ドラレコ換装
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ドラレコは、Vantrue の X4S と S2 の2台体制で運用していた。X4S は高解像度を活かして 2.5K(60fps)でフロントのみ(ちなみに、30fpsだと4K録画も可能)。S2 はリアカメラ(元々X4Sのもの)を追加して、3カメラでサブバッテリ(iCell)を使用した常時駐車監視に使用。その、S2 を N5 にリプレイスすることにした。
S2の運用で一番の問題だったのは、駐車監視時に強い直射日光を浴びると本体が高温になって録画が停止してしまうこと。吊り下げ型と異なり筐体を直接ガラス面に貼り付けるので、サンシェードを使用したとしても影にすることができず、外にカバーを付けるしかなかった。
実際に試してみたけど、確かにフロントガラスを外から覆うようなカバーを装着すれば、気温が30℃を超えるような時でも録画が停止することはなかった(このときの車内温度は40℃以上)。ただ、これだと途中で天気が悪くなったりすると困る。
ということで、吊り下げ式にしようと考え、同じ Vantrue の E3 か N5 のどちらかにすることにした。駐車監視という用途を考えた場合、室内カメラは前から後より、後ろから前を撮る方が有用と前々から思っていたので、少し値段は張るが4カメラの N5 に決定。
2
静電吸着シートを貼ってから、マウントを取り付け。本体がかなり重いのでマウントだけで24時間以上放置してから本体取り付け。リアカメラからの配線は、S2 と同じ USB typeC ケーブルだけど互換性がないそうで、N5 のものと付け替え。電源系は、S2 で使っていた3芯の直結電源ケーブルが N5 でも対応になっていたのでそのまま使えるはず…と思ったら、電源インジゲータは点灯するものの本体が起動せずで少々手こずってしまった。
3
・N5 付属のシガーソケット電源だと問題なく起動するので、本体の不良ではない。
・S2 と同時に運用していた X4S の直結電源ケーブル(S2で使用していたのと同じもの)を N5 に接続すると起動する。
・S2 で使用していた直結電源ケーブルを X4S に接続すると問題なく起動する。
・S2 で使用していたケーブルの電源元を iCell から ACC に切り替えても、N5 は起動しない。
・iCell からの電源出力に、N5 付属のシガーソケット電源を接続すると正常に起動するので、iCell の出力に問題があるわけでもない。
という状態で、何が悪いのかさっぱり分からない!
4
とりあえず、X4S で使用していたケーブルなら起動するので、そちらを iCell からの電源供給に、S2 で使用していたケーブルを ACC電源(というか実質 IG電源だが)からの供給に入れ替えたら、無事に N5 も X4S も起動。うーん、同じ型番(本体シールでも確認)の直結電源ケーブルなのだが…。ということで、予定外の作業が発生してしまい時間がかかってしまった。
本体設定は Wi-Fi 経由で行えるので楽でいい。音声コマンドで Wi-Fi をオンにできるのも便利だ。スマホ側のアプリは、リストに N5 の表記がないものの、今まで X4S や S2 で使用していたものが問題なく使える。
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実際に稼働してみて、噂には聞いていたが筐体上部からの排熱がすごい。これは寿命が長くないかも。4カメになって消費電力はだいぶ上がった。具体的な数字で示したいが、Vantrue はその手のスペックがサイトに記載がない。iCell B6A だと、タイムラプス駐車監視(1fps)で、満充電から7時間弱でシャットダウン(S2 は厳密に測ったことはないが、12時間以上持ってた)。これは拡張バッテリパックが欲しいところだが、現在欠品中だ(8月には再販されるみたい)。
問題の直射日光だが、室内側のサンシェードで問題なく動作している。本体の発熱がすごいので、サンシェードなしだと多分長時間持たない気がする。製品寿命を縮めそうなので、実験もしたくないw
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ということで、多少の問題はあるけど S2 からのリプレイス、当初の目的は達することができた。映りに関しては特に問題ない。願わくば、このカメラが必要となるようなことには遭遇して欲しくはないが。
7
写真を見てて気付いた。
リアカメラと前側の室内カメラは、デフォルトだと鏡像のまま記録される。
が、設定で変更できるので問題はない。
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