なんとか15万km達成。運悪くDPF再生に入ってしまい、終わらせて引き渡したかったけど少し時間も遅れていたので致し方なし。
思い返せばGJアテンザに一目惚れして「絶対に買う」と心に誓った2012年。
フルモデルチェンジ直後は色々と不具合が出るだろうからとマイナーチェンジを待っていたところ、悪評多いマツコネが搭載されると聞いてマツコネ搭載前の2014年に新車で購入、あっという間の10年だった。
ディーゼル車のことなんてよくわからず、単純に燃費が良くてトルクフルで燃料代も安くて良いことずくめ、なんて思っていたけれど、実際には頻繁なオイル交換にススの問題、その他色々リコールだらけ。ついでにオルタネーターやバイパスパイプ、ヘッドライトリフレクター焼け問題など「これはリコールだろ」と思うこともたくさんあった。けれど、そんなことは些細な問題だと思わされてしまうぐらい、かっこよくて気持ちよく走れる車だった。好きになった方が負けなんだと思わされた車だったw
10年経っても駐車場に車を駐めては少し離れて振り返り、「やっぱりかっけーなー」といつも独りごちていた。
恐らく今後、こんなに好きになって心ときめく車とは出会えないのでは無いかと思う。
10年15万km近く走ってそろそろ大がかりなメンテナンスを考えていた矢先にMAZDA6終売の情報。恐らく当面はMAZDA6の後継はでないとなれば、新車で手に入れるのはラストチャンス。いくら大金かけてメンテナンスを行っても限界があるわけで、新車に乗り換えた方がコストパフォーマンスは良さそう。
早速ディーラーに行って情報仕入れて試乗。確かに前期型と最終形MAZDA6を比較すれば良くなっていた点も多かったけれども、やはりマツコネの古さが気になって仕方が無い。
かと言ってCX-60の評判を見れば、近々発表されるであろうCX-80などの第7世代と呼ばれる最近のマツダ車を買うのは躊躇してしまうし、CX-5もフルモデルチェンジが近いと噂される。そもそもがどの車もGJアテンザの時のように心がときめかない。
でもやっぱりMAZDA6はマツコネがネック。20周年モデルのマイナーチェンジで、マツコネさえ最新にしてくれていればと思ったけれど、売れてない車にお金はかけられないよな、やっぱり。
色々と試乗していると、新しい車は便利で静かでよく走るし、移動手段の道具としてはすごく進化している。アテンザの車検は 1年残っているし、ほんの2ヶ月前にスターターの調子が悪くて交換したばっかりで、燃費も下道で14km/l台、DPF再生間隔も200km以上で何も問題ないけれど、「もうこれは乗り換えろってことだよなぁ」と思わされる出会いもあり、思い切って乗り換えることにした。
願わくば、また10年後にはマツダが作った美しくてかっこいいフラッグシップセダンに乗り換えたい。それまでは新しい相棒を大事に乗っていこうと思う。
ありがとうアテンザ。自分にとって最高の車だった。
Posted at 2024/03/04 02:39:20 | |
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