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2023年11月29日 イイね!

#80 車酔い改善の為に取りつけた後付けリアスタビライザー装着後の約300kmイッキ乗りレビュー

#80 車酔い改善の為に取りつけた後付けリアスタビライザー装着後の約300kmイッキ乗りレビュー以前に我が愛車の1台である現行モデルのムーヴキャンバスに後付け品のリアスタビライザーを装着したというお話しをしました。私自身、既製品であるものを何でもかんでも付けたがるような気質ではありませんので、販売元が謳う機能性能が私の欲している希望との利害が一致すれば費用対効果等の検討材料を経て採用可否を判断するのですが、今回は車酔いする状況を改善すべく対策の第一弾として実施。これで私どもの車酔いが解消されればこの計画は完了ですが、まだ改善の余地があるですとか効果を感じられないといった事があるようであれば第二弾第三弾と改良を加えていく予定でいます。

今回、1日で約300kmの移動しましたのでテストドライブも兼ね我がキャンバス号を持ち出して人柱レビューをしたいと思います、爆。移動の内訳は、

・山間部(山坂道) 2/5
・高速道(平坦路) 2/5
・市街地(平坦路) 1/5

といった具合です。ドライバーを時折交代しながら前席の感覚と後席の感覚とを体感しどう身体に影響をするのかを検証するものです。数値的なものではなくあくまでも感じ方の感想のみがお伝え出来る内容です。ちなみにですがスタビライザー未装着(要は吊るしの状態)では山間部であろうが平坦な高速道路であろうが市街地であろうが、凡そ30分以上後部座席に乗って走っていると先ず間違いなく車酔いの症状に見舞われる程でした。今回は時間にしてもどの走行状態であっても1時間以上は掛かるので実験には打ってつけという訳です。それに、実験だけの為に態々遠乗り出来る程時間的金銭的余裕はありませんのであくまでついでテストというかたちが私の理想でもありましたのでこのタイミングと相成りましたことご了承下さいませ。

初っ端に申し上げますと、私は何らかの手を加えたからといってそれを敏感に感じ取れるような感性は一切持ち合わせておりません、爆。世の中には補強部品一つつけた事を直ぐ違いを感じられるような方も居れば、手を加えたことを知っているからそうなったんじゃないのか?等といったプラシーボ効果を体感として表に出す方も居れば、そんな事関係なしに何も感じることが出来ないと言われる方も居ます。私は最も後者が一番近しき状態である「鈍感」な人間。見た目の違いですと例えば比較等では車高の違いなんかを3㎜程度でも判断できることがあるのですが、乗り味についてはからっきしダメで効果のある・なし位にしか評価できません。そんな文脈を持たない私ですが、可能な限りレビューしたいと思います。

市街地走行の部
タイヤやホイールは純正で鉄チン+ホイールキャップ仕様、足廻りもリアスタビライザーを取り付けた以外はデフォルトの状態です。装着後短時間(30分以内)の走行では違いを全く感じなかったですし、そもそも論短時間で酔い症状が出る事もありません。

山間部走行の部
走る道路は国道や都府県道等、制限速度が40~50km/h程度の道幅のある片側1車線の道です。渋滞もなければ交通量が特別多い訳でもなく流れは非常にスムーズ。何なら信号もほぼございません。時折減速を余儀なくされるヘアピンカーブ等もありますので車体が右に左に揺れる状況です。上り勾配・下り勾配が半々程度で車速が伸び悩む程の傾斜ではありません。

高速道走行の部
制限速度は80km/h~100km/h区間、時折遅い前走車を追い越すようなシチュエーションもあります。極端な勾配は無く凡そ平坦路、あっても僅かな傾斜です。渋滞もなく1箇所ドライバー交代の休憩ポイントを挟んだ以外は走り続けているような状態です。走行時は主にACCを使い遅い前走車が居ない限りは設定済みの一定速度を走り続けるので障害物等を検知しない限りは加減速等も余りない状況でした。

総評の前に、個別の物事を批判する意図はありませんが、商品紹介などの感想を意見する際に大体はこういった演出がなされます。例えば化粧品の感想などを利用者と見立てた方が感想を述べ映像媒体なのでは流暢にその商品の良さを並べてお話ししています。記事は映像ではないので印象をお伝えできればと思いますが、

肌も艶々!しわも隠せてまるで10歳は若返ったようです!!!
※個人の感想です

別にいいんですよ、個人の感想ですから。ただこの感想を鵜呑みにしてじゃあ私も!と何かに取りつかれたように買い揃え結果効果が実感できなかった…というような事ってありがちじゃありませんか。では何故騙されるとまでは言えませんがそのような過ちになってしまうのかと言うと完全に消費者心理を巧みに操った手法以外の何者でもない訳です。それならですよ?

