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KANJIE2.0のブログ一覧

2024年02月09日 イイね!

#90 これは再設定していなくて驚かれる方も多いのでは??

#90 これは再設定していなくて驚かれる方も多いのでは??キャンバスに限ったお話しではないのですが、画像のようにアラート表示機能が備わったお車にも関わらず作業者が再設定し忘れていたですとかそもそも表示機能が備わることを知らない方がアラートが示す交換作業のみ行なう場合にはあるあるではないのかな?なんて思います。それが、

所定の消耗品等の交換をドライバーに促す表示機能

現行キャンバスにも付いていたんですね、(;^_^A。
こうして表示することで初めてその存在に気付くといったケースもありましょう。最も、車種を取り扱う販売店スタッフ(ディーラー系)等には恐らく販売前講習等と称してこんな機能ありますよ、と言う事は座学的に学んではいるのでしょうが、代理店や特約店系の特に小規模販売店のスタッフ等にはこれら情報は展開されていない可能性も高く、顧客のお車で「こんな表示出たんだけど」とお店にご相談される方もきっと一定数は居るでしょう。私自身、キャンバスについては1000km時、2500km時にDIYにてエンジンオイル交換を行っていますので不具合警告というのではなくアラート表示が出ることでドライバーに注意を促すといった側面です。ただしこういった場合、

ご自身で運転、ご自身で整備を実施管理しているなら表示が出てもどうとも思わない話しであって、事情を知らない方がいきなりこの表示がメーター上に出るとえ?となるのは当然の反応

でもありましょう。
私も何度か似たような経験があり、それが何かの代車でお借りしたお車の話し。提供された代車を乗り始めようとするといきなりエンジン警告灯が付いてくるではありませんか、爆。走り出す前に貸出側にこれ警告灯付いてますよ?と言うと「あ~、○○がダメなの分かってるから気にしないで」と回答が、(;^_^A。
この場合、持ち主側は警告表示が既にされていること、原因が何かを把握しているから表示に対してなんとも思わないのでしょうが、その事情を知らない者としては先述するように当然に反応してしまいます。最も、警告灯付きっ放しの代車を提供するものどうかと思う等といったご意見もありましょうが、警告灯が付いたタイミングが借主には分かりませんから放置なのか修理待ちなのかも分かりませんでしょう。今頃の車検事情は警告灯点灯は車検不適合(昔からそうでしたっけ?)だそうですから受検するタイミングでは遅かれ早かれ修理はされるのでしょう。それに、個々の事情は知る由もない借主側が仮に返却時にその旨申告したらあらぬ疑いを掛けられてもいい気はしませんのできちんと反応しておく事はある意味大事な事だとも思います。
昔むかしに聞き及んだお話しですが、代車を借りたらその車が実は車検切れだった、なんてお話しもある位ですからいくらドライバーの責任とは言われても当たり前の事であったとしても自らの確認は大事でしょう。最も、代車借りてこれ車検切れてないか?なんて意図的に確認する方は圧倒的少数でしょうが。。。

勿論車格や年代によっても差がありましょうが、今時点では軽乗用車であってもドライバーにあらゆる情報を提供してくれる機能を有していることが増えました。かつてはそれこそ上位モデルにしか搭載されなかった、或いはそのような機能すら無かったものでしたが、時が経つと共に上位モデルから降りてきた装備ですとかといった事や安全意識の高まり等の事情も相まってかとも思いますが、そういった装備装置類も分け隔てなく多くのお車に普及浸透した感がございます。ただ、これは現行モデルあたりのお話しであり、それこそ10年以上前或いは令和より前の世代になるかも知れませんが、経年車についてはそのような装備が備わっていないことも実は珍しくないかもしれません。余りケースとしては少数派な部類かも知れませんが、最新型のお車からスタンダードな経年車にお乗り換えされるような事があるならば、そういった機能性能の進歩進化に驚かれるかも知れません。
便利な事は便利でいいのですが、便利過ぎると今度は操り手の能力低下を招きかねないといった新た問題も浮上します。それこそ自動車としての概念基準が最新型であるようなドライバーの方が何かの拍子に最新型ではない車両に乗る機会になると、今まで車頼りになってしまっていたことが自分でしなければいけなくなる(当然のことですが)ことに戸惑いや操縦ミスを起こす可能性も全くないとは言い切れません。何かのSNSで一時期話題になりましたが、プッシュスタート車しか知らないドライバーがメカキータイプの車両のエンジン始動すらできないといったお話し。これを世代間ギャップと一括りにしてしまうのはちょっと違う気もしますが、こういった時代の変革時であればある程、使う使わないはそれこそ個人の問題としてこういったタイプの物もあるのだよ、と免許取得段階等で座学ないし実技講習等で周知することも大事な気がします。
最も、この先技術がどんどん進歩し過ぎてそれこそ今の車とは全く様子が異なる物体がその時代の車となったとかですと、おそらく旧年代の方の多くが時代に付いていけない…といった事態にもなるかも知れません。。。
Posted at 2024/02/09 17:30:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年02月08日 イイね!

