CAR MATE / カーメイト 傘入れ カーボン調 / DZ280  

　世界の中心で「傘ホルダーがほしい！」と先日叫んだわたくし、ついに昨日、念願を叶えてまいりました！
　わざわざ遠くのスーパーに買い物に行き、その途中で「ちょっとカー用品店に寄ってもいいかな？」と家族に圧をかけてまで手に入れたかったこの傘ホルダーを、いよいよ取り付けてみましたので、レビューを書いていきたいと思います！

　傘ホルダーの重要性・必要性については先日書いた通り、運転席側から傘を持ち込みたい＆運転中に傘がすっ飛んでいく悲劇を回避したい、という強い思いがありまして、このCarmateのDZ280には大きな期待を背負わせていたのですが、結論から申し上げますと期待よりやや上、という感じでした。ただし、「ものすごくイイ！」という感じではなく「満足しているけど気になる点もないではない」という感じでしたので、その点どうかご了承ください。
　また、本日は飛び上がって喜びたいほどの快晴ですので、実際に雨天時に使ってみるとまた違った感想になるかもしれません。

　さて、前置きはこのくらいにしておいて、まずは開封。シンプルに、本体と固定用プレートが封入されています。この固定用プレートがなかなか優れものでして、運転席のヘッドレストのポールに通して本体を固定するためのものなのですが、その固定位置を運転席のドア側（側面側）か後部座席側（背面側）かを選択できるようになっているのです。これは好み…というか使用目的によって取り付け位置が異なると思うのですが、私はこの傘ホルダーを運転席側から差し込むために購入しましたので、迷わず側面側に本体を取り付けました。
　続いて、実際に傘を差し込んでみます（今回は一般的な紳士傘で、長さ65㎝のものを使用しています）。アテンザセダンの運転席のシートとドアの隙間のスペースはかなり狭く、傘をスッと差し込むには難儀するだろうな…と事前に考えておりましたが、意外や意外、割とすんなり奥まで差し込めます。

　そして、傘を差し込んだ状態で乗り込み、シートベルトを締めて…締めようと…締めたかったのですが、ここでドアと座席のスペースの狭さに苦しめられることになりました。シートベルトが非常に取りにくい…。傘をスムーズに差し込むことができた時点では相当満足していたのですが、ここで躓くか…！
　ただし、この躓きを乗り越える術は残されています。ひとつ目は、傘ホルダー本体を後部座席側に押し、シートベルトを取りやすくできる程度には可動する構造ということ、ふたつ目は、たとえどんな豪雨であっても車に乗り込んでしまえばもうそれ以上濡れる心配はないわけですから、シートベルトの一つや二つ、どっしり構えて悠々と締めてから発進したらよろしい、という心構えです。
　そもそも運転席側から傘を差し込みたい（後部ドアを開け閉めしている間に濡れるのは勘弁）という目的で購入したのですから、シートベルトの締めにくさには目を瞑っておくことにしました。

　あと良かった点・気になる点は…箇条書きしてみると、
①カーボン調・シルバーパイピングの本体の造りが非常に良く、車内の雰囲気を壊さない
②ジュニアサイズ・折り畳み傘もちゃんと収納できる
③最大5本まで収納できる容量。うちは4人家族なので大変助かる！
⑤反面、1本しか収納していない時は傘がブラブラしがち
⑥そのため、運転中、傘がカタカタいわないか不安
⑦マジックテープ式なので片手では収納しにくい（マグネット式の方が便利かも）
⑧溜まった水の捨てやすさは未知数
⑨ブラブラ防止ストッパーの使い勝手は微妙
…といったところでしょうか。

　何はともあれ、繰り返すようですが当初の目的（運転席側から傘を差し込める・車から出るときにパッと取り出せる・運転中傘がすっ飛んでゆくのを防ぐ）は果たせたわけですし「期待通り～期待よりやや上」という印象です。実際に雨天時に使用したわけではないので今後評価が変わるかもしれませんが、ひとまず現状では買ってよかった一品と言えます。

　…というわけでレビューは以上です。
　私と同じようなお悩みを抱えていらっしゃる方の参考になれば幸いです！