左前インナードアハンドル交換

助手席のインナードアハンドルが加水分解してしまい、ベタベタになってしまいました。

もはや拭き取る程度ではどうにもならないレベルだったので、交換を検討しました。
最初はドアトリムごと中古品に交換を検討したのですが、某オークションで目ぼしい品が見つからず、ふと単体で交換できないか？検索したところ、Amazonで類似品がヒットしたので、購入しました。

現物到着が到着しました。
ぱっと見た目に変わりはありませんが、質感は劣ります。特に、アウター側は純正に比べて乾いた触り心地でいかにもプラスチック(笑)。ですが、重要な部品ではないので、ここは妥協します。

交換にはドアトリムを外す必要があります。
分解手順ははウッドカバーを外しドアハンドルカバーを外します。この辺りは内装剥がしを隙間から入れれば外れます。
画像下側の赤丸印（×3）がウッドトリムを外した裏に、上側（×1）はドアハンドルのカバーを外した所にビスがあり、T25で長さが25㎜位ありそうな長いビスでした。
それらを外して、ドアの内張りとボディの隙間に内装剥がし工具を入れれはトリムが外れます。
トリムにはスピーカー、ドアワイヤ、パワーウィンドゥスイッチやフットランプが付いているので、コネクターを外します。

純正品は赤丸部の箇所がプラスチックを溶かしてリベットのように止めてあります。
ここを外すには6㎜位のドリルで中心を軽く掘ってから、外側をニッパーで少しづつ切りながら外します。
この時に、金属製のリベットを外す時のように10㎜位のドリルで揉むようにグリグリと回しながら取ろうとすると、下穴の素材が柔らかい為に穴を傷めてしまいます。

無事にドアハンドルが取れました。
溶かされたプラスチックが下地にこびりついていましたが、丁寧に外したので下穴は傷んでません。
やはりφ6㎜前後の穴だったので、これ以上大きなドリルで穴を開けると下穴を広げてしまい、復元が難しくなる可能性があります。

所詮は類似品なので、取り付け方が変わります。
純正品はプラスチックを溶かして止めますが、こちらは裏からタッピングビス留めでした。
ですが、付属していたタッピングが短すぎて上手く効かなかったので、差支えない範囲で大き目のタッピングに変更しました。

組付けは分解の逆の手順で。
何故か途中の画像が撮れてません。。。
なので、いきなりトリムまで復帰した画になってしまいました。

ドアハンドル部のトリム取付ビスの位置が微妙で上手く入れるのに少し苦戦しましたが、なんとか止められました。

あくまでも類似品ではありますが、フィッティングは問題ありませんでした。
しかし、既述の通り若干質感が劣ります。
機能としては問題ないので、これで様子見としょう。
今回もネットですぐに部品が調達できたことに助けられました。