ショップで相談した際もウェットサンプである以上、油圧が落ちるシーンは避けられないとの事でしたが、(仕組みを考えたら当たり前か)
じゃあどんな対策があるのさ?
に付いての自分用整理です。
以下対策の●メリット/▲デメリットです。
■■■■油圧が気になってしまった人の世界■■■■
【マメなオイル交換・良いオイルを使う】
●誰でもできる
▲お金がかかる、環境負荷が増える
サーキットを走ると燃料希釈などが発生しオイルの性能はどうしても下がります。
走行直後のオイルを抜くとガソリン臭!となりますし、走行する時間、本数によっては粘土が一つしたに下がる程度劣化することもあるそうです。
0W-20で更に粘土が下がったら怖い?
0W-30入れとく?
オイル供給が途切れる前提で硬いの入れとく?
硬けりゃいってわけじゃないよね?
タイム最優先!(競技)
目的、走り方、交換サイクル、などで変わるので
オイル選び一つだけど間違いなくチューニングだと思います。
私は
サーキット走行毎にオイル&フィルタを交換してます。
ほぼサーキット専用マシンですが長く楽しみたい、
やれることをやっとこうという考えです。
■■■■メーカの言いつけを破る壁■■■■
【オイル量】
●誰でもできる
▲入れすぎると弊害多数
車の
重量増加は良い事なし。
オイルを叩いて抵抗増加=
パワーロス、油温上昇。
オイルミストがインテークへ→
白煙、パワーロス。
街乗り、高速、峠なら規定量〜+0.5L程度までで、それ以上入れてもメリットほ無いと思います。
ちなみにですが、
エンジンを切って30秒後にレベルゲージのフルに合わせると
5.5L程度(+0.5L)になります。取説は5分後に確認するよう記載されていた気がします。
私は
トータル6.0L入れた際にアイドリング直後に少しだけ白煙が出たことがあります。
走行中には出ませんでした。
サーキット走行後は5.5Lまで抜いてから帰宅してます。
交換時の抜き方により
6.0~6.5Lあたりが白煙が出る境界と思われます。
5.5Lでも気づいてない弊害があるかもしれませんが。
■■■■ショップの門を叩く壁■■■■
【バッフルプレート】
●取付自体はそこそこ手軽
▲オイルを上抜きできなくなる
×プレートによっては逆効果
バッフルプレートで油圧低下は完全に防げませんが、
オイルをオーバーフィルした際の白煙対策にはなったみたいな動画が海外動画にあった気がします。
どのメーカのバッフルを選ぶか悩ましいですが、
ポイントは
「オイルパンに閉じ込める」ではなく
「オイルパンに戻るのを邪魔しない」です。
海外の検証動画で逆効果と評されているパーツはそのあたりの形状が共通している気がします。
スバル技法に載ってたニュル用のバッフル(カムチェーン側にまで縦板が入る形状)ですら改良前は左コーナからの右コーナでは逆効果→オイルパン側の穴位置修正で油圧は若干改善。
ここで検証中の試作バッフルで良い結果が出ると良いな。
@900BRZ
■■■■システム複雑化の壁■■■■
【アキュサンプ】
●確実に効果はある
▲信頼性が微妙&運用が面倒
安全弁からエンジンルームにオイルをぶちまけてたり(
車両火災の危険)、
回転数が下がって油圧が低くなる前にバルブを閉じないとエンジンにオイルが戻りすぎて油量過多とか(絶対忘れる)、
バルブを自動化しようとすると電気式バルブの品質問題(閉じても閉じてない)とか、
など
中途半端なことをすると
信頼性を上げたいのか落としたいのか
よくわからなくなるようなネガティブな点がちらほら。
右コーナの油圧低下がエンジンブローの主要因と分かればやる価値はあるのかなと思いますが、分かる日は来ない気がします。
アキュサンプはこちらの方たちが検証中
@AnsixAuto
@TheBTRGarage
■■■■財力の壁■■■■■
【ドライサンプ】
●まじかよ!!っって言われる
▲非現実的
仕組みはあるけど個人で実装は非現実的だよね。
ここまでするなら
別の車に乗り換えたら?とは思う。
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エンジンブローした車両と装着していたバッフルの相関がとても気になる。
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Posted at
2024/02/18 15:30:00