発売当初、先代はプチ・プチ・プチトヨタのCMでお茶の間に浸透した当時のトヨタ自動車最小モデルと言えば?もうお分かりですよね!?!?
え?ピクシスなんちゃら??
そう、今はグループ会社からOEM供給されるトヨタ自動車の中で最小モデルとなる軽自動車がラインナップされていますが、その当時はトヨタは軽自動車を売らない!なんて方針だった故に1,000ccクラスのお車がメーカー上最小クラスだった話しです。今となっては新車登録の半数に迫る勢いの軽自動車ですから流石にその市場規模を無視する訳にはいかなかったのかどうかは分かりませんが!?しっかりラインナップにも加わり、時折街中でもトヨタバッジをつけた軽自動車を見掛けたりしますね。
今回ご紹介する第二弾となる車両は、トヨタ パッソ です。
極々最近でしたか?今年の秋口には新車販売終了とアナウンスが出て世間をざわつかせていましたが三代続いたコンパクトカーのエントリーモデルが消滅するのは何だか感慨深いものがございます。
今回中古車としてご紹介するのが2代目モデルに当たります。
車両は平成22年の初期モデルであろうお車、1,000ccエンジン搭載+CVT仕様のXグレード。画像を見る限りのお話しですが塗装にも艶感があり年季を感じさせない雰囲気の漂うようにも見えます。そしてこのお車の激推しポイント!もうお分かりですよね?
走行距離
13年前のお車で走行距離200km未満。"超低走行車"の域を遥かに超越した"極低走行車"と言った方がいいでしょう。一体、何をどうすればその走行距離を維持出来るのか驚きを隠せませんが、距離的な憶測でしかありませんがお使いになられる事もなく殆どの時間車庫保管されていたような気もします。車屋さんが寝かせていたとかなら兎も角、ユーザーの手に渡っていたのなら13年の間に何回も車検のタイミングがあったでしょうからそれらの移動距離だけで200km近く行きそうな気もしないでもありませんがちょっと記録簿や車検証記載が気になる車両でもあります。
世の中には色々なニーズがあるもので1,000ccクラス買うなら軽自動車を選ぶ!といった層も居ればその真逆、軽自動車に否定的で小さくても普通車を指名してお選びになられる方も大勢いらっしゃいます。良し悪しはニーズであって正解はユーザー様ご自身が模索する話しですが、個人的には1,000ccクラスには軽自動車では絶対に越えられないクラスなりの良さが必ず存在します。その代表例が、
車室内、横幅の広さ及び荷室の広さ(定員分乗車状態の場合)
これだけはどれだけ頑張った所で規格制限のある4人乗りの軽自動車では絶対に得られる事の無い解放感があります。特に後部座席はその傾向顕著で、用途によっては軽自動車vsリッターカークラスでの比較で優位に立ち入るのはリッターカークラスであることは言うまでもありません。
塗色と内装色はキナコメタリック(T25)に明るめのキナリ。魅力に映る点は変に社外品に変更されているような箇所が見受けられない点に加えリアシート座面に至っては新車時点のものなのか?ビニールが被さったままの状態を維持している点。
車検整備渡しですから丸々2年の車検代込みでの
乗り出し価格
先ずこの先市場に出ないであろう状態故にかなりのバーゲンプライスだと思いませんか??
まぁ、どうしても難癖付けたいのであれば最早揚げ足取りになりそうですが…
・上位グレードではない
それ言ってしまうとこれだけの程度の個体先ず出てきませんって。
・中古車保証がない
だからこそお近くでお手に出来る方向けでしょう。
・タイヤ交換すべきじゃないのか?
欲を言うなら新車装着タイヤであれば交換した方が良いでしょう。ただ乗れるか乗れないかと言われば個別判断になるかと。
最早重箱の隅状態ですが、それらを考慮してもこの状態でこの価格で乗り出せるのは「アリ」かなと思います。
勿論、販売条件のまま乗り出し60万円以内でお手にされるのもいいのですが、仮にこのお車の状態がすこぶる良好で傷や錆もほぼ無いような極めて新車の状態に近いのであれば私がこのお車を手にする余裕があれば…
・敢えてタイヤ交換せずエアバルブだけ新品交換(タイヤに大きなひび割れがない場合)
・何も変更せずこのまま純正の状態を維持
・即座に磨きコーティング+ヘッドライトPPF施工
して温室育ちを継承したいものです。
間違いなくこの個体が消えれば、車種故の性格から先ず同様の中古車は出てこないでしょうから絶対に使い倒してはダメ!笑。
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2023/05/25 21:00:20