#89 今の車検事情を見ると制御系を伴う改造ってほぼ不可能ではないのかな?と思う

#89 今の車検事情を見ると制御系を伴う改造ってほぼ不可能ではないのかな?と思う「改造」と一括りにするとド派手な装飾やどぎつい色使いであったり、意図的に煩くしてみたりといった一種のアウトロー的な改造を想像する方も居るとは思います。その中には法律に反する改造をする方も居れば、え?これが合法なの??というように見た目は奇抜でもばっちり法律に則った範囲内で改造を楽しまれる方も居ます。法律云々に寄らずとも、その独特な改造手法が一種の文化的表現と捉える見方もある内容もあります、その代表例が

デコトラ

正直あれらが全て違法なのか合法なのかは私には良く分かりませんが!?あれはあれで既にその文化(地位)を確立していると私は思ったりしますのでそれはそれで凄い話しなのかなと。中には改造の手法や地域的な絡み、或いは特定の車種や見せ方といったことで改造車界隈の方々から「○○仕様」と言うような認知があることもあります。それが何かの拍子に一般大衆向けに広まるとデコトラのように改造車に興味が無い層にも文化として認知認識が広まるような要素もあったりするような気がします。昔は一種の暴走族と認知されていた「ドリフト」もそうですよね。近年は大会も開催され多くのギャラリーを集めるまでのモータースポーツの一種として認めらつつございますが、かつては山々やふ頭に集結しては暴走行為を繰り返す不良達!なんてレッテル貼られていたことを思うと随分な進歩だと思います。あ、昔も今も「公道」で違法な曲乗り行為は禁止ですからね。敢えて言うまでも有りませんが同じことをするにしても場所が違うだけで称賛されることもあれば前科前歴の付く犯罪者にもなり得てしまいますから。。。

小耳に挟んだお話しの一つに、最近は車検をする際に診断機を繋いでエラーが無いかの確認をすることが必須になったそうですね。診断機をそもそも繋ぐところが設けられていない旧年式の車はどうなのか分かりませんが、私の感覚でいくと恐らく平成一桁後半頃からのお車については統一規格としての診断機を刺す場所が設けられているような印象を受けます。何でも最近はオートバイにもそのような診断機を刺す口が設けられているそうな。。。それだけ電子制御の普及が当然になってきたのでしょう。で、ですよ?診断機のエラー判定有無が車検合否に関係してくるということは、

それらに記録が残るような改造車は今後車検を合格できないのではないか?

