プラグかぶりのお話の続き ★暖気運転★
投稿日 : 2024年02月28日
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もう春かと思ったら今日めっちゃさむ!
こうも気温が変わると風邪ひきそーですねー。
さてこのままだと忘れそうなのでプラグかぶりのお話の続きを。
さて前回かぶりについて説明しましたが今回はかぶりにくい扱いについて。
よくきくのがチョイノリによるかぶり事故。
朝エンジンかけてそっこー切ったら不動になりました( ; ; )
ってやつですね。
じゃあどうすればいいか。
チョイノリをしなければいい!
なーんて雑な回答はダメです。
あくまで乗用車。
そんな制限バリバリでしか使えないポンコツでは困ります。
ではどうしたらいいか。
普段からプラグがかぶりにくいように運転をすればいいのです。
普通新品プラグで即切りしてもロータリーは不動になったりしません。
まず代表的なのは暖気運転についてですが
一言で暖気といっても暖気とはこうだ!
と明確に指導されたりすることってないですよね。
ちなみにマツダのロータリーマニュアルでは暖気運転を推奨しております。
YouTubeに新車についてくるマニュアルDVDの動画があるので一度ご覧あれ。
で、これで終わりも味気ないのでここからはりおなの個人的見解のお話に。
あたし的にはアイドリング暖気はいらない派。
さすがに気温が氷点下になるような地域にお住まいなら必要ですけど。
だいたいの乗用車はアイドリング時の燃料マップは燃料濃いめに設定されています。
いうなればかぶりやすい設定。
まあこれはエンジン故障が起こりにくいように保険をかけている結果なので仕方ないというくらいで認識してもらえばいいとおもいます。
では暖気はどのようにどれくらいすればいいのかですがそもそも暖気運転の目的はなんでしょうか?
水温をあげるため?油温をあげるため?
いいえ。
設計クリアランスを保持するためです。
金属は温度によって大きさが変わります。
目に見えて倍になったりはしませんがw
温度が低いと収縮し高いと膨張します。
この性質を踏まえて設計時に設計サイズになる温度というものが想定されています。
暖気はこの想定温度にエンジンの金属を温め、設計クリアランスを保持するためにやるのです。
なので水温がいくつだから大丈夫というわけではないんですね。
ただこれはレシプロ、ロータリー共にラジエターの水というのはかなりエンジン内部を通り、かついろんなところを通っているためエンジン自体の温度の一番の目安になるため水温で判断するのです。
あたしがおすすめする目安は水温は40℃〜
油温は20℃〜
油温計はついてねーし!水温計は純正だから何℃とかいわれてもわかんねーよ!!
という方は。
針が動き出したらくらいで大丈夫です。
Cの上の太い二本線の右側にかかったらを目安にしていただけたらと思います。
ここで注意したいのがとりあえずこれで普通に使っても大丈夫なだけで高負荷をかけていいわけではありません。
できれば2000回転シフトくらいでアクセルはなるべく踏まない。
プリッピングなどエンジンブレーキの類は使わないを守ってください。
これはエンジンがすこし常温になったからといってギアのオイルは冷え冷えだからです。
トルクコンバーターも一緒です。
マニュアルなら固い感じがしてわかると思いますがATは少し変速ショックが大きいような感覚になると思います。
また冷えている時にギアが固いからといって無理に押し込まないように!
壊れちゃいますよ💦
もし入りにくいようならダブルクラッチを使ってください。
ATは変速する時に少しアクセルを緩めてあげるといいでしょう。
軽いタックインをする感じ。
これで走らせてもらって
だいたい水温が80℃、油温が70℃超えればもう十分だと思います。
純正水温計でみるならいつも止まるところの近辺にきたらくらいです。
まあ暖気はこれくらいかな?
変に停止したまま水温計を真ん中まであげると逆にかぶりやすいですよ。
あと始動時はACスイッチはオフで!
と、暖気運転について書いてたらまた長くなったので続きは次回へ持ち越し。
次はかぶらない日常使いについて。
これさえ意識すればソレックスもウェーバーも怖くないぜ!
的な?w
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