
リアブレーキの整備が完了したので、試走を兼ねてサスセッティングを変えて走ってみることに。
前後サスの調整によって、どれほどの違いがあるのか感じてみたかったので、あえて乗りにくそうなセッティングにしてみようと考えた。
今回のセッティングは、ややハード。全てをMAXハードにしたのでは、あまりにも乗りにくそうだったので、普通に乗れる範囲でのMAXハードをイメージしてセッティングした。
これまでの調整経過は概ねこんな感じ。
標準 → ソフト → ハード (詳細は以下のとおり。)
フロント
タイヤ空気圧
225 → 200 → 210 → 225(kPa)
プリロード(8/8)
6段目 → 7段目(弱) → 5段目(標準+1)
伸び側減衰力(4/4)
2段目 → 1段目(弱) → 3段目(標準+1)
リア
タイヤ空気圧
250 → 225 → 250(kPa)
プリロード(7/7)
3段目 → 2段目(弱) → 4段目(標準+1)
伸び側減衰力(20/20)
最強から8段目 → 15段目(弱) → 6段目(標準+2)
圧側減衰力(20/20)
最強から10段目 → 15段目(弱) → 8段目(標準+2)
プリロードの変更により姿勢がやや高くなった。しかし、ライディングブーツの両踵が付く程度なので、ぎりぎり不安なく乗れる範囲だ。
走り出してすぐに感じたのは、サス動作初期の不安定な感覚が減少したことだ。フワフワした感じがなくなり、シャキッとした乗り味になった。また、交差点やUターンでの旋回性がかなり良くなった。思ったとおりのラインをトレースしている感じだ。
何はともあれリアブレーキの効きが格段に良くなったので、全体的に運転が楽になったと言える。
休憩中、各部の発熱具合を手で触れて確認した。前後のタイヤは人肌の温もり。気になるブレーキの発熱は、やはりフロントのローターが左右とも冷えていたのに対し、リアは風呂の湯温くらいまでに上がっていた。ブレーキパッドがローターと接触している状態で走行していることを考えれば、引きずりが解消したとは言え、この程度の発熱は仕方のないことなのかも知れない。
これでTRX850の気になるところの整備は一段落した気配だ。帰り道、レインボーブリッジからの眺めをチラ見しながら走行を楽しむとしよう。
メモ:
Fサスのストローク Max-1G=85.5㎜
〃 ロアーブラケット-Max=36.0㎜
Posted at 2022/10/29 17:43:57 | |
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