
何でしょうか、私だけの問題なのかも知れんせんが若年世代の時は未来の事なんて殆ど考えていなかったような気がします。今が楽しければそれでいい!と言えば随分と浅はかな考え方と捉えられる方も居るかも知れませんが、これぞて見方によっては今を兎に角全力投球!的な考え方である意味将来像に視点が向かない若しくは向く視点すらなかったというのが今にして思えば本当の所かも知れません。あれからウン十年…爆、年齢を重ねたからか、或いは不安定な社会情勢がそうさせているのか、或いはそんなものなのかは分かりませんが!?未来について考える事も多くなりかといってあと何年現役で仕事が出来るのかとかどうなのか?ですとか、今更年代的に今後飛躍的に出世することも無く?或いは70歳を超えてそれこそ終身仕事(悪い様に言えば死ぬまで働け)をし続けなければならないのかも先行き見通しがききずらい現代ではございます。
差し迫る環境問題に人口減少、数十年単位で他人事から自分事へその影響が訪れるのかも知れません。かと言って、個人一人ではできる事も限られ結局はその時代時代に即した生き方をすることが一番無難かつ間違いのない回答なのかも知れません。解決できないことをあれやこれやと考えた所で仕方のないといった意見も間違いではないと思う一方で、一人一人が考えなければ未来は明るいものでは無くなる可能性も否定できないといった考えも間違いではないとも思います。ただね、一人一人が…の意見の場合、多くの人民が足並みを揃えることが大前提にある訳で、あっちこっちへと我儘三昧を繰り返すのとは異なりひょっとすれば前者のほうが安定的に時代の波を乗り続けていくと言う考え方もあるような気がしないでもありません。
結局どっちやねん、爆。
とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、
未来に対する答えなんて一様ではないというのが「現段階でのアンサー」ではないでしょうか。要は、答えが無いにも関わらず無理に回答を求めたがること自体が最適解ではないのでは?と言うことが言いたい訳です。
だからといって何もかも宙ぶらりんがいいいと言う話ではありませんが、答えがないからこそトライ&エラーの繰り返しの果てに後付けの理由として成功かそうでないかが切り分けられるのではないでしょうか。
そんな自分事も未来の事が気になりだし始めまして、幾分前から比べると視野がかつてより広がったのかな?とも思います。何故なら、めちゃくちゃリーズナブルじゃありませんか???
は?何のことですか?????
いえいえ、未来のことですよ。そう、トヨタミライ、爆。
中古車界隈に詳しい方ですとその情報は随分と前からキャッチしているのでしょうが、新車価格に対しめちゃくちゃ中古価格がもう暴落と言っていい程下落しているんですね(;^_^A
かつて700万円を超える新車が場合によっては旧モデルの6~7年落ち程度で走行距離の浅い個体であっても乗り出し価格が100万円を切るプライスタグを掲げる個体も探せば出てくるレベル。
現時点の日本車の中で一番価格下落幅が激しいと言っても過言ではないのでは、爆。
そもそも多くの方は選ばないであろうミライですが、では実際どんな車だったのかな?と申しますと簡単にまとめあげると
・水素エンジン搭載のハイブリッド自動車
・前輪駆動の今や不人気セダンモデル…
・ついこの前の話しでいくと初代モデルは同社のSAIや70カムリ、レクサスHS等と同等クラス(かな?)
・よって設えは決して悪くなく上質な仕立てである(だろう?)
こんな認識で合ってますか!?
現時点で先代モデルと現行モデルの2モデルがあり現行モデルがある以上ミライ自体は新車でもお求めになれますよ、という感じ。現行モデルに至っては後輪駆動化やボディサイズアップによって先代モデルに比べ車格が1ランクアップしたような気がしないでもありませんが、そこは見る方の判断という事で。
私が
より注目しているのが
10系と呼ばれる先代モデル。何故注目しているかと言えばもうお分かりですよね?
価格が安いからですよ。
勿論個体にもよりますし、販売店の違いでの価格差もありますが、探せば探す程「こんな価格でいいの?」といった疑問すら沸く市場価格な個体も存在します。あくまで一例ですが、
・令和年式
・走行距離3万キロ未満
・勿論無事故(修復歴なし)
これら中古車個体としては比較的「上玉」扱いされやすい個体ですら現時点で乗り出し価格100万円程度で手に入れられることも決して夢ではないのです。
未来(ミライ)を感じませんか???
これが新車価格700万円を超えるような車両でですよ?それに探して状態への拘りバーを下げていけば十二分に二桁万円で乗り出し可能な個体も相当数流通しています。。。
(お手放された方は)査定額低すぎて涙目必至(爆)
ではありましょうが、これから中古でこの個体を選択される方にとっては正にオイシイ市場ではないかなと思います。
現時点で私が推す初代モデルについてその価格の下落幅が大きすぎることに言及していますが、更に新しい二世代目の現行モデルでさえ既に新車の半値辺りまで価格が落ちている個体も散見されますので、二世代目がお好みであるですとか、より新しい個体が欲しいですとかであれば二世代目の価格の落ちた中古個体も相当狙い目だと私は感じています。
ミライの実物を見たことも触れたこともありませんからあくまで情報による想像の上でのお話しですが、何故にこんなにも価格が暴落するのか?と言われると…もう一重にこれしかなと思うんですね、そう!皆さん声を大きくご一緒に!?