といった疑問が沸き上がります。具体的に想像してしまうのが、

・変速機の載せ替え(AT改MTといったようなスワップ)
・緩衝装置の載せ替え(エアサス改バネサス(車高調)といった話し)


等といった比較的拘る方がやりがちな改造手法。余談ですけど何故MT改ATってほぼほぼ聞かないのでしょうか、爆。実は今後はATの進化によって元々MT車がAT載せ替え化されていくことに・・・多分ならんか、笑。

動画サイト等にもよく投稿されていますが、ATからMTに載せ替えられたであろうお車のメーター計器を見ると、結構警告灯や表示灯が点灯点滅している様子が伺えます。警告灯が点いている=エラーが出ているでしょうから、表向きにはメーター計器をMT用に変えれば警告表示は消えそうな気もしますが根本的な解決にはなっていないでしょうからそれらを解消しない限りは車検で落とされそうな気もします。
それらと同じ理屈で元々エアサス仕様のお車にバネサスを移植するといったお話し。おそらくAT改MTと同じ理屈でエラーが残りそうな気がしますが果たしてどうなのでしょうか。
多くの改造が施されているのであれば、そういった事の担い手がエラーキャンセラーキット等と称して対策或いは商品化しているのかもしれませんが、ただ付け替えただけ的な改造では(そもそも改造申請をして合格判定を貰わなければなりませんが)中々公道上で生き残り続けることも難しくなっていくのではないでしょうか。

たまにニュース等にもなりますが、違法車検をしていて摘発されるような組織の息が掛かっている所にこっそり違法改造車の車検をお願いするような事があるのであれば、闇な存在として生き長らえることはできるのかも知れませんが、本当に教科書通り、ルールブック通りに当たり前の事を当たり前にこなす車検事業者の手に掛かればそういった後処理まで手の施されていない改造車は今後減少傾向に転じるのではないのかなと思いますが皆さんは如何お考えでしょうか。最も、闇の組織とは言うものの理由事情は個々に差があるにせよメーカーの看板が掛かったディーラーや大規模車検事業者であっても不正車検の報道は決して今となっては珍しいお話しではなくなりました。当然に、多くの車検事業者が真っ当に職務をこなしているのでしょうが、その中の極々一部、それが事業規模として大きければ大きい程、名が知れ渡れば知れ渡っている程多くの方の印象にの残りやすいのもまた事実です。私自身改造云々に否定的な印象はありませんが、その手法によっては多くの方にご迷惑が掛かること、危険を伴う場合もあること、もとより定められた基準に適合していなこと等を踏まえて、やはり基準の範囲内で堂々と公道を走れるような改造にすることで今まで偏見の目で見ていた層も納得させるだけのものを携えておくことも大事なのかなとは思います。
Posted at 2024/02/08 18:20:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年01月30日 イイね!

#88 車の期間内モデルについて、多くの方は後期がいいと言いますが…

#88 車の期間内モデルについて、多くの方は後期がいいと言いますが…先日行われた某オートサロンでこの春発売される改良型「GRヤリス」が一般公開され話題になっていました。何でも、デザインも然り、エンジン性能からインパネ周りのデザインに至るまでの大幅な改良が施されているようです。その改良の凄まじさにネット界隈の戯言の多くに、

前期モデル残念

的な書き込みも多く見受けられますが、皆さまはどう思いどう感じられますでしょうか。
まだ若かれし頃の自分は、多くのモデルに対して前期<後期といった印象をもっていました。それは何故か?と自分に問いただすと大体こんな考えが頭にあるからでしたしその当時の視点がそうだったからに他なりません。

① より洗練されたデザインになるのが後期モデル
② より信頼性が向上し安心して乗れるよう改良されたのが後期モデル
③ 前期モデルでも後期モデルでも大きな価格差がない(経年中古モデルに限る)

大体、こんな感じでしょうか。
当時、カスタムの世界に身を置いていたのですがその時の流行りの一つが前期モデルベースの見た目後期移植。前期モデルよりも後期モデルの支持が大きかった場合にこのような魔改造が施されるケースが多く、中にはヘッドライトやテールライトをポン付けで交換するだけの比較的イージーカスタムもあれば、バンパーはおろかボンネットやトランクまでも交換しなければ移植不可能な車両もあり敷居の高さに中々勇気(費用)の要るカスタムでした。最近でも、量産モデルからハイブランドモデルへの移植が少し熱を帯びた某ミニバンがございますが、いずれにせよ各々のユーザーがそこに何かを求め行動に踏み出すといった縮図は昔も今も変わらないと言ったことなのでしょうか。

