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2022年10月29日 イイね!

TRX850 サスセッティング③

TRX850 サスセッティング③リアブレーキの整備が完了したので、試走を兼ねてサスセッティングを変えて走ってみることに。



前後サスの調整によって、どれほどの違いがあるのか感じてみたかったので、あえて乗りにくそうなセッティングにしてみようと考えた。

今回のセッティングは、ややハード。全てをMAXハードにしたのでは、あまりにも乗りにくそうだったので、普通に乗れる範囲でのMAXハードをイメージしてセッティングした。


これまでの調整経過は概ねこんな感じ。
標準 → ソフト → ハード (詳細は以下のとおり。)

フロント
タイヤ空気圧
 225 → 200 → 210 → 225(kPa)

プリロード(8/8)
 6段目 → 7段目(弱) → 5段目(標準+1)

伸び側減衰力(4/4)
 2段目 → 1段目(弱) → 3段目(標準+1)


リア
タイヤ空気圧
 250 → 225 → 250(kPa)

プリロード(7/7)
 3段目 → 2段目(弱) → 4段目(標準+1)

伸び側減衰力(20/20)
 最強から8段目 → 15段目(弱) → 6段目(標準+2)

圧側減衰力(20/20)
 最強から10段目 → 15段目(弱) → 8段目(標準+2)



プリロードの変更により姿勢がやや高くなった。しかし、ライディングブーツの両踵が付く程度なので、ぎりぎり不安なく乗れる範囲だ。

走り出してすぐに感じたのは、サス動作初期の不安定な感覚が減少したことだ。フワフワした感じがなくなり、シャキッとした乗り味になった。また、交差点やUターンでの旋回性がかなり良くなった。思ったとおりのラインをトレースしている感じだ。

何はともあれリアブレーキの効きが格段に良くなったので、全体的に運転が楽になったと言える。

休憩中、各部の発熱具合を手で触れて確認した。前後のタイヤは人肌の温もり。気になるブレーキの発熱は、やはりフロントのローターが左右とも冷えていたのに対し、リアは風呂の湯温くらいまでに上がっていた。ブレーキパッドがローターと接触している状態で走行していることを考えれば、引きずりが解消したとは言え、この程度の発熱は仕方のないことなのかも知れない。

これでTRX850の気になるところの整備は一段落した気配だ。帰り道、レインボーブリッジからの眺めをチラ見しながら走行を楽しむとしよう。


メモ:
 Fサスのストローク Max-1G=85.5㎜
  〃  ロアーブラケット-Max=36.0㎜
Posted at 2022/10/29 17:43:57 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年10月28日 イイね!

リアブレーキの引きずり解消!

リアブレーキの引きずり解消!
リアブレーキのオーバーホールが済んだので、ブレーキフルードの注油とエアー抜きを行った。



作業前のリザーバータンクは空っぽ。



新しいフルードを入れてエアー抜き開始。



8㎜のレンチをブリードスクリューにはめて、中が見えるチューブをブリーザーにセットする。途中でフルードの減り具合を見て、フルードを足しながらエアー抜き作業を行う。



ブレーキペダルを踏んだままブリードスクリューを向かって半時計方向に回しブリーザーを開けて、すばやく閉めてブレーキペダルを踏む。これを繰り返すとしばらくはエアーばかり出てくるがやがてフルードが出始める。



2ポットなので、表裏ともこの作業を行った。



エアー抜きが一段落したので、サイドスタンドを掛けたままリアサスの下にジャッキを滑り込ませ、後輪を少しだけ持ち上げてホイールを回転させてみた。軽くスルスルと回った。ホイールを回転させつつブレーキペダルを踏んだり放したりを繰り返してみる。



エアー抜きが終わったらリザーバータンクのキャップガードを装着して、



リザーバータンクをボルトで固定する。



ブリーザーキャップを装着。



裏側のブリーザーキャップも忘れずに。

試走してみた結果、ローターの発熱は思っていたほど減っていない。フロントと比較して熱量が高い感じだった。そこで再びジャッキアップして、ホイールの回転具合を確認。異常なし。パッドに圧が掛かっていない状態でも発熱していると思われる。肝心なのはブレーキの効き具合だが、これが思いのほか反応が良くなったので満足している。


Posted at 2022/10/28 12:20:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年10月27日 イイね!