肌も艶々!しわも隠せてまるで10歳は若返ったようです!!!
※個人の感想です

こう表記すればいいじゃありませんか、爆。

内容は一緒ですよ?何がいけませんか、(;^_^A
こうすると商売で宣伝していると売れるものまで売れなくなってしまう恐れもありますからいかに利益のみをを追求するかという趣旨に反するのでしょうが、私自身としてはですよ?それだけ効果効能が期待できる程の自信がある商品を紹介するならば商品力で勝負してくれよ、とも思う訳です。まぁこれも一概には言えないお話しで飲食店を例えると必ずしも相当に味が良い店が必ず繁盛店になり大儲けできるかと言わればそうでないのと同じで言い方はきついですが大した味でもないのに繁盛している店もよくあります。この差は何だ?と言うと色々要因はございますがそのウエイトを占める割合が大きいのが、

立地どブランディング

です。その典型的な事例がテレビ局の取材が入った後それが放映された後の客入りや、インフルエンサー等がSNS等で紹介してその取り巻きが顧客として流れてくるといった話し。視聴者が多ければ多い程反響も大きくなりがちですがその客入りや良い評判が長続きするか?というのはそれこそそのお店の環境や実力が問われる訳です。結果、多くの顧客層が増えて安定的に繁盛することもありますがその一方で瞬間的には顧客が増えますがリピーターとまではいかず結局元の状態になるだけの後に繋がらないといったこともあります。メディアが悪いとかインフルエンサーが悪いという話しではなく、それらの情報にいちいち惑わされる視聴層の程度の問題。結局、情報を発信する側はそんな人間心理を分かって発信するものですからいい様に使う事も出来ますしそうでない使い方も出来てしまうとういう話しです。

ですので、私も装着後レビューは致しますが、

※個人の感想です
※個人の感想です
※個人の感想です


これ位予め言っておけば大丈夫でしょうか、爆。

車酔いに対しで効果が期待できるような気がする

この一言に尽きます。
掘り下げていくと、乗り心地的な話は正直私には体験できる変化というものを感じませんでした。それがいいですとか変化が欲しいといったお話しはお好みの問題ですからどっちがどうとか等の表現は致しませんが、症状的な話しとして未装着状態のようなオボボボボ、ゲロゲロ、的な事にはならなかったのです。とは言うものの、若干ですが酔うよな感覚が完全に払しょくされた感じではありません。完璧に乗り物酔いが抑止できるという感じではなく幾分の改善に寄与しているような気がしました。同乗者については以前は私と似通った感覚でしたが車酔いが私のレベルよりは「随分と」改善されているような気がするといった感想でした。
勿論、テスト日の気候環境、体調云々、走行道路の状態等、未装着時と全く同じシチュエーションではありません。あくまで長距離(長時間)走行での感想に過ぎません。それにここは大事ですから文字を大にして申しますが、

同様の症状に悩まれている皆様に必ずしも当てはまることではない可能性もある

という事はしっかりとお伝えしておくべきだと思います。ただ、お悩みになられているのであれば費用は100円や1000円といった話ではなくそれなりに掛かりますが、試してみる価値はあるのでは?といったこともお伝えしておきます。ただ、現時点では車種別用品として適合確認がされていな事から、何ぞ事があったとしてもアフターパーツメーカーからの保証はおそらく受けられないでしょうから適合確認が発表されるまではお待ちいただいた方がいいかも知れません(永遠に発表されないことも考えられます)がそこは自己判断でお願いできればと思います。

