
発表前から幾つものリークやスパイショットが流出していましたからそのデザインについてはネタバレ感は否めないものの、8年振りのフルモデルチェンジで満を持して発表されました。最も、先代モデルについては随分と前から新車受注が停止していたり、3#系後期モデルを中心に新車価格と中古価格の逆転現象が生じたり、一部人間性に難ありなドライバーが問題行動を引き起こしたりと何かとお茶の間を騒がせるネタが尽きないモデルでもありました。そんな先代になったモデルもいい意味でも、ひょっとするとそうでない意味でも、またお騒がせ情報が引き継がれるのかな?と思うとまぁ何と言いましょうか…先ず両車共に販売台数(オーダー制限があるでしょうが)を伸ばすことは明らかですし、何でしたら残価設定期間が満期を迎える方々を中心に同型車に代替促進されることでしょう。
車両本体価格はこちらですが、また残価設定をお組みになられると月々この価格で最新型に乗れますよ♪すごいでしょ~(^^♪
とかなんとか言って口の上手い営業スタッフが言葉巧みにユーザーをその気にさせて一丁上がりといわんばかりにバンバン受注とってくるでしょう、(;^_^A
車両の解説は既にモータージャーナリストの方々や幾つかの販売店が既に動画投稿していますから詳細はそちらを見てください、私は車両の解説はほぼほぼしませんから主観も主観、思った事しか書きませんのでご同意いただける方も反感を持つ方も色々いらっしゃるでしょうが、新型は兎に角
豪華すぎる装備陣に圧巻
先代が余りにも街中に溢れるものですから、価格帯的に高級車クラスであることは間違いないのですが、何と言いますか?庶民にも(勿論すべてとは言いませんが)普及し過ぎた感が否めず何処か「少し立派なファミリーカー」的に見えてしまうこともあったんですね。勿論、そんな事はありませんよ?ですが人間の感覚というのは多く見たり聞いたり体験したりすることで慣れるというか麻痺することもあるじゃないですか?本質的には凄く立派な立ち位置のお車であることに違いが無いのですが、見慣れることで存在感が希薄になると言うか。。。モデルサイクルが初代や二代目と比べ長かったこと、それだけ見る機会が必然的に多くなったこと、そして今まで以上に庶民に重宝がられたことでいいのかそうでないのか最早分かりませんが、お手にしてもそう嫌味が無い(事はないでしょうが…)と錯覚さえしてしまいそうな感覚は必ずしもブランド価値を引き上げる要素には無いと思います。
かつては会社の社長様等が社用車として高級セダンを多く愛用していましたが、今はこういった高価格帯のミニバンにシフトしたのでしょう、法人車×高級ミニバンの構図も随分お見掛けします。最も、それはそれでいいんですよ。それがブランド価値を引き下げる要因にはなりませんから。そうではなく、見るからにやんちゃそうな出で立ちの方や若年ファミリー層だとおぼしき方々がショッピングモールの駐車場に行けば高級ミニバンから乗降する姿をここでもか…と思う程にお見掛けします。これが高級百貨店の駐車場でわんさかお見掛けするのであればイメージとして納得感が高いのですが、こういう所って寧ろ輸入車だったり大きくない高級車だったりを結構お見掛けするんですね。勿論、高級ミニバンも居はするのですがショッピングモールの駐車場程ではありません。私の地域だけ特別そうだとは到底思えませんので多くの地域もその傾向があるとは思いますが、それら高価格帯のお車をお手に出来ると言う事は購入方法は兎も角それだけ経済力があるという見方も出来ますからそれについては結構なお話しですが、
高級ミニバンが車としての基準点に感じてしまうであろう子供たちは贅沢な感覚が当たり前になる可能性が高い…
だから大衆車に乗れだとかぼろぼろの経年車に乗れだとかは言うつもりはありませんが、将来的にその感覚のまま他を見ず育った目の肥えた子供たちが大人になりご自身でお車を選択する際に、
この車パワーオットマン付いてないの?(あくまで一例です)
なんて普通のお車に備わっていないことが当然の装備がどの車にでも付いていると勘違いして的外れな感覚に浮いてしまうような事があれば知らないことで恥をかく可能性だってあるじゃないですか。ですから高級ミニバンは特別な設えでどのお車に備わっているものばかりではないという感覚もしっかり養っていただけると頓珍漢な事を言わずに済むのかな?なんて思います、って
一体何の話しをしているんだ、爆。
新型が登場して思いませんでした?私はそう感じたのですが…
先代モデルの表情の癖が随分まともに見えるようになったと、爆。
お人によってはその迫力あるフロントマスクから威圧感や高圧感に抵抗若しくは嫌悪感を抱く方も少なくないと聞きました。その結果、ネット界隈で本当はドライバーの質の問題であることを他所に車種を揶揄する表現が使われていたこともありました、特に先代モデルはその傾向が顕著。今回、最新モデルが登場した事でデザインについては「見慣れた感」からなのか先代程衝撃的な印象は(個人的には)受けなかったのですが、その一方で当時から尖った印象も持ち合わせた先代が今回新型の登場で随分と丸くなったようにも感じました。言いましてデザインなんて言うのは個人の好き好きによる影響が大きいもの、仮にご自身の趣味に合わなくても多くのユーザー支持が得られるという事は車としては「成功」を収めた話しですから賛否があろうとも結果として人気を勝ち得たという事はそれがその時代に多く求められた事実結果ということでしょう。
新型モデルが発売されて一部の方でしょうが悲観的になる方も世の中には居るようで、
現行型であることに優越を感じるような先代モデルユーザー
