
親が選んだ地域で育ったものの、自分で選んだ学校に行き、自分で選択した社会へ飛び出し、住んでいる場所も自分で選別した筈なのに・・・
気が付き周りを見渡すと、いつの間にか気が合う仲間がどんどん減っている。
選択が似ていても、家族構成、生活嗜好、趣味信条等が同じ訳では無いようだ。
昔仲が良かった仲間も、選んだ伴侶の影響か? 生活環境の所為なのか? いつも一緒に楽しむという訳にはいかない。
年に数度が良い所だろう。
生活レベルの似通った、地域の住民とは利害が一致するものの、ただでさえ毎日顔を合せているので、
そんなにいつも好んで他の場所まで出かけ、一緒に居たい訳じゃない。
遠い過去に付き合った走り屋仲間は、良く言えば探究心が高い。要するに車以外の世界が狭かった。
伴侶の興味が別であれば、当然家族で付き合って楽しめる筈も無い。
私の究極の選択は家族であり、伴侶だ。少しでも永く一緒の時を過ごしたい。
しかし、いつも二人だけでは世界が狭くなり、話題だってきっと偏るに違いない。
多数決は全員一致か、全く相容れないかの二択しかない。
共通の友達がいると本当に楽しい。
だからきっと、社交に長けた欧米人は夫婦単位で付き合うのだろう。
だがここは日本だよ・・・と半ば諦めかけていた。
ところが!
趣味、家族構成、生活地域、年齢、職業、バックグラウンド全てが違っているのに・・・
たった一つの共通点が、世界に(大袈裟な!)散らばっていた遊び仲間を呼び寄せた。
そのツールは勿論、「カブリオレ」
この車を愛する人は、人生を楽しもうとすることに旺盛だ!
そこそこ走って、そこそこの人数が乗れ、荷物もそこそこ積める。
オープンにして、風と太陽を満喫したいし、雨の日や寒い日には隙間風なんて入れたく無い。
洗車は楽な方が良いし、後方視界もまともに見たい。
そこそこ目立って、でもこれ見よがしの目立ち過ぎは好きじゃない。
できれば助手席の人を安全に降ろしたいし、駐車券も降りないで取りたい。
車線を余りはみ出さず安全に追い越したい。
要は欲張りなまでに、機能だけじゃない贅沢を求めている。
でも本当は・・・
「カブリオレが欲しいんじゃなくて、
カブリオレが似合う人生を求めているんだ!」
そんな風に、ちょっとラテンの乗りで、人生を楽しみたい。
じいさんになっても、カブリオレの似合う人生を送りたいな!
折角良い仲間に出会えたのだから、これからも一緒に人生を楽しもうね♪
Posted at 2008/11/11 21:22:37 | |
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335Cab. | 日記