先にたかが横棒一本取り付けたからといって何が変わるのか…的な装着前の考えを述べていましたが、何故だかは分かりませんがこの鈍感な私でも体調的な変化を感じれたことはただただ凄いなと思いました。ただ、目的ニーズが異なればこの後付け商品の合う・合わないが明確に差が出ることもあり得ますし、車種によっては効果効能の度合いも異なってくることも考えられます。この車種用は絶品ですが他の車種には相性が良くない等と言った事もあり得ますので変化を求める方のニーズが先ず何処にあるのかを考えたうえで装着可否を検討されて下さい。場合によってはそういった部品用品が敢えて不要と考えるユーザーさんも居ると思いますので。


私はこの商品レビューに対し第三者に求められたものでもなければ、広告宣伝の為にキックバックを頂いていい様に情報を広めるといった趣旨のものでもございません。あくまでも自分自身が選択し使用した結果感じたままの事を書いているに過ぎません。ひょっとすれば、体感できた効果効能は同じでもその表現力や文章力からもっと優れたお伝え方が出来る方が居るかも知れませんし、体感的な問題から実は装着に際し合わない方向に振ってしまうといった事もあり得てしまいます。それだけ個人レベルの感じ方も捉え方も一筋縄ではいかないということですが、仮にご自身に合わなければ外してしまえばもとには戻りますのでそういった意味合いでもいずれかの変化は感じられる用品ではないのかな?と思いこのレビューを締めたいと思います。

私の車酔い改善計画は一旦今の状態で使ってみることにするのが現時点の結論です。この後使うにつれて本当にこの感想が正しいのかを時間を掛けて検証していけばいいのかなと思いますし、更に結果がどう転ぶかは不透明ですが味つけに変化を見出したいと思えば次のステップに進めていけばいいのかなとも思います。
Posted at 2023/11/29 17:00:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年11月24日 イイね!

#79 主流の強面も結構ですが、皆でにこやかに過ごしませんか?

#79 主流の強面も結構ですが、皆でにこやかに過ごしませんか?愛車を選定するのに重要な点として重きを置く方が多いであろうポイント、その一つにデザインが挙げられると思います。私は車が表現するデザインはその時(つまり新車が販売開始された頃)の時代を大きく反映する要素だと見てしまうのですが、厳密な話しをすれば新車が販売開始された頃、ではなく世に発表される前、そのデザインが完成された頃の時代背景が表現されていると言う方が正しいのかも知れません。しかしながら、多くの人が現物としてお目に触れるのはリリース後の話しですからタイムラグがあろうとも今回の文面として認知認識は新型発表後と位置づけしておきます。

それこそ我が道を行く!という車両やメーカーもありますが、凡そは各メーカーが「今売れるであろうデザイン」として大体似たり寄ったりな出で立ちを採用する傾向にあります。角ばったフォルムが主流であればそれに右へならえ、流線形デザインが主流であればそれも右へならえ、といった具合に勿論細部の構成や表現方法は異なるために似て非なる商品とはなりますが、それであっても何処か同じ雰囲気を感じてしまうこともあるかも知れません。私が思うに今時代の代表的な例が

フロントグリルの大型化

ブランドイメージの統一化やハイブランドイメージの象徴、或いはお人によってはその迫力あるデザインからちよっと苦手だな・・・と思われたり、数は少ないもののその印象的な問題から品性の良くない方もお好みになられるようで時折問題行動を起こしメディアで報じられたりする様もお見掛けします。その様子から特定の車種を揶揄する表現がネット界隈で飛び交ってはいますが、

悪いのはドライバーであってその車種ではない

という事はしっかりと理解しておく必要がありそうです。たまごが先かニワトリが先かの話しではありませんが、そういった属性の低い方も好む傾向の強いデザインが問題なのか或いはそういったターゲットを見据えて企画しているのが良くないのか、最早どっちもだろ?と言わんばかりではございますが、おそらくですよ?売れに売れる顔面凶器と揶揄されるデザイン性のある高級車がそれこそ内容は同じでも素の無味的なデザインであったならば、

