バッテリー交換の理由はグリップヒーターが正常なのか気になって
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
フォーサイトシリーズはフォーサイト、フォーサイトSE、フォーサイトEXと3世代に渡ってバージョンアップされました。
最後のEXはホンダ純正グリップヒーターが標準装備されて発売されました。
2022年において中古で見つかるフォーサイトのほとんどがグリップヒーター付きということは最終モデルしか残っていない状況なのでしょう。
自分のEXのものは壊れていると思い込んで性能に期待しなかったのですが入手後一ヶ月経った頃に改めて使い方を確認してみました。
2
左ハンドルにグリップヒーターのコントロールボックスがあります。(赤いLEDが灯っていてすぐそばにプッシュボタンがあります)
マニュアルによると鍵を入れてONにした状態でエンジンをかけないでいると赤いLED=インジケーターのランプの一番下だけが点滅しているのはバッテリーが弱っている状態だそうです。正常ならばLEDはどれも灯らないとのことで自分のEXは
バッテリーが弱っていると考えられます。
(写真はエンジンをかけて走行した後なので状況が違います)
3
バッテリーを確認すると端子が錆びたYTX12-BS(GS-YUASA)=メーカー標準仕様が着いていました。前オーナーが付けたのか脇に配線が出ているのが気になります。 いつか配線状況を確認しようと思います。 ちなみにEXが発売されたのが2004年、GS社とユアサ社が合併してGS-YUASAになったのも2004年でした。 いくらなんでもこれが発売当時のバッテリーだとは思いませんが。
4
あちこちが傷んだまま入手したEXですからバッテリーも早々に交換しようと思ってMTX-12-BSというモデルと入れ替えました。開梱後に充電する必要もなく取り付けてすぐ始動できました。ネットで調べて通勤に使ったフォーサイトで3年間問題なく使えたという情報を元に選びました。 Amazonで4680円でした。(2022年10月現在)
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交換後始動、走行を試して問題ありませんでしたがグリップヒーターのコントールボックスにあるLEDの点滅の件は変わりませんでした。 このへんがフォーサイトオーナーのみなさんがブログなどで「グリップヒーターの調子がおかしい」と仰ることなのでしょうか。
6
そして5時間ほど走行してみるうちにグリップヒーターの操作方法のコツが判ってきました。まずアイドリング状態ではプッシュボタンを押しても一番下のLED(LO)が点滅するだけです。走行をはじめて5分くらいして走行中、あるいはそのまま停止してもすぐにプッシュボタンを一度押すと3つのLEDが全部強く光ります。
これが最高温度の状態で握っているハンドルグリップから熱が伝わってきます。
ついでプッシュボタンを押すたびに温度は下がり、図にあるようなLEDの状態が変化し繰り返されます。
私のフォーサイトEXでは信号待ちで停まっていると30秒ほどでヒーターがオフになってしまい、再び走行を始めると復活するといった具合で温度設定は走行を続けている限りは維持されました。
一度エンジンを切るとまた最初から設定が必要でした。
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多くのフォーサイトが通勤に使われたと想像しますが私は電車通勤だけなのでフォーサイトに乗るのは休日のみで、月に4回乗れたら多い方です。大阪は真冬でも雪は降りませんからハンドルカバーがあれば手の寒さも我慢できますし、どちらかというとグリップヒーターは必要ありません。 これまで10数台バイクを乗り継いでグリップの太さに違和感があるのはこのフォーサイトが初めてです。 慣れるしかないのでしょう。 写真はワークマンで買った冬用作業グローブで中が起毛になってるのに掴みやすい構造でいい感じです。 800円ほどでした。
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