Vブーストの再設置
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
Vブースト擬きを施している方がパワー感があったので最短で両バンクを繋いでみました。
また、そのホース内径はなるべく太くなる様に途中にかましてあるT字ジョイントは最大限太いものとし、ホース内径より細くならないようにホースを無理やり拡張して取り付けてやりました。
おそらく、この程度の内径では大したブースト効果はないでしょうが•••それでもです、クランクケースを減圧したり、はたまたクランクケースに直接取り付けたホースから吸引した場合、マフラーから白煙が出るくらいオイルミストを含んだ空気を吸っているとなると、あながちこの程度のホースでも軽いブースト効果はあると私は思っています。
2
しかし、見てみるとそもそもホースより明らかにジョイントブーストの内径が細すぎ•••
図ってみると内径は2.0mmでした。
そこで•••
3
カインズで2.3mm〜2.5mmのドリルを買って内径を広げることにしました。
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左が2.3mmまで広げたもの、右が純正の2mm
そして上のが最終2.5mmまで広げたもの。
写真では大して広がったようには思えませんが実際見ると結構広がったなぁと思います。
内径が2.0mmから2.5mmということは、2.5%口径が広がったことになります。
これはなかなかですよ。
でも多分これ以上内径を広げると怪しそうです。
5
ここからはChatGPTさんお願いしますっ!
流速は予め負圧-0.5kPaで計算しました。
流速 \(v = 28.58 \, \text{m/s}\) とホースの内径 \(d = 2.5 \, \text{mm} = 0.0025 \, \text{m}\) が与えられたとき、ホース内を流れる体積流量 \(Q\) は次の公式で求められます。
\[
Q = A \times v
\]
ここで、\(A\) はホースの断面積(円形断面の面積)で、次の式で計算できます。
\[
A = \pi \times \left(\frac{d}{2}\right)^2
\]
### 計算ステップ:
1. 内径 \(d = 0.0025 \, \text{m}\)
2. 断面積 \(A\) を計算:
\[
A = \pi \times \left(\frac{0.0025}{2}\right)^2 = \pi \times (0.00125)^2 = \pi \times 1.5625 \times 10^{-6} \, \text{m}^2 \approx 4.9087 \times 10^{-6} \, \text{m}^2
\]
3. 流量 \(Q\) を計算:
\[
Q = 4.9087 \times 10^{-6} \, \text{m}^2 \times 28.58 \, \text{m/s} \approx 1.402 \times 10^{-4} \, \text{m}^3/\text{s}
\]
これは、1秒あたりに約 \(1.402 \times 10^{-4} \, \text{m}^3\) の空気がホースを通過することを意味します。
4. \(m^3/s\) を \(L/s\) に変換するには、1 \(m^3 = 1000 \, \text{L}\) なので、
\[
Q = 1.402 \times 10^{-4} \, \text{m}^3/\text{s} \times 1000 \approx 0.1402 \, \text{L/s}
\]
したがって、内径2.5mmのホースを流れる流量は **約0.1402 L/s** です。
と言うことですので。
1秒間に約140mLと言うことです。
ここで、250CCエンジンのVツインだと片側125CCだから容量足りるやんと思うことなかれ。
250CCのVツインエンジンが通常走行時の約4000rpmで回っているときに1秒間で吸う空気量は4.17Lとのことです。
全然足りてませんな笑
つまり、アイドリング中は1200rpmくらいですが、それでも1秒間に1L弱吸っているわけですから•••全く持って足りないわけです。
しかしです、本格的に容量が足りるようにするとなると大掛かりな手術が必要なのとエンジンの耐久力の関係もありますので、ぷちVブーストと言うことでこんなもんでいいんじゃないでしょうか??
乗ってみて何かしら効果があれば満足のいく範疇でしょう。
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しかし、こうしてエンジンが吸っている空気の量を数値としてだすと、4000rpmで走っている今、エアクリーナーを通る空気はこの1秒という一瞬に4Lもの空気を吸っているのかぁと思うとちょっとあの狭い口の中をよくまぁそんな勢いで空気が通ってるよなぁと。
そして、私のマフラーはバッフルを抜いた関係で抜けが良すぎてるかなと思って蓋をつけていたのですが、排気のほうが圧力が高いし温度も高い。従って吸っている空気と同じ量か僅かに多いのではないか?と思うわけです。
つまり、エアクリーナーの吸口のサイズよりも若干太くしたほうがバランスが良くなるのではないかなと思うわけです。
まぁこのあたりはそんな単純なものではなくてしっかりとバランスを考えなくてはならないのですが。
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ということで、蓋を取り外してやりました。
この角度ではわかりませんが、この純正バッフルの蓋は若干出口から浮いた状態でついていて、その純正のバッフルの蓋の上にさらに金属のプレートで隙間をちょこっと開けて取り付けていたのです。
単純に言うとスーパートラップ擬きです。
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こんな感じでした。
ちょっと排気抵抗がありそうな感じはしますからね。
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さて、試運転に出かけましたが•••
マフラーの金属プレートは取り付けたほうがいい感じでした。峠を登るときにすこし力が足りない気がして。
乗ったときのトルク感が違いますね。あとサウンドの歯切れも違いますね。
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