自作、オートフォグランプ-不具合改修

先日装備したAISスイッチなのですが、その後作動スイッチをOFFにすると何故かイルミネーション系にチラつきが出る事に気づきました。オートフォグランプの装備作業の最後に暑さでへばってしまい、この確認を後回しにしましたが、その後確認漏れしていました。

調べてみるとライトONではAISスイッチをON/OFFさせても問題なく、AISスイッチとライトOFFの時にAISスイッチをOFFにするとチラつきが発生し、同時にイルミネーションがONした時と同じ様に減光する様です。

この時点で何となく原因の予想がついたので、内装を外してオートフォグランプのイルミネーション電線を抜くと、問題が解消する事が解りました。

どうやらイルミネーション入力用リレーのコイルのアース側がオープンになる事が原因の様です（保護回路は付けたのですが）。

イルミネーションの入力回路はオーディオと同じ系統にしたので電圧以外あまり気にしていませんでしたが、回路図をよくよく見ると他のスイッチ用イルミネーション回路と同じ系統の様です。

取り敢えずイルミネーション回路に余っていたエーモンのダイオード1556を入れてみるとチラつきが抑えられる様です。ただこれだけでは完全には取りきれない様でした。

AUTO選択信号の入力と同様、イルミネーションをフォトカプラで絶縁させる回路に変更する方が良さそうなのですが、今回は1番手っ取り早い対策でエーモンのコンパクトリレー3234を使って絶縁させる事にしました。

リレーの青（コイルの+）と黄色（リレーのA接）の線を1本に纏めてダイオードとヒューズを介してイルミネーションに接続、赤（リレーのコモン）をオートフォグのイルミネーション回路に黒は車体アースに接続しています（白:リレーのB接は未使用）。イルミネーションOFFで信号線をオートフォグランプ回路から絶縁（切り離し）、ONで接続させて信号を送るシンプルな回路です。

出勤前の早朝作業で取り付け、作動確認して照明のチラつきが解消された事を確認しました。

ECUだらけの現代車両に自作の電装機器を装備する場合、信号の出力側はリレーでOKですが、入力側と制御回路はフォトカプラで絶縁させる方が良い様です。旧車の0V/12Vだけだった時代から考えると、5Vの信号やCANの事も気にする必要があり色々と面倒になった気がします…。

そう言えば、HMS付きライチングスイッチが未通電のまま余ってしまいました。どこかに貰い手いるかなぁ。