恐らくはここまで支持層を獲得していなかったであろう

と思われます。つまりはこういった強面デザインが今の多くのユーザー層には刺さり属性の高い低いに関係なく多くの方がお好みになられているという結果であろうと思われます。これらを世に生み出した車種でかつ人気の絶えないモノは正にマーケティングの勝利とも言えるかも知れません。
一方で、そんな多くの支持者に受けているデザインであってもその反対で刺さらない層というのも一定数居るのは事実でしょう。それは好み云々のお話しですから正誤はないのですが、ではその刺さらない、否定的、拒否感を持つニーズはその対極、つまりは迫力を売りにせず威圧高圧的に感じないデザインを売りにするお車をお勧めします。ただですよ?よく聞き及ぶお話しで、

自分はこれ(優しい表情のお車)を選ぶけどパートナー(旦那さまやボーイフレンド等)には強面の新型車に乗っていて欲しい

等と言った最早論理破綻とも言えなくもない思考や希望を持つ方も居るようです。強面=カッコいいという発想なのかどうかは分かりませんが、その意思と相手の意思とが一致するならそれでいいでしょうが、対立するような事になればあとは勝手ご自由にといった感じです、爆。

小生が自動車のデザイン的な魅力が高いと感じるのは主に1980年代後半から1990年代終盤にかけて誕生から生産終了或いは時期モデルにバトンタッチする前の車両が今の自動車界隈を見ても最も魅力的なデザインが多かった時代だと令和の今でも感じています。勿論現行ラインナップであっても色々な意味で刺さる車はございますが、その台数がもう天地との差。平成初期頃は高級車であろうがスモールカーであろうがもうどれを選んでいいのか分からない(それだけ魅力的な車両が多かったの意)状況でしたが、今は選択肢が少なすぎて困るレベル。。。2000年代初期ごろに比べればそれは選択肢は増えましたがそれでも当時越えのレベルには到底及びません。あ、またお断りを入れておきますがこれら全てが

※個人の感想です

から現行車を否定するものでもなければそのユーザー様をどうこう言う気は毛頭ございません。そもそも論、ご存じの通り私はより多くの方々には新車を推し進めている立場の人ですから。
そんなちょっぴり?威圧的なフェイスの車とは裏腹にそれらを微塵も感じさせないどころか優しさを最大限表現したようなお車が過去にも今も存在します。デザインは去ることながらネーミングセンスも言えて妙なこともございます。こういったデザインはある意味時代に流されず普遍的な価値を持つような気がしてならず、いつの時代であっても何処かしらのメーカーから世に輩出されてくるような気がします。デザインだけなら愛嬌たっぷりのお車は他にもございますが、印象を含め車名にまで及ぶとなれば最近の車種でいくと

スバル プレオ 「ニコット」(2000年~2002年)

ネーミングセンスがまたド直球でして、ニコッと微笑んだという表現からつけられたものだそうですね。現存数はかなり限られますが、プレミア市場という感じではなくデザイン一目ぼれパターンであれば見つければ即買いレベルで確保しなければ近く市場絶滅が危惧される車種の一つでもありましょう。

ダイハツ ムーヴ「ラテ」(2004年~2009年)

笑って、笑って、ムーブラテ。のCM(ご存じの方居ます?爆)の通りであれば笑っての造語かと思いましたが実は名前の由来が「カフェオレ」たったんですね、爆。今もこれらのメインターゲットが若年女性を主としている場合が多くその層に刺さりやすい名前も重要、という事でしょうか。経過年数的にそれなりのタマ数がまだ確認でき、おそらく今が底値レベルでの流通ですから安価に可愛い雰囲気の車に乗りたい、と言われる層には今が狙い目でしょう。

これらは高圧的だとか威圧感はそもそも戦闘力として皆無で見る者、乗る者を笑顔にさせてしまうような特徴を持ちます。好き嫌いの分かれるデザインといえばどれもに当てはまるでしょうが同じ鉄の塊が表情一つでこんなにも印象が変わるのであれば私はきちんと棲み分けがあることは素晴らしいことだと思います。

そんな令和の時代に名前からしていかにもな車両、
スズキ ワゴンRスマイル(2021年~現在)

我が愛車のキャンバスと真っ向ライバル関係にある車種ですね。時代背景的なお話しをすると初代キャンバスがモデルチェンジを控えた最終年に近しき時期に登場しそれまで歩んできた牙城にメスを入れるべく投入されました。流石後出しじゃんけん!?初代キャンバスを研究した(のでしょう)結果、弱点と言われたポイントに手を加えこのカテゴリーの唯一無二を崩した訳ですが、そんなライバル関係に位置するスマイルをたまたま乗る事が出来ましたのでちょっと記録に留めておこうと思います。

先ずは外観。
ネット検索するときっと多くの人がお調べになられたのでしょう、とんでもない予測変換?が出てきます・・・。

おいおい酷すぎでしょ、爆。
私はそう感じませんが、多くの人間は見た目で判断する愚かな生き物です、はい。
全長3395㎜×全幅1475㎜×全高1695㎜、長さと幅はフルサイズ軽自動車のそれですが、同社の軽自動車と比較して全高がワゴンR<スマイル<スペーシアの順に高さが増してはいくものの差がワゴンRを基準とするとスマイルが+45㎜、スペーシアは+135㎜。どっちつかずと言えばそうとも言えますがその僅かな?サイズ違いでこれだけ表現できる世界が異なるのは素晴らしいの一言に尽きます。どれがいいのか?というのは目的ニーズによってベストが変わりますからそれはご自身の用途で検討ください。

内装
運転席に座った印象、前後左右方向の室内の広さに関して言えば現行キャンバスと同じように感じます。その一方全高がキャンバス比+20㎜~40㎜高い結果、室内高に随分とゆとりを感じます。高さをスペースとして有効活用できるかは疑問が残りますが、運転している上方視界の広さには貢献しているでしょうから体感的な広さが欲しいと言われる方はキャンバス<スマイルとなりましょう。ただ、つい先日発表されたスペーシアのお話を聞いてそうだったの?と思いましたが、
バーキングブレーキは足踏み式

電パ信者には拒絶反応必至ですが、つまるところオートホールド機能等の搭載もありませんのでそれらがマストと言われるのであれば候補対象から外れるのでしょう。個人的にはワイヤー式のパーキングブレーキの方が好みには合っていますが、先進性という意味で捉えると魅力に欠けると思われる方も居るかも知れません。
前席シートは座面が柔らかくふかふか感が強い印象。街乗り短距離移動に関して言えばこれは座り心地の良さをきっと体感できると思います。後席は乗車していないので分かりませんが、足元空間は広々。

前席と同じ程度であれば同乗者もきっとご満悦になること間違いないでしょう。

走行性能
走り出した瞬間気になりました…。
煩い、爆。
エンジン音が結構車内に入ってくるんですね。エンジン自体の特性なのか遮音材の問題なのかは分かりませんが、気にする方は気にするかも知れません。走りそのものは近年の軽自動車であれば街乗りレベルで常識的な判断が出来る方であれば先ず過不足は感じないでしょう。採用から随分と時が経つCVTもきっと熟成を重ねたのでしょう、いたってスムーズです。ただ、軽自動車としては重量級に値する車両重量が840kg~920kg。登坂路や高速道路の合流等、市街地走行とは的が外れるシチュエーションであれば余力が欲しいと思われる状況が訪れそうです。その点で言えば、軽量級軍団や過給機付きに軍配が上がるでしょう。しかしながら、自然吸気エンジン+CVT軽自動車の最大の強みといっても過言でない「燃費の良さ」。実測していませんので車種毎の性能は分かり兼ねますが、カタログ数値では到底図れない市街地での実燃費はきっとお財布に寒い思いをさえない堅実な結果となるでしょう。

全体的な印象
自動車と言うのは色々なニーズがあって然り、ボディサイズもありますし形状もありましょう。乗車定員が肝になる方も居れば経済性ありきな方、或いはブランド力から見栄体裁に重きを置く方もいて当たり前です。そんな中で普通のセダン形状でもなければスーパーハイトモデルでもない、言わばそれら二台のいいとこ取りした何といいましょう?Mサイズトールとでもいえばいいのかは分かりませんがこういった狭間に位置するモデルというのは結構ニッチなのかな?と思いきや市場に大きな新風を吹き込んだモデルですからある意味どの層にもそつなく受け入れられることでしょう。個人の感覚ですからどう思われるかは読み手次第ですが、普通のセダンモデルの軽自動車では手狭だな、でもスーパーハイトのような所帯じみた感覚はちょっとな、と思われる層にもおすすめできるモデルではないかな、と思います。

総評