CVTメンテナンス@99900kmその②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
その①ではCVT内部の清掃や部品交換を行った。
今回は新油の注入とエア抜き作業等を行う。
2
先ずは抜けたフルードの量を確認する。
温度により体積が微妙に変動するため、常温で確認を行う。
先ずは3Lジョッキ一杯。
3
残りは900mL程度。
つまり、確認できる範囲では3.9L程度が抜けたことになる。
オイルドレンボルトからの排出のみでは、2.3Lとからしい。
内部部品の取り外しを伴うと、かなり抜ける量が多い。
作業中にかなりフルードをこぼした。
多分、300mLくらいこぼしちゃった...!バカ野郎!
なので、新油は4.2L注入することにする。
4
使う新油はコスモ石油のLIO CVTF。
アップガレージで5,500円で購入。
トルコン式CVT全般に使用可能。
モノは試しってことで、コイツ入れちゃう!!
5
新油はエメラルドグリーンのような色をしていた。
美味しそう。
エナジードリンコ??飲んじゃダメヨ!
6
エアファンネルやインタークーラー等を取り外し、粉塵をはらってからジョウゴをセット。
ジャンジャンとフルードをブチ込む。
全部入れちゃった!
7
とりあえずインタークーラーを仮付。
8
ステアを左に全切り、カバーを外すとCVTのレベルゲージにアクセスできる。
9
アイドリングで暖機をする。
ラジエーターをAmazonの段ボールで塞ぎ、温度上昇を促進。
ラジファンが2回作動すれば完全暖機完了。
20分くらい掛かった。
そしたらエンジンを停止し、60秒待機。
10
60秒待機後、30秒以内にCVTのレベルゲージで油量を確認する。
レベルゲージに「○HOT○」みたいな感じの表示があり、○の間のHOTの位置に油量があればOK。
今回はドンピシャで上限ギリギリだった。
運が良かった。
11
前輪を浮かせ、空転可能な状態を作る。
12
画像がないが...。
横滑り防止装置とECONをオフにし、アクセルコントロールでジワジワと前輪を空転させる。
約10秒かけて60km以上になるまで加速させた後、アクセルをゆっくり戻してクリープ状態まで戻す(ブレーキ踏んじゃだめ!)。
これを5回くらい繰り返したら、とりあえずCVTのエア抜きは完了。
13
車を地面に着地させ、走行可能な状態に復元する。
アンダーカバーやブレースバー的な何かも戻す。
フルード漏れがないかは要チェック。
ECONをオン状態にし、低速走行を行って問題なく走るか確認する。
※もうこの時点でCVTのレスポンスアップが感じられ、車が軽いと思った。
10km/h以上の低速走行を数m後、停車しアイドリングストップが作動するが、この状態を15秒以上キープする。
これにより電動オイルポンプが作動し、ポンプのエア抜きが行われる。
あとは加減速等を確かめ、問題が鳴ければ作業は終了。
14
<作業の成果>
①出足がかなり軽くなった。
②走行の滑らかさがアップ。
③燃費がアップ(2km/Lは上がっちゃった)。
④D→Rのレンジ切り替え時のCVT内部のシフトチェンジ制御が高速化。
⑤CVTの騒音の減少(ミーンみたいなCVT特有音)。
★大成功★
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