でですよ、年齢を重ねたからなのかより視野が広がってきたのか理由は自分でもよく分かりませんが、近年余りモデルがどうとかといった事が気にならなくなってきたんですね。それは新車を買うのであればお金持ち小金持ちが頻繁に新車に乗り換え続けるというのが出来る財力の持ち主であればもとより気にもならないのでしょうが、少なからず新車の場合100万円以上はするじゃありませんか。20万30万の中古車を買うのとは訳が違います。同じ(程度)の金額を出すのであれば同型内でより性能のいい信頼性の高いモデルにしたいと思う気持ちは確かにあります、それは今でも変わりません。しかしながら、購買にはタイミングという重要な要素があり、その車を買うだけが目的ではない場合の方々が殆どな訳です。相当のカーマニアの方であれば、例えばそのモデルの最終年式(最終ロット)に拘って発注する!なんて方も居るでしょうが、多くの方がいまご自身のタイミングで新車が欲しいとなり、結果その時期に発売されるニューモデルが新登場したてであったり或いはモデル末期に近しいかも知れません。これが中古車で買うとなると仮に狙いを定めたモデルが既に終売していたのなら、市場に流通する発売初年度のモデルから終売直前モデルまでが予算と流通量等の問題を除けば選びたい放題です。例えば、販売終了から15年から10年以上経過した同型モデルで、

最初期モデルが80万円
最終モデルが100万円

だった場合、予算の事がなければ最終モデルのほうが人気があるでしょう。しかしながら、

最初期モデルは実走行数万キロの程度極上車
最終モデルは実走行10万キロ越えのありがちな程度

であれば最終モデルがいいっ!と思われていた方の中には最初期モデルもいいかな?と気持ちが揺らぐ方もいるのではないでしょうか。

何故こんな事が言いたいのか?と言いますと「GRヤリス」の余りの変貌ぶりに私自身はGRヤリスの発売当初にたまたまメーカーの方に質問を投げかける機会があったんですね。これから買う側の意見からすると進化後のモデルを待ったほうがいいのでは?と結構不躾な話題を振ったのですが、その時に回答下さった開発担当のお一人から既にこの時点でこれから市場に出すことで問題点を洗い出しその結果改良を重ね発売当初にお買いになられた方にもその恩恵が受けられるような体制が…的な事を仰っていました。その回答の一つが例のアップグレードソフトウェアの話しなのかな?と思いましたが、前期・後期とここまで違いがあると、

どのモデルにもそれぞれの個性があっていいじゃないか!

と思えてしまうんですね。絶対的な動力性能の話しをすればそれは改良後モデルのほうがいいに決まっています。しかしながらもとよりハイパフォーマンスなモデル、到底素人レベルやレーサー気取りのドライバーに扱いきれる代物ではございません。それに加え、デザイン的な違いがまぁまぁあり、勿論外観(容姿)なお話しは完全に自身の好み以外何ものでもありませんが、前期は前期の良さ、後期は後期の良さがあって純粋に好き嫌いでは切り分けられない所も個人的にはあったりするものです。最も、後期・後期と何度も連呼していますが、、、

今後更に改良モデルが発売されると後期ではなくなる、爆(例えば中期とか)。

ですから、今をもってして見ると最新型=後期型ですし、モデルの特殊性からするとこの次の外観的な改良はタイミングとしてもう大幅なのは無い可能性の方が高いと勝手に邪推してしまいますが、果たしてどうなのでしょうか。ただ、GRヤリスについては、前期モデルにしかないプレミアムモデル「ファーストエディション」や「GRMN」が存在するだけにこれらはまた別扱いとなるのでしょうきっと。

別に現在進行形で発売中のモデルに限らず、ご自身の好みの問題で必ずしも後出しが好みに合うとも限りません。世の中的な人気支持であったり、リセールを気にしながら買替を続けるユーザーにとってみれば「高価値」であることが最重要事項で関心の多くはそこに向いているのでしょうが、純粋に同型モデルが既に出そろった段階で見るのであれば、ご自身の好みでいずれのモデルでも選んでいいでしょうし、仮に外野にモデルに対し否定的な意見をぶつけられたとしても極論自身には全く関係の無い話しですからご自身のお好きなモデルでカーライフを楽しんでは如何でしょうか。

