とうふ技術研究所　庭メッキを極める（笑）

以前もメッキを行っているが再び・・・

S2000のスペシャルパーツで
庭メッキを極めてみよう（笑）

道具は
・DC5Vパワーサプライ
・みの虫クリップ
・ステンレス線
・器（樹脂製）
・100均サンポール

以前との相違

DC3V（乾電池）→DC5V（AC-DCパワーサプライ）
電圧、電流値がかなり変わるので
どうなるのだろう？

部品、銅ともパーツクリーナーで脱脂

100均サンポール原液で金属表面を活性化
部品、銅ともに浸ける
表面が綺麗に輝けばOKだろう

100均サンポールを
純水で5倍に薄めたものをメッキ液とし

まずは下地として一番簡単な銅メッキを施す

銅は比較的入手が楽であり
配線、白銅のキーホルダなどが身近なところ
ホームセンターでは銅の板、棒、ブロックが入手できる

青銅製の10円玉でも銅メッキをかけられるが
使うと法律違反になるので使っちゃいかん（笑）

今回使ったものは廃材の銅ブロック
一生使えそうな量だ（笑）

銅は＋　部品は－

赤銅色になる
これでも防錆効果はある

次に銅メッキの上に亜鉛メッキをトライ

銅、亜鉛を個別にメッキしてわかったことは
鉄に直接亜鉛メッキを施しても
色的に変化がないためメッキがきちんと乗っているかがわからなかった
逆に銅は非常にわかりやすい

そこで下地に銅メッキしてから亜鉛メッキを乗せる方法としたが
正しいのかはわからない
亜鉛をかける理由は、銅よりも防蝕性が高いため

手順は銅メッキと変わらないが
銅で使ったメッキ液は使わず
亜鉛専用液を作ってトライ

亜鉛はマリン用防蝕亜鉛板
通販で500円ほどで入手できる

「板」というよりは「塊」
これも一生使えそうだ（笑）

プラスを亜鉛に
マイナスを部品に繋いでドボン

スイッチON
即座に部品から泡が出始め、メッキ開始だ

ちなみに泡は水素なので火気厳禁
焼きが入った材料やボルト、バネ鋼などは要注意
下手にメッキをすると水素原子が侵入して脆くなってしまう（水素脆性）

今度はアルミのような銀色に染まる

どういうわけか穴に亜鉛メッキが乗らなかった
脱脂が悪く通電しなかったのだろうが
まあ、よろしい