まろまーろのブログ一覧

念願のうえしまクリニック受診の為、予約日に「まろ号」でお出かけです！
ブログも久しぶり！

高速道を走りながら、「車高調なんて、みんなこんな感じだよなぁ。院長に普通だね、なんて言われないかなぁ。怖い院長だったらどうしよう。」

そんな思いで往路を走行！








富士川SA　途中朝食休憩。お天気は曇天だけど、ちょっと富士山見えた。雨が降らないと良いなぁ。


クリニックに到着！見覚えのある、ヨシムラNAが目印です。




クライアント：（恐る恐る…）おはようございます院長！今日は、宜しくお願いします！。

院　長：遠くからお疲れ様。如何、致しましたか？

クライアント：はい、クスコ脚に変えてから7年になりますが、リアサスペンションのストロークが無く、路面のバンプやうねりで底づきして、挙動が乱れます。車高はそこそこなので、怖くて乗れない、と言う程ではないのですが…。


院　長：あぁ、クスコ脚だね。競技用のダンパーに純正形状のスプリングで何とか車高短だけは、という脚なんだ。クリニック脚を処方しましょう！
　　①猫足でミニサーキット程度の脚
　　②ハイグリでサーキットをそこそこ楽しめる脚
　　③本格的にレース仕様の脚
で、君に合うのは？

クライアント：そうですねぇ、レースしないし、サーキットにも行かないし、①で十分じゃないでしょうか？

院　長：走行状況にも合ってるし、良い選択だと思う。では、処方しましょう！作業中、何か気になることがあったら聞いてね。


クライアント：はい、宜しくお願いします（なんて素敵な人なんだ。こんなボランタリーな人って世の中にいるんだなぁ、と感心と感激）。

院　長：先ずは後ろ足から。


はい、後ろ完了！では、お昼にしましょう！いつものチューンドラーメンですが…。
クライアント：はい、楽しみにしていました。宜しくお願いします！


院　長：素材を生かして調整する事が大事なんだ。車も同じさ。
クライアント：ふーん？、そうなんだ。

確かに、50代の体には厳しいラーメンだけど、院長の処方通りチューンすると、あら、さっぱり美味しく食べられました。ご馳走様。

院　長：午後は前足ね。


院　長：クスコ脚とクリニック脚の比較の写真撮っとけ。
クライアント：ん？何が違うのか素人には？？？ですが…、一応撮影。


院　長：フロント交換終了！次、アンダー補強に細工します。


院　長：脚を変えるだけでは30％の出来だ。これからクリニック式チューンを施します。先ずは1G締めだ。




院　長：1G締め矯正終了。タイヤのエアが高すぎだね。適正値にしておきます。


クライアント：これで終了ですか？

院　長：クリニック脚の交換作業は終了だけど、これからアライメントを取りに出かけます！隣に乗って下さい。

クライアント：へ？この雨の中一緒に行くんですか～（汗）。この後、院長は、雨の中、走ってはトー調整、走ってはトー調整、色々クリニック技で、ごにょごにょされました。
最初は、院長がとち狂ったのか？嫌がらせか？と思いましたが、徐々にその謎の行動の意味が理解できました。

院　長：ほい、終了！。試運転してみて。

クライアント：はい、（と恐る恐る走り出してみると）。おぉ～♪全然違う！四輪の接地感が、まるで違う！タイヤのグリップ感が半端ない程、何よりも猫足で、車格が上がった様な印象。軽からクラウンに乗り換えたような足回り。乗り心地が半端ない位良くなっています！挙動が感じ取れて、車両のコントロールがし易くなり、アンダーもオーバーも怖くない！何よりもおしりがシックスパックに割れない！
これは素晴らしい脚です！

院　長：ロードスターの本来の能力を取り戻し、いじってしまった「マイナスをゼロ」にしただけなのよ。帰ったら、アライメントを測って貰ってデーターを取っておくと良いです。雨の高速道、気をつけて帰ってね。

クライアント：はい院長！。色々ありがとうございました！大変お世話になりました。さよなら～♪

※こんな感じの一日でした。何より院長は、誠実で紳士だし、素早く真摯な作業をされます。
　ブログアップが遅くなったのは、「クリニック」ステッカーを貼るのが相当遅くなったためです。本日、ステッカーを貼り終えたまろ号を眺めながら、少々フロント上がりのライドハイトがスペシャル仕様である事を示しています。段々かっこよく見えてきました（最初は、車高落ちすぎだろ、って思ってたんですが…。これだけ落ちててストロークは十分に確保されている、クリニックマジックを存分に味わっています）。

院長、本当にありがとうございました！


ライドハイト


フロントからの撮影


リアからの撮影