GRヤリスですか、お金があればハイパフォーマンスモデルが欲しいですし何なら前期も後期も吊るしの状態で2台持って交互に使いたい!なんて夢を抱いていたりします。夢を簡単に諦めることは余り正しい事とは思いませんが世の中には財力という大事なパワーワードがございます、爆。中々夢は私にとっては遠い未来のお話しでしょうが、一部で令和のハチゴーなんて揶揄されていたノンターボ(1.5LでFFのCVT)モデルも試乗経験がありこれはこれで素直な操縦性に私は結構好感触だったんです。窓枠の無い解放感はこちらも健在ですからこっちなら普段使いとして強ち遠くない未来に実現…できるかな?(;^_^A
Posted at 2024/01/30 17:20:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年01月29日 イイね!

#87 いずれ車もパソコンやスマホ、家電のような「使い捨て」時代が来る!?

#87 いずれ車もパソコンやスマホ、家電のような「使い捨て」時代が来る!?既にこの手の情報を把握している若しくは世に発信している方も恐らくは私が知らないだけで多く居るとは思います。世は100年に1度の自動車の大変革期、なんて申していますが、私が知る限り

いつの時代でも変革期と謳っていたような気がしないでもない

それが変革期か大変革期かの違いがあるのかも知れませんが、少なくとも停滞或いは安定期なんて話は聞いたことがございません。それがデザインであるとか性能であるとか品質であるとか種類は色々ありましょうが、例えばフル電動化技術なんて言うのも何年も前から叫ばれ続けてはいるものの未だこの国に限って言えばその道筋すら通っていない現状にどうしても先行して採用販売利用層というのはどちらかと言えばニッチな存在でございます。これがある時を境に激的に世論が電動化シフトに舵を切る頃には、恐らくは内燃機関と同程度或いはそれ以上のユーザーメリットが享受できるような状況になければ先ずをもって不可能に近いのではないでしょうか。そうなると、意地でも電動化にシフトさせたい利権を持つ若しくは持とうとする層が躍起になり、その持つ者がユーザー側ではなく舵取り側に居るとするならこれまた悲惨な失策が打たれ兼ねません、そう、

電動車購入維持インセンティブ・廃車インセンティブの過剰推進・旧車維持への更なるペナルティ或いは罰則

これまでも、何でしたら今でもそう言った影響があります。その一部が電動車補助金であったり廃車を伴う買替に補助金を出してみたり、現旧車ユーザーにとって悪評高い自動車税の重課制度であったり。。。これらの流れが益々加速させていくと先ず間違いなく多くの自動車を持つ者達は半強制的に自動車を買い替えさせられることになるでしょう。正直、そういった側面をはらむだけに未来の内燃機関への展望はお世辞にも明るいとは言えませんが、今回はそんなお話しがしたいのではなく近年見る自動車がアップデートによって最新状態になるといった仕組み。これが今全てのメーカーで採用されているのかどうかは分かりませんが、私が知る限りでも国内メーカーでも数社、特に2020年辺り(厳密ではありませんが)以降発売の車両に対して最新版情報を用意し、例えば車両制御だの出力特性或いはそれ以上の物を情報更新一つで最新の自動車と同様のレベルまで引き上げられるという手法。この手の情報を最初に聞きつけた際は、これで前期モデルだからといったネガな部分は払拭された(※次回の記事に自動車のモデルに対しての偏見を公開します)と思ったものです。しかし、翌々考えてみるとこれって恐ろしさを持っているとも考えられませんでしょうか。

例えばパソコンやスマホを想像してみて下さい。趣味がそれらで常に最新型にしか興味を示さないような方なら何ら影響は受けませんが、一つの物を長く使うといった層も多数居ます。そんな事情を余所目に、アップデート情報は現バージョンで打ち切りです、打ち切り後はお使いの機器が危険に晒されどうのこうの…などといった脅迫紛いの強制買替戦略を発動させ、意思に関係なく使いたければ新しいモノを、的なビジネスモデルは皆さん一度は見た聞いたなどご経験あるでしょう。これが仮にですよ?車でも同じ状況が想定されるのであれば、、、

