1dinデッキ交換。配線編

さて、前回は、オーディオの最も基本的な20Pカプラーについて説明と一番簡単な手法を紹介しましたが、実際行う方はあまりいないでしょうから、実戦的な手法を提案します。
この記事にて配線のおはなしをします。

まず、配線の処理についてですが、s2000の構造上、デッキ下部にフレーム(ハイXボーンフレーム)、上にはナビ用のスペースに侵略され
1dinに残されたスペースは非常に狭いものです。
写真は、オートバックス等で見かける社外用のハーネスです。
これも繋げるだろうか？と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。

そしてこちらが配線図です。本当に苦手や初めての方なら
おそらくイラストに上記のエーモンの配線が反映されていないため、スピーカーをどう経由するの？④⑤⑥の端子はどこに繋ぐん？アースは取れる場所デッキ近くにあるん？となるはずです。私がもそうでした。

確かエーモンのハーネスは、あらかじめクワガタがついています。
これどうするの？となりますが、近くにアースポイントがあります。
それはデッキを固定するステーです。このビスを緩めてクワガタ端子を挟めばアースをとれて完了です。

こちらがエーモン側ハーネスです。
赤白や緑黒等記載がありますが、必ずエーモン側とオーディオハーネス側で対になる色があります。
買ってみたいけどできるかな？、、、と思わなくて大丈夫です。
類似した色でもギボシが外れた際端子が露出しなくなる様オスメスが違うのでなるようにしかなりません。そして配線図にある④⑤⑥もきちんと色がありますので心配いりません。

一応エーモン側の配線図も。
一番上にアースとありますので、オーディオ側のクワガタとエーモン側のクワガタを先ほどのビスに挟んであげてください。
分岐タップを使ったり、二股ハーネスを作る方法もありますが
今回は電工ペンチもギボシもない状況ですのであしからず。

次回は、専門的にカプラー内の端子ピンを抜き、ギボシの介入をなくしダイレクトハーネス化による省スペース化について解説します。
端子ピンの購入と時計用精密ドライバーor端子抜き治具を用意しお待ちください。