黒虫のブログ一覧

こんにちはです。
今日は暇なので連続でアップします。

以前にもシールドの修理についてアップしました。
今回は更に掘り下げて書いてみたいと思います。
ギターをアンプに繋げるシールドケーブル。
この構造を、幼稚園児にも判る様に書いてみます。
先ずはこの絵を見てください。



先っちょから出てるのはなぁに？
と、パパかママに訊いてみましょう！

赤く塗ってる部分は主に銅で作られた導線というもの。
電気信号を伝える為のものです。
真ん中の赤い導線は、ギターからの音を伝える信号導線。
周りに網状に巻かれてるのは、シールド導線。
このシールド導線が無いケーブルは、
シールドケーブルとは言いません。
では、このシールド導線はどんな仕事してるの？
僕達は、テレビや冷蔵庫に蛍光灯、
その他沢山の電化製品に囲まれて生きています。
この電化製品からは電磁波という電波が発生されています。
微弱ですが、人間からも電磁波は発生されています。
これを総じて誘導ノイズと言います。

この誘導ノイズがシールド導線無い状態でギターからアンプに繋ぐと、
「ジー〜ーーー」
という雑音(ノイズ)が常に鳴ります。
※特殊な方は、母星からの伝言を同じような音で受信しています。

シールド導線は、その電磁波を信号導線の外側で意図的に拾い、
ギターのブリッジ→弦→人間→地球
という順序で逃がしています。
それによって、
アンプへ純粋に近い信号が音に変換されて伝わっているわけです。

確か、こんな感じですw

さて、本題ですw
(前置き、なげーよ！！)
ぼくの前置きより、必要な長さに切った、若しくは傷んだ部分をカットしたシールドを用意します。
で、必要な道具は↓



※ワイヤーストリッパーは僕は使いません。
圧力で細い銅線を何本か犠牲にしてしまう事があるので。

外側の絶縁ゴムをカッターを使ってむきむきしていきます。
この時、カッターは絶対に引かない事。
引く動作で導線が切れます。
当てるイメージで切っていきます。



導線が剥き出たらそれぞれ切れない様に束ねて、
ハンダを導線に染み込ませます(コツ1)。



プラグ側のケーブル固定金物を基準に、
それぞれの接続部への長さを合わせてニッパーでカットします。
この時、信号導線接続するプラグ側の爪を外側に向けます。
(コツ2)
こーすると、信号導線が爪の穴に簡単に差し込めれる状態からの楽なハンダ作業になります。

で、ハンダで接続。
シールド導線も、信号導線が外側に向いている為にハンダ作業がしやすくなっています♪



完成です。

簡単そうでしょ？w
注) くれぐれも火傷には注意しましょう♪


さて、ここからはオマケです。
以前に、黒虫チューンで復活を遂げたFERNANDESのストラトを再度紹介。
僕の今のメインギターです♪

最近、巷でコンデンサの改造が流行っているらしい、、、w



普通のストラトに見えますが、
通常とは違い、リアにToneが効く様に改造されています。
キャパシタは、
q

ビンテージオイルコンデンサです。
スタックタイプのディマジオピックアップを使用の為、
0.047μFではなく、
P90ピックアップに使う、
0.033μFを使用。
少し音抜けを考慮しました。

この改造の目的は、
ピックアップをフロントに変えなくても、
Fatな音をリアで鳴らす為です。
単純に、ピックアップ一つでもいいんじゃね？
みたいな改造です。

試奏動画は、
①フロントPU
Vol.=10 Tone=10
まぁ、そうだよね。。。

②リアPU
Vol.=10 Tone=10
このフレーズだと耳痛いよ！
でも、バッキングはこれでいいんじゃない？

③リアPU
Vol.=10 Tone=0
？フロントよりフラットでいいんじゃない？



僕的には③が凄い使える領域なんです。
今回はオマケで、参考までに！