2022年09月17日
みなさま、こんばんは。またまた強い台風が近づいてきています。最近の日本の天気は「これまで経験した事のない、、、」という異常な気象が本当に多いですね。それによって命を落としてしまった方達の報道を見る度に悲しい気持ちになります。こうした事が一件でも少なくなって欲しいと思います。
「命を落とす」もしくは「命を落としていたかも」という出来事が自分にもありました。車に乗るようになって40年も経ってくると、色々な失敗談があります。運転の未熟さによるもの、車の特性から発生する予想外の出来事です。一番の「痛い話」はレオーネに乗って1年目の正月三が日、初詣でに箱根神社へ行った時の事、冬の装備も何も持たず、出発して芦ノ湖に向けて車を走らせていたところ、雲行きが怪しくなり対向車の前面に雪が付いて走ってきました。「まさか?」予感は的中し、雪が降り始め、みるみる積もってきました。自分としては4WDであるから少し積もった位では大丈夫だろうと思ってしまいました。過信がその後の悪夢を呼んでしまいます。前を走行していた路線バスが積もった雪でスタックしてしまうのですが、自分の車はノーマルタイヤであるもののしっかりと登っていくので、バスを追い越して先に進もう!と考えてしまいました。しかしそれが先を見越さない、未熟者の末路が待っていました。バスを追い越しアクセルを踏んでいった時、リアが滑り出しました。しかもカーブの所でした。咄嗟にカウンターを当てましたが車は真横を向いて滑っています。渋滞している対向車の横スレスレに滑ったままようやく止まれました。人生初のドリフトでした(汗)幸い対向車に接触しなくて本当によかったと思いました。この時点で引き返す判断をすべきでした。しかし未熟者の自分は先に進むという第二の失敗に向けて走り始めます。雪は弱まるどころか、強くなっていました。関東の街中では湿った雪が降るのが定説ですが、箱根の雪はサラサラの粉雪でした。これが次なる悪夢に繋がっていきます。今度は下り坂に差し掛かりエンジンブレーキでゆっくりと下りていましたが、前方の車が止まっているのを認め少しだけブレーキをかけた「その時」突然のエンジンストール‼️止まれないどころか、又横を向き始めます。もうパニックです💦サイドブレーキを引くしかない、と引いたところさらに横を向いていきます。その時思い出しました。レオーネのサイドブレーキはフロント作用だった事を。。。もう手の打ちようも無く、横向きのまま左側側壁にバンパーをぶつけて止まりました。速度が低かったのでフロントバンパーとPIAAのフォグランプを割ってしまいました。今回の失敗は備えもせず、4WDを過信してしまった事、引き返す判断ができなかった、事だったといえます。走馬灯のよう、とよく言いますが滑っている時の光景はスローモーションの様でした。スピードがもっと出ていたらと思うと「命を落としていた」でしょう。後でよく考えてみると、なぜエンジンストールしたのか?MT車で4輪ロックしたために、でした。これも車の特性から発生する予想外の出来事。を理解できなかった未熟さでした。それ以来レガシィに乗り継いでからも凍結路など走行時、同じ事象が起きましたが直ぐにクラッチを切りストールさせないように気をつけるようになりました。みなさまも安全運転で楽しいカーライフを続けていきましょう❗️
「痛くて長い話」で申し訳ありませんでした。
Posted at 2022/09/17 22:02:22 | |
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