロシア、
キナリレはフランス、
まあ、原産国なのだが、
それを、シェーカーが凍り付くまで、
これは、冷戦を表していると、
では、アメリカが無いではないか、
それが、レモンピールで、
サンキストレモンでは?と、
だが、これは、惜しい間違いだと、
私は思う、既に、
この三本で、イギリス、ロシア、フランス、
そして、アメリカが入っている。
まずは、ゴードンジンだが、

これは、ジンで初めて王室御用達を得た。
そして、スミノフも皇帝御用達だった。
キナリレに関しては詳しくは、
解らないが、ポイントはスミノフである。

先ほど、皇帝御用達と書いたが、
その栄光があだになる。
ロシア革命である。
皇帝と近しい関係にあった。
スミノフ一家は、フランスに亡命する。
そして、フランスで、
細々とウォッカを造っていたが、
その名声は高く、詳しくは省略するが、
アメリカが買いに来る。
買うと言っても、製造方法、
商標登録一切である。
その後、スミノフはアメリカで、
造られてる。ロシアと思ってたのでは?
これは、ロシア生まれのアメリカの、
ウォッカである。
最近は、韓国工場も出来たので、
日本向けのスミノフの裏には、
原産国 韓国となっている。
で、先ほどのレモンピールだが、
私は、これは太陽を表していると思う、

冷戦の雪解けを願う、
「イアン・フレミング」の、
平和への祈りのカクテルだと、
と、最後にワンポイント、

左が、一般的な日本のBARで使うグラスで、
90mlなのだが、右が、イギリスの、
ブリティッシュサイズのカクテルグラス、
5オンスなので、1オンス約30ml
まさかの150ml
設定では、ボンドはこのカクテルを、
6杯飲んで、仕事に掛かるって、
死ぬか、吐く(笑)
まあ、確かに海外の方は、
日本人とはけた違いにお酒に強いが、
6杯は、流石に・・・
では、カクテルグラスを良く見て欲しい、

チヤチャラチャ・・・(007のテーマ)
では、お別れの時間が来ました。
さいなら、さいなら、さいなら(笑)
又、暇な時に書きますね!
※お酒に関しての資料は、
年々変わります。今は、そうだとしても、
数年後は、新しい解釈、新事実が、
現れる事をお忘れなく、
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Posted at
2023/01/14 00:31:58
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