Clazzio Bros. Clazzio  

シートカバーと言えばクラッツィオ、です。いや本当はベレッツァ製のとギリギリまで悩んだのですけど。

ウチのハイウェイスターは、実はオプションのプレミアムコンビネーションインテリアなので、シート生地もネオソフィールでとっても上質なんですけど、そこをあえて被せてみました。高額なメーカーオプションを選んでおきながら、わざわざ隠して見えなくしちゃうバーサーカーぶりを発揮したのは、もちろん理由があります。

いや実はワイ、手持ちの物が傷つくと一気に愛着を無くす習性があるんです。スマホとかもそうで、めっちゃお気に入りで使っていても線キズとか見つけちゃうと、一気に冷めるタイプ。なんなら、傷つけないようにカバーをしているくせに、そのカバーが傷ついても冷めるという最高に面倒臭いタイプ。

スマホのケースは買い替えればいいけど、せっかくのプレミアムコンビネーションインテリアに引っかき傷なんて出来ようものなら卒倒確定です。なので、高額かつ高品質なインテリアオプションを装備しておきながら、シートカバーを着けたという。これもう病気。

本製品は、クラッツィオ製のエントリーモデルです。なのでディンプル加工されているのに空気孔が無いなんちゃってパンチングだし、革の品質も当然合皮です。

が、この2023年の令和の時代、ぶっちゃけどのメーカーもエントリーモデルとはいえ「安かろう悪かろう」は一切無いですね。むしろ、下手したらエントリーモデルが一番売れ筋だったりする界隈もあるので、そこを手を抜いちゃうと顧客からの評価もそれなりになって、長期的には損をするという。

したがって、Bros.Clazzioもエントリーモデルとはいえ品質自体は高品質です。たるみも皆無だし、合皮の質感自体も安くないし、ダブルステッチ縫製で剛性感は高いです。シートバックポケットも有ります。

シートカバーと言えど本革製が欲しいとか、色を変えたり個性を出したりとか、上を見たらキリがないですが、こと私みたいに「純正を汚したり傷つけたくないだけ」ならこちらのモデルで十分です。てか、コスパ良すぎです。評価も当然★5です。

デメリットはないか考えてみたんですけど、正直特に思いつかないです。個人で装着すると、死ぬほど面倒臭いくらいのもので。

しいて言うなら、夏は蒸れます。涼しげなクッション等は必須で、私はこの時期ビーズクッション無しでは無理です。でも、これってBros.Clazzioに限った話ではないので、まあ革シートの宿命ですね。諦めて。

余談ですが、私はアームレストが好きではないので、シートカバー装着時に外しちゃいました（戻すのは簡単）。しかし、写真の通り当然装着部分にガッツリ穴が開いて外から見たら恥ずかしいので、下記の革用補修シートで隠してます。これでもなおバレバレなんですけど、穴が開きっぱなしよりはまあ…。

https://www.komeri.com/shop/g/g1078381/