福岡県立東筑高等学校

2012年９月30日(日) 雨/曇り/晴れ

北九州市八幡西区の東筑高等学校に訪れました。

1898年（明治31年）に福岡県第1号の県立中学校（旧制）として開校した「東筑中学校」を前身とする東筑高校。

1925年（大正14年）4月1日

「福岡県東筑中学校」と改称。

1948年（昭和23年）4月

学制改革により、「福岡県立東筑高等学校」

出身海軍軍人古野繁實海軍少佐(東筑中学35回生・享年23歳)

昭和十六年十二月八日の真珠湾攻撃において、航空攻撃の前日、二人乗り五隻の特殊潜航艇艇長として出撃するも米駆逐艦により撃沈され戦死。

戦死後二階級特進により最終階級は海軍少佐。

古野繁實海軍少佐ら特別攻撃隊には連合艦隊司令長官・山本五十六大将より感状が授与され、古野繁實海軍少佐らは軍神とされた。

母校東筑中学では「先輩の偉勲を偲ぶと共に軍神古野少佐へ深甚の感謝を捧げるため、全校生徒が行軍で古野家を訪れて哀悼の意を棒げた。

国民学校、中学校、女学校や青年学校の生徒、国民による軍神詣は一年以上も続いた。

一方同窓会では「軍神を祀る」声が起こり、全国から顕彰碑建立資金が殺到した。

古野繁實海軍少佐 辞世の句

　『君のため何か惜しまん若桜
　　　　散って甲斐あるいのちなりせば』