人気が無い
これだけでしょう。
同年式の他車種でも国産車に限って言えば6年落ちで市場価格が新車の1/7以下になるなんて殆どございません。令和元年辺りの大型SUV車、同年代の人気ミニバンなんてプレミア価値の上乗せがない個体でさえ新車価格の2/3辺りの価格を保っていることも不思議ではございません。市場人気が無いと言われて久しいセダンモデルでさえ新車の半値を切る個体が出るか出ないかのレベル。勿論個体差により傷みが伴う物件は格安車両もありましょうが、先代ミライ程の下落は先ずみないでしょう。
では車としての質感は良さげだとして、何故にここまで大衆にそっぽを向かれるのかと言うとデザインが~だの動力性能が~だのではない部分でしかないと思うんですね。そう、多くの方の懸念中の懸念、
ガソリン車のような利便性には遠く及ばないこと
現在のフル電気自動車にも同じことが言えるのですが、ガソリンや軽油を燃料とする動力源を持つ内燃機については、最近でこそ過疎地の給油所不足が深刻化していると言われますが、郊外から繁華街に向かえば向かう程ガソリンスタンドが数多く存在します。日本国内で2023年点で2万7963箇所、これでも随分と減少したと言われています。その中には24時間営業店舗もあり、より多くの方々がご自身のライフスタイルに合わせ気軽に給油が可能です。これが全国に点在する事で出先であっても同じことが言えるのが最大にして最強の強み。私はかつてから申しておりますが、ガソリン又は軽油以上のユーザーが利便性を兼ね備える燃料は先ず存在しないのではないのかなと。電気自動車の普及云々のお話しもしましたが、全国の給電所が2024年の統計取得時点で2万1348件あるそうなのですが、その内の2/3が普通充電のみ可能なスタンドだそうで。数だけ見れば今やガソリンスタンドと同列ですが、急速充電に対応してない充電スタンドですと何せ充電に時間を要し、商業施設等に設置する給電スタンドには1台当たりの給電時間制限もある程。燃料給油のように5分足らずでフルチャージという訳にはいかず圧倒的に使い勝手が良くないといった問題が未だに完全解決には至らない現状もございます。では更に、水素を燃料をする水素ステーションが今どのくらい普及しているのかと申しますと、2021年1月時点で
全国で164か所足らず、爆。
おまけに水素ステーションそのものが存在しない県も多数存在し現時点でのお話しで行くととても万人受けする交通手段ではないといった高すぎるハードルが存在。量産市販車が登場し今年で10年を迎えようとして今尚この状態ですから、中々維持に厳しいものがございます。これが量産HVカーの初登場と同じ加減の不人気っぷりですと代を重ねる度に市民権を得て今この状態ですから何も言うまいですが、水素燃料については課題が残されたままという現状もありおいそてと手に入れていいものでもございません。しかしながら、
特定の条件下で管理をされるのであればこれほど上質なお買い得モデルもない
のもまた事実ではないでしょうか。
・使用環境下内に水素ステーションが存在する
・遠乗りや水素ステーションエリア外に出かけることはない
・あまり車を使わない(一定数車は持つも乗らないユーザーさんは少なくない)
・メインカーを他にも持たれている
これらの条件に該当すれば、よりミライに近づきやすい環境ではないでしょうか。
私もね、元が700万円以上する高額車に僅か6年足らず経過した程度で1/7程度でお手に出来るのであればちょっと挑戦意欲搔き立てられてしまいます。
ただ、これも今時期だからこその価格帯や流通量といった懸念点もあり、何だか車両を維持する上で水素タンクを15年に1回交換しなければならないといった規制があってみたり、そのタンク交換費用が先代モデルで約50万円もするといった情報もあり、それであれば余程お気に召したミライユーザーでなければ15年経過する個体から順に市場淘汰が加速し、時代と共にほぼほぼ絶滅が既定路線になるような気がしないでもありません。水素タンクだけならいざ知らず、HVシステムも搭載ですからこちらも壊れたらもうそれこそ修理の金食い虫でしかありません。そう考えますと旧年式のミライはやはり市場から姿を消す確率が非常に高いと思わざるを得ません。
未来に旧モデルが存在しない可能性が極めて高い車、それがトヨタミライ、爆。
なんとも皮肉なものですがだからこそ、時間的余裕がまだ残された状態で価格が低い先代(10系)ミライは今乗っておくことを強くお勧めできる車種ではないのかなと思います。
私も高いクオリティでこの価格であれば手を出してみたい・・・。けど、水素ステーションが住まう土地にないから事実上維持が無理、涙。いやまて!隣県には水素ステーションがありそうなので使う度に何百キロも離れた隣県訪れて水素チャージすれば・・・!?私にとっては
その労力こそ無駄の極み、爆。
Posted at 2024/06/05 17:00:45 | |
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