最早時限爆弾を抱えたも同然、爆。買替リミッターが初めから搭載されているのと同じ

という見方もできてしまいます。
最も、それを言うなら部品の保存期間の話しを持ち出す方も出てくるでしょうし、欠品で手の打ちようがないというのと同じじゃないのか?といった意見もあるでしょう。ただ、これらの状況と根本的に違うことと言えば、

更新情報は「1」か「0」である場合が多くモノとして存在する商品は必ずしもそうではない場合が多い

何が言いたいかと言いますと、PC等の例を挙げると最近で言う所の「窓達の情報更新」が〇月〇日を以って公式発表を終了します等のように、その日を以って翌日以降安全に使い続けるといった動作保証とでもいいましょうかが出来なくなる可能性がある、という事に対し、モノとして形の残る商品については在庫品が手持ちから消えない限り提供し続けて貰える場合が多いといった大きな事情の違いがあったりします。法律的なお話しをすると、製造側が製品の製造終了後に市場に部品供給をし続ける義務が生じる期間が確か7年だか9年だか定められてはいるものの、では現実問題としてきっちり7年と1日経ったから、ですとか9年と1日経ったからといって作るのやーめた、ですとか在庫の抱える倉庫から一掃してしまう事は先ずありません。何故なら、多くの需要がある場合はビジネスとして成立する訳ですからあくまでも法律は義務を課しているだけでありそれ以降の期間については何も問うていないのですから「場合によっては」当該モデルの生産終了後定められる期間が経過していたとしても、作り続ける部品であったり在庫し続ける部品というのは存在します。でなければ今が令和6年ですから平成29年だの平成27年だのそれ以前の車両が故障したり事故をしたりすると修理できなくなってしまうのと同義になります。ところが、今日も道路を見渡すと製造終了後優に15年は経過しているであろう車両も数多く走り続けています。何故それらの車両が走り続けられるかと言いますと、純粋に今時点では不具合が出ても部品の流通があるからに他なりません。それは中には中古パーツの流用や社外新品部品の台頭、或いはデッドストックなんかも中にはあるかも知れません。ところが、それが一度「更新情報」として目に見えないデータとして存在するならば、メーカー以外の方が扱えなくなりばかりか中古データECUなんかの流通があったとしてもバージョンアップできなければ何の役にも立たなくなりますしこれは結構危険が絡む問題なのかも知れません。

ただ、楽観的な話をすると別にバージョンアップできなくても車としては使えますよですとかなら市場にもたらす影響はあってないようなものでしょうが、可能性の一つとしてそのような無茶苦茶な道理が通ってしまうような事がもしあるとするならば、それは末恐ろしいこのなのだとも思っています。

10年後ですとか20年後にこの記事が世に残っているかどうかは分かりませんが、そんな心配無用でしたよね、と笑い飛ばせるような状況であることを切に願うばかりです。。。
Posted at 2024/01/29 18:00:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年01月09日 イイね!

#86 自動車窃盗被害者に見る、持ち去られる方の特徴があるような無いような…

#86 自動車窃盗被害者に見る、持ち去られる方の特徴があるような無いような…2000年初期頃のピークを境にその数は大幅に減少傾向とされているも、単年ベースで見ると昨年比僅かにその数を増やしているとされる自動車窃盗或いは強盗事件。各メディアが報じたり被害者か或いはその近しき方たちが自らSNS等で情報拡散される等、かつてSNSが多くの人に浸透する以前よりは被害者が取れるアクションと言うのは時代と共に変化していったような気もします。中には有名な方も被害に遭われたりと中々インパクトを残す結果となっています。何でも、ここ数年間盗難認知件数ワースト10ランキングは例外なく「Tヨタ製」自動車なのだとか。もうね、このようランキング見ると

