青天井研究所 ステンレス プッシュボタン  

スタートスイッチとはいえ、ボタンカバーひとつに、ここまで出費すべき価値があるのか、ないのか、あるのか。なかなか決心がつかない。散々悩んだ挙げ句、商品の再発売を機に購入。

確かにモノは良い。ステンレス面の精巧さに惚れ惚れします。繊細なディテールが、周囲の色彩を拾って優しく反射します。美しい。
スタートスイッチは毎日、二度は見るし二度は触る。うん、大事。つまり、満足しています。


（補足）
仮止めのときに気づいたのですが、元々ベースとなる本体のスイッチボタン自体が、どうも微妙に垂直ではなかったようです。具体的には、ボタンの右上側に若干の遊びが生じ、前面にせり出す形状だったことが分かりました。
個体差以外に思い当たることといえば、スイッチの左下を押すクセがあったのか、そしてその些細な遊びがステンレスの重さで際立ったのか。

その結果、慎重に中央へ取り付けてもボタンがお辞儀するので、どうしても右上だけ0.5mm弱ほどの段差が生じます。ほかはキレイにフラットなのですが。

とはいえ、見た目ではごく僅かな隙間。正面視すれば放射状の光軸変化で気づく程度です。
普段は撫で回すわけでもなし、凝視するわけでもなし、取り付けた本人しか自覚しないレベルかもしれません。
一方で、このことに気づけたのは、パーツ製品の精巧さゆえ、とも言えます。