フェラーリ足回り途中経過・・・パーツが見つからない

1月にハブベアリングの破損で立ち往生してから２か月ほど経ってやっと修理の順番がやってきた
今回は地味な画像ばかりになるがしばしのお付き合いを・・・

しかしハブベアリングの交換には図面のようにすべてバラバラにする必要がある

＊イギリスのフェラーリ、ランボルギーニ、マセラティのパーツ業者「eurospares 」のhpより
今回はその作業にかなり手こずったようだ
原因はサビ
17年前、関西で足回りのOHをした際、リアは予算の都合で必要最低限に抑えてもらったことを思い出した

プレス機を使用しても簡単には抜けなかったり


ボルトが固着して頭を落として破壊するしかなかったり


こちらが見事にバラバラになったハブベアリング


工場長が感心していたのはリアのハブを支えるキャリアー（図面の１）が銅メッキされていること(らしいが、劣化がひどくて見分けられない)

「私もいろいろ古いのイタリア車をいじってきましたが、こんなところまでメッキしているのを見るのはさすがフェラーリですね。」
なるほど
しかしもう自慢のメッキもサビでボロボロだ


今回は思い切って再メッキをお願いすることにした
そしてここで、思わぬ事態が

再組み立てに必要なボルトは
Ⅿ8×20ミリ　ピッチは1.0　強度8.8
12個必要なのだが、件のeurosparesにも他の数社の海外業者にも、日本のネジモノタロウにもネジ屋でも見つからない
唯一ebayで見つけたアメリカのホームセンターの通販サイトで見つけたが、made in china・・・
さて、どうしたものか