Tヨタ製品以外の選択をすることが最も盗難被害に遭いにくくする最善策

とも見て取れてしまいますがどうでしょうか、笑。

とは言えターゲットを絞り込みピンポイントで狙いに来る犯罪組織にはそれらは効果効能があるとしても、場当たり的に他人の財物をせしめる人間的におかしい人たちへの対策にはなっていません。年末に警察広報番組?が各局で放送されましたが、それらを見ても未成年が何処ぞから盗ってきて自分たちの欲望を満たすために乗り回しているといったものを見たりすると、それら犯罪者に対して大きな予防策として一番効果的なのが、「お金にならない」「見栄を張れない」「足が付きやすい」車両は余程の事が無い限り盗ろうと行動意欲を掻き立てないような車を愛車にすることが最もあらゆる方面からの盗難リスクから遠ざかることの出来るといった意見は強ち間違ってはいないと思います。

とは言いましても、多くの人がいい格好したいと思うのがありがちな構図。窃盗犯罪者に人気だとしてもそれらをお手にする方は少なくありません。自分は大丈夫だろう、まさか私が、等と定番とされる後悔を実際に被害者になって言い始める方が多い印象(大体窃盗被害者はこのような事を口走りそれをニュース等で報じられる)ですが、それであれば

何故防犯意識を高く持つ事が出来ないのか?

と私なんかは思ってしまいます。勿論、防犯意識を高く持ちたくても持てない場合もありましょう。お車というのは何も個人所有だけとは限りません。何でしたら中古車販売するお店が商品として所有するようなケースもあります。商品車に態々後付けセキュリティを装着してどうのこうの、なんて出来る訳がありませんのでまた異なる方法で防犯対策を講じて頂くことが宜しいかと思いますが、今回の記事はご自身で所有若しくは使用するような用途で持つ車両の事を指してお話ししています。私が兼ねてから提唱していますこと、それは

高度で複雑な後付けセキュリティシステムの導入

を特に窃盗団とされる組織的犯罪者たち向けには有効に愛車を持っていかれ難くする手段の一つだと提唱しています。

私自身、初の愛車を持った頃から後付け品のセキュリティを導入しています。そもそも導入に至るまではそれらの商品に特別関心が無かったのですが、同じ月極駐車場内でホイールの窃盗事件があったんですね。たまたま私が出張か何かで暫く拠点から離れていた際に起こったようですが、被害に遭われた車は無残にもブロックを敷かれホイールを4本とも盗まれていました。盗まれる前に被害車両を見ていたのですが、大径のリムの深いカスタムホイールを履かせ恐らくお若い方が乗られていたのだろうと思いますがいわゆるドレスアップを施された車だったんですね。対して私の車両はドノーマルの経年車…。それも人気の乏しい低価格帯で市場流通するような車種でしたので窃盗犯のお眼鏡に叶わなかったのでしょうが、

同じ敷地内に犯罪者が出入りしたという事実がそもそも嫌でしょうがない

でしたのでそれをきっかけに発報タイプのセキュリティを導入しました。その結果なのかどうかは分かりませんが、今までウン十年に及ぶ車歴の中で窃盗未遂1回のみで愛車を守り続ける事が出来ています。この先のお話しは分かりませんし、そもそも今後も窃盗犯罪者の好まない車種ばかり乗り続けるとは思いますが、実害があろうが未遂であろうが、被害に遭っていい気なものではありません。ですから特に窃盗ランキング上位に入るようなオーナー様には声を大にして言いたい、愛車を守るためにも、

