古いエンジンオイルはできるだけ多く抜きたいですよね?
今回は上抜き/下抜き、暖気あり/なしで結構違うよ!って話です。
サーキットを走るときは何リッター入れるのがいいんだろう?みたいな話が気になる人は要注意です!
■①上抜き&暖気あり
今までの自分の基本パターンです。
東名パワード製バッフルプレート装着車でしたが上抜きしてました。
・エンジン残留=オイルパンに落ちきってないオイル
待てば落ちてくるオイルの量。(構造上貯まって落ちてこないオイルは除く)
一晩待つと0.2~0.3L程度降りてくる。
水平対向は降りてくるのが遅め。
エンジンをOFFにして1分、5分、1日、確認するタイミングにより結構違うのはこれ。
量販店でMAXレベルに合わせた車両が家で見るとMAX超えてて揉めるのもコレ。
エンジンOFF1分後にレベルゲージのFULLに合わせると約5.5Lになります。
スポーツ走行前提の量です。
街乗りならマニュアル記載の5分で確認すると5L程度でピッタリのはず。
・オイルパン残留=オイルパンの底に溝があって下抜きで抜けないオイル
※車体の傾きでも残留料は変わります
・追加/抜取@サーキット
今までテストしてた油量5.5~6.0L=Newオイル+追加分です。
■②上抜き&暖気なし
①の暖気なし版です。
一番抜けるパターンのはずですが、オイルが固く安物ポンプではほとんど抜けてこなかったので諦めました。
なので理論値です。夏ならアリかもしれません。
同じ量のオイルを入れても実際のオイルレベルは0.25Lも差がでてきます。
■③下抜き&暖気あり
一番多そうなパターン。
一番残留オイルが多い。でもバッフルありだと基本これになる。
上抜き&暖気ありより0.25Lもオイル量が多くなってしまいます。
このパターンはサーキットのエンジン始動時に少し白煙出ました。
外からみてもらいましたが走行中に白煙は出てなさそう。
このあたりの量がギリギリ。
海外の動画で
1qtオーバーフィルで良い結果が出たらしい!とか
1.25qtオーバーフィルで良い結果が出たらしい!とか
数字が出てきますが抜き方次第で変わってくるので注意が必要です。
■④下抜き&暖気なし
え!?エンジンオイル交換する前に暖気しないとか大丈夫?
と思った方。
自宅で下抜き交換するなら一晩置いて、暖気なしで抜いた方が多く抜けますよ。
暖気する目的はこんなところでしょうか?
1)オイルを柔らかくして抜きやすくする。
→水平対向は降りてくるまで時間がかかるから逆効果
2)汚れを浮かす。
→マメに交換してるなら問題なし
※個人の意見です!
■バッフルプレート装着時
今回SYMS製に交換した際のパターンです。
バッフル交換後一発目はオイルがよく抜けているので入れるオイル量で管理している方は注意が必要です。
例えば4L缶+1L缶で入れてる方。
そのままサーキット走るとヤバいかもよ。
一番残留オイルは多い下抜き&暖気ありと比較すると約-0.5Lも差が出ます。
なので0.8Lを追加して自分の今までの上抜き&暖気ありの6.25Lと同等の計算です。
結果東名のバッフルと同程度の結果で
白煙は全く出ませんでした。
ただし、SYMSのバッフルは上抜きできなかったので
今回からは下抜き&暖気ありです。
次回サーキットで0.5L追加し6.5L相当になったら白煙出ます。多分。
次回走行後は下抜き&暖気なしで抜きます。
■まとめ
サーキットでオイルを何L入れるか話になったときはオイルの抜き方も確認しましょう。
量で管理する場合は抜き方を統一しましょう。
レベルゲージで管理する場合は
エンジンOFF後のタイミンを決めて確認しましょう。
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Posted at
2024/02/25 10:03:40