
カロスポ納車から約7ヶ月が経ちました。
納車当初から思うことがあり、それは。。。
「ファイナルのギア比(最終減速比)が悪すぎる」ということです。
1200ccのダウンサイジングターボ車ということもあり、パワーは結構控えめ(116ps)なんですが、一度走り始めるとシャーシや足回りの完熟度が非常に高く、車重が1300kgもあるにも関わらず走っていてそれほど非力さを感じさせません。
唯一にして最大の欠点だと思っている、ファイナルのギア比を除いては非常に良く走るイイ車だと思っています。
なぜこんなにもっさりした走りになるのかと、調べていくとどうやら欧州仕様と国内仕様とでファイナルのみギア比が変更されている(1~6速のギア比は世界共通)と知りました。
欧州:5.045
国内:3.944
差にして1.1010
欧州仕様に比べて約28%ものハイギアード化がされているようです。
欧州仕様と合わせずにこのギア比に調整された背景は分かりませんが、恐らく高速走行の際に燃費を稼ぐためだろうと勝手に思っています。
実際に普段走っていて思うのは、
①右左折時の車速に合わせたギア選択が難しい
②エンジンブレーキの効きの悪さ
③定速走行からの再加速の際のもたつき
④6速ギアを使う出番がほぼゼロ
主にこの4点ですかね。
まず①について
これは本当にストレスなんですが、低速走行時は1速以外のギアではほとんど加速しません。
教習所では「車が少しでも動いていれば、交差点は2速で曲がる」ように教えられたと思いますが、カロスポでは通用しません。
たとえ10km/h程度出ていたとしても、加速はおろか場合によってはノッキングするので1速に落とす必要があります。。。
ほとんど通行量のない交差点をのんびり曲がる場合は2速でトロトロ走れますが、交通量が多いところではそんなのんびりしていられない状況が多いと思います。
以前ネットで分かりやすい表現を見つけましたが、「自分が思っているより1段上のギアで走っているような感覚」です。
そう考えると、10km/h程度でトロトロ進んでいる時に3速で交差点は曲がりませんよね。
次に②について
これも結構困っていることなんですが、この車エンジンブレーキがあんまり、というか全然効きません。
山間の道で勾配がきつめの長い下り坂に差し掛かった時、特にMT車乗りの方はごく自然にシフトダウンをしてエンジンブレーキを効かせて速度を保とうとしますよね。
……ギア比が高すぎるので、2速でもグングン速度が上がっていってしまいます。
さすがに50や60km/hで走っている時に1速には入れたくないので、結局フットブレーキで調整します。
長い下り坂などに差し掛かると、結構嫌ですこれ。
次に③について
これはpivotのスロコンを導入したことでかなり改善はしましたが、結局はコンピュータをだましているだけなので、根本的な解決にはなっていません。
スポーツモードはスロコンの特性に似ていますが、逆にアクセルの入力に対して過敏になりすぎるので普段使いには結構気を遣います。
加速がもたつくのが分かっているので、最近は定速走行時もなるべく2000rpmを下回らないようにギア選択しています。
一般道の60km/h制限くらいの道路では5速は必要なくなりました。。。
最後に④について
最近では高速道路以外は5速すらほとんど出番がないんですが、私の走り方では6速は本当に出番がありません。
基本的に私は高速ではACCを90~110km/hに設定して走っているので、5速で十分、6速ではむしろちょっとした上り坂でも失速してしまいます。
平坦路もしくは下り坂では出番もありますが、だいたい下り坂は上り坂とセットなので。。。
とまぁこんな感じで不満を感じております。
私の中では「すべてはファイナルギアのせい」と思っているのですが、もしギアを組み替えられる機会があれば、よりローギアードのものに組み替えたいと考えているところです。
そもそもなかなかそんな絶好の機会はなさそうですが…。
もしファイナルを組み替えるようなことがあれば、しっかりレビューしたいと思います。(マネされる方はほとんどいないかと思いますが笑)
Posted at 2023/02/21 11:39:49 | |
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カロスポについて思うこと | 日記