是非とも高度で複雑な後付けセキュリティの導入を強くお勧めいたします

よくネット上のご意見に、盗難され易く作っているメーカーが悪い!等と一見最もらしい持論を展開する方も一定数見掛けますが、とんでもない勘違いですよ。考えても見てごらんなさい、大量生産モデルであればある程盗難抑止装置が付いていたところで制御方法は1種類。窃盗団が1台用意して解析してしまえばもとより装着されているセキュリティも一気に無効化できてしまいます。仮にそれが複雑であったとしても、乗っ取り方法が分かってしまえばもう純正セキュリティなんて無い物と一緒。あとは末端の実行犯に手順だけ教えればあとは何も考える事も無く同じことを繰り返すだけですからいい方は何ですが、馬鹿でも出来る作業でしかありません。そんな背景を他所に、メーカーにセキュリティ対策を求めたところで結局はいたちごっこ。であれば一定程度の純正セキュリティは必要だとしても、それ以上をお望みであれば自助努力で追加やアップグレードしていくしか方法は無いんじゃないのかな、と思います。
かつて、エンジンイモビライザーシステムという機能が世の中に出始めた頃、その当時の販売側の主張はこれで盗難対策はばっちり!と太鼓判を押していました。それがどうでしょう?あっという間に犯罪組織に解読方法を見つけられ一瞬にして無効化されてしまいました。当時「最強」と謳われた盗難抑止装置でさえ諸刃の剣だった訳です。今の最新防犯事情は指紋認証スイッチでしょうか?それでも搭載車両で盗難被害があるということは、鍵の付けっ放し(置きっ放し)以外の可能性を模索するのであれば、既に一部の組織は解読方法が把握されていると見た方が妥当でしょう。

後付け品のセキュリティのいいところは、予め解読方法が犯罪者の手の内に無いことが最も強力な武器になると考えます。つまり、通信回路の乗っ取りや電波ジャック等については予め知識を持って盗みに挑みますから手慣れてしまえば簡単。ところが、事前知識もない、付けた者にしか何が何処にトラップがあるか分からないであろう後付け用品のセキュリティはそれら馬鹿の一つ覚えの犯罪者共には相当効果を発揮するでしょう。それら防犯意識の高い方は積極的な導入をされていたりしますが、何故だか平和ボケしたユーザーはそのような事に意識も関心も向けていない事が多いんですね。あれだけ同じ車種の盗難被害が報じられているのにも関わらず。正に、窃盗団のカモにされている訳です。

世の中に絶対は数える程しかありません、中には鉄壁のガードを複数講じていたにも関わらず盗まれていった…と言われる方も居るでしょう。正直、保管も完璧、他者の視界も遮り電子錠も物理ロックも完備、何でしたら車の前に更に障害物を置きこれ車を使うのに何時間掛かるんだよ、と思わせる状態であっても何もご自宅或いは定置持でもっていかれるケースだけとも限りません。対策を講じ尽くしても盗られるのであればそれこそ車両保険を掛けておく位しか被害を最小限に食い止める方法がありませんが、多くの場合、複数ロックを多用せず、車の出し易い位置に多くの人の視界に入るような状況の車程狙われるリスクが高いような気がしてなりません。最も、盗む側も手にする報酬が同じであれば同じ個体でより盗りやすい個体から手を付けるのは定石でしょうから先ず不用心な車からターゲットにしていくのも必然といえば必然です。

中には連続窃盗団が逮捕されたといった報道も聞きます。被害総額が数億数十億と明らかに組織犯罪な臭いしかしない被害総額であることもありますが、これら犯罪者の手口として報じられる一つに、盗難車に搭載或いは仕込まれているかもしれない追跡装置(GPS)を警戒し一定期間別の場所(主にコインパーキングやアジトとは違う駐車場など)に放置し様子伺いをする、なんてことがあるようです。これって不思議だなと思ったのは、

警戒して保管中に別の窃盗犯に狙われることがないのか???

と思ってしまいますが、裏世界の話しですから仮に盗んだ車を盗まれたところで表に出る情報ではないでしょうが、そういった事情が仮に無いのであれば、

同じエリア内には同じ組織しか窃盗を働いていないのかもしれない

といった仮説が成り立つのではないでしょうか。その結果、検挙に至る場合に多数の余罪が芋ずる式に浮上し結果高額な被害総額となるのではないのかな?なんて想像してしまいますが果たしてどうなのでしょうか。
Posted at 2024/01/09 17:00:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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毎日使うものだからこそシンプルで飽きの来ない扱いやすいものがいいじゃない。 かつて大衆の中心「カローラ」と今大衆の中心カテゴリーである軽自動車の1台「ムー...
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