リアブレーキキャリパー・オーバーホール

リアブレーキキャリパー・オーバーホール現状で普通に乗れているので直さなくてもいいかなと思っていたが、やっぱりブレーキの引きずりを直したくって、オーバーホールを決意する。半年前にブレーキフルードの交換を行なっているが、その時はまだ知識が浅くエアー抜きを経験しただけで満足していたように思う。



TRX850のリアブレーキは2ポットなので、ピストンは片方づつ抜くことにする。
試行錯誤して何とか片側のピストンを抜き取った。勿論、動きが渋い表側のピストンである。



ピストンを抜いてオイルを排出する。ピストンシールは再利用するので、爪と精密ドライバーを使って丁寧に取り出す。



ピストンシールがハマっていた溝には、白っぽい結晶物がびっしり付着していた。この結晶物こそ引きずりの原因であると考えられる。



これが、ピストンシールを内側から押し上げピストンを圧迫していたのだろう。



溝にこびり付いた結晶物は精密ドライバーとウエスを使ってカリカリと掻き出す。



ピストンは重曹で磨き綺麗にする。



ピストンシールもウエスで拭いて綺麗にしてから溝にはめる。



ピストンシールの内径は42㎜。



外径は47or48㎜?。

裏側のピストンも抜いて、同様にメンテする。表側と比較すると裏側の方は綺麗な状態だったので簡単に清掃してピストンを戻す。

この作業で、ピストンの挿入がスムーズに行えたことから、一連の不調が解消できたのではないかと考えられる。

あとはブレーキフルードの注入とエアー抜きを行なえば完了である。
Posted at 2022/10/27 18:53:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年10月26日 イイね!

リアブレーキローター発熱

リアブレーキローター発熱リアブレーキの引きずり状態が気になるので、ローターの発熱がどれほどか試走して確認することに。



特に音が出ている訳ではない。引きずりの具合を確認したいが、サイドスタンドでは後輪を回転させて確かめることが出来ない。



そこで、走行後の前後ブレーキのローターの発熱具合を手で触れて温まり具合を確かめることにした。

1時間ほど走行した結果、フロントは左右ともほとんど発熱が無かったのに対して、リアはブレーキをほとんど掛けていないのに、しっかり温まっていた。

この引きずり現象をどうしたものかと思案するものの、乗っていて違和感が無かったので、しばらくはこのままで良いかもと思ってしまう。
Posted at 2022/10/26 18:16:54 | コメント(1) | トラックバック(0)
2022年10月25日 イイね!

リアブレーキキャリパー整備

リアブレーキキャリパー整備リアの引きずりが気になるので整備する。



パッドカバーは真ん中を押して持ち上げると簡単に取れる。



βピン2本を抜いてから、パッドピンを抜き取る。その際パッドスプリングが飛び出すので注意。パッドを抜き差しするだけなら、フロントと同様にここからアクセスできるので、キャリパーを外す必要はない。今回は引きずり解消が主目的なのでキャリパーを外すことにする。



パッドは替えたばかりで特に問題なしだが、ついでなので面取り作業も行う。



パッドを抜いてピストンの動きを確認した。表裏とも動きが渋い。表側が特に重いので、たぶんこれが引きずりの原因だろう。とりあえずピストンを引き出して清掃することにした。



角材を噛ませてピストンを回転させようと試みるが不発に終わる。



800番のペーパーで撫でるように細部の汚れを除去する。



特に動きが渋い表側のピストンを引き出すために裏側のピストンを固定する。



清掃が終わり、ピストンを引っ込めるのに苦戦する。






色々と試みるがなかなか戻らない。



最後はプライヤーを両手で握ってフィニッシュ。

ピストンの動きが渋いままなので、引きずりが改善するとは思えない。これ以上はオーバーホールしないとダメだと思い諦めて清掃後にグリスアップして組み付けた。


おまけ:



パッドの裏面にグリスを塗ってみた。サビ防止になってくれれば幸いと思う。ついでにパッドピンも清掃の上グリスアップしておく。

メモ:
リアブレーキキャリパー取付ボルト(12㎜)
 締め付けトルク 35Nm

パッドピン
βピンの取り付けを忘れないように
Posted at 2022/10/25 18:04:51 | コメント(0) | トラックバック(0)

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「YAMAHA TRX850」
何シテル?   01/02 15:45
TRX850とスペイシー100をメンテナンスしながら乗っています。これまでのメンテ内容は以下のとおりです。 TRX850は、1998年の初年度登録、私が前オー...
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