周囲に居ませんか?常に現行型のお車を愛車にしているオーナーさま。こういった方の中には純粋に経済的に豊かで車屋さんが勝手に新車を売りに来る結果歴代現行新車が愛車になる方も居る一方、現行型であることで他者からの羨望の眼差しが快感だと感じるお世辞にも富裕層とは言えないオーナーも居たりはします。ネット界隈で見ませんか?「型落ち〇〇」(〇〇は車種)と揶揄するさまを。大体、こういった穿った見方をする人種は車がいいからではなく高いお金を払える自分カッケーみたいな頭の悪い方若しくはご自分に経済力がない事への他者への僻み妬みが殆どでしょうから話の通じない人へ時間を割くこと自体無駄でしかありません。ただ、そういった感覚を持つ方も一定社会には居るものですから私は型が新しかろうがそうでなかろうがそのお車自体がお気に召して愛用しているなら外野の意見など気にもしないしならないでしょう。私はそういった感覚の持ち主ですから新型が登場する事によってニューモデルに期待感こそ持つものの旧モデルになったからと言って落胆するような事は先ずありません。何でしたら、新型モデルが私の好みに合わず先代が良かった…なんて感情であることもある場合すらございますから、(;^_^A
そんなこんなで正式発表された新型アルファード/ヴェルファイア。価格帯は
アルファード : 5,400,000円~8,720,000円
ヴェルファイア : 6,550,000円~8,920,000円
※共に車両本体価格、消費税込み。
となりますから、価格帯としては先代比更に"いいお値段"になった感は否めません。最も安価なグレードでさえシート表皮が皮革(アルファードは合皮ヴェルファイアは本革)であったり大型センターディスプレイや電動サイドサンシェード※だったり電動ルーフ※までもが標準装備(※アルファードの普及グレードにはオプションで選択可)ですからより後席の贅沢をお求めになるであれば最上級グレードも結構ですが、私個人としては後席に乗る機会があるとは言えエントリーグレードで十分満足は得られそうな気も致しますし、どの選択をなされても価格相応の上質感は得られるでしょう。ただ、今秋発表が予定されている
レクサスLMの存在
が気になる所もあるかも知れませんが、仕立て設えが更に上級志向に振るもののハイブランドプライスになることは必至でしょうから、そういった見方をすると基本設計が同じであろう両車とを比較するとより飛び越えた価格帯ではないことから新型アルファード/ヴェルファイアを敢えて選ばれるのもまた堅実な選択なのかも知れません。最も、
ブランド品にコスパを求める事自体がそもそもナンセンスとも言えるのでしょうが。
私自身は逆立ちしても両車の新車が買えるような身分ではございませんが、私が仮にこれらのモデルでいずれかを愛車として選択するのであれば・・・
ヴェルファイア Z Premier (ガソリンターボ車 2WD)
外板色:プラチナホワイトパールマイカ 内装色:サンセットブラウン
MOP17インチアルミホイール(-110,000円)
MOPユニバーサルステップ(+66,000円)
MOP寒冷地仕様(+28,600円)
他DOP諸々
仕様で普段使い用途に行きたいと思います、(;^_^A
こんな事を言っては何ですが、おそらく売れ筋は両車共にHV車の中間グレード、更に言えばヴェルファイアのダーボモデルはシェア的には余り伸びないと思います。このクラスで大排気量を選択される方は一定数いるものの、ターボモデルを敢えて選ぶ方っていい意味で一癖ある方ばかり(勿論誉め言葉)。そもそもこのモデルから6気筒モデルも無くなりましたし大排気量モデルもありません。純粋に運転を楽しみたいニーズであればは敢えてミニバンを選ぶことは無くそういった意味合いからすると不人気=前期モデルでカタログ落ちの可能性も否定できません。最も、昨日今日発表されたばかりですから軽々に論じる事に何ら意味も無ければ役にも立ちませんが、希少種になる匂いがプンプンするものまた強く感じてしまいますのでターボモデルを楽しみたい!と仰られる方は今ご選択されていてもいいのかな?なんて思います。
発売したてのモデルですから未だ情報はありませんが、今後特別仕様車の類が先ず間違いなく出てくるでしょう。歴代モデルもそうして特別仕様車が必ずカタログ入りしていましたし、言うて爆売れ確定の両車、期中販売促進の起爆剤の意味でも投入必至でしょう。今モデルの不満という訳ではありませんが…
カラーバリエーションを数色追加して頂ければ更に魅力度は増すのではと思いますが開発陣の皆さま、如何ですか!?!?
こう言っては何ですが、新型がデリバリーされ始める頃には中古車市場も相場が動くと見て先ず間違いないでしょう。どちらかと言うと中古車相場の方が私には敏感に反応するのですが!?、3#系後期は兎も角3#系前期や2#系は今より更に値が下がるでしょう。新型を見ると当然に旧モデルは機能面で見劣りする所もあるでしょうが、言うてアルファード/ヴェルファイア。腐っても鯛ではありませんが当時の最高級ミニバンとして君臨した車です。その当時300万・400万・500万した車が100万・200万・300万円程度でモデルによっては射程に入るといった方も居るとは思います。最新型だけが全てではありませんので「この価格で高級ミニバンに乗れる」と言った美味しさも今後市場に溢れてくるのではないでしょうか。
元も子も無い話しをすると、上級ミニバンの選択であれば同社の10年位前の5#系エスティマ

の方が同年代のアルファード/ヴェルファイアより中古車市場ではかなりリーズナブルにお求め出来る個体が多い傾向にあるようです。人気動向なのか何だか理由は定かではありませんが、その時のお手出し額に意識を全振りするのであればエスティマもいい選択だとは思います。
蛇足なお話しでした、爆。
Posted at 2023/06/22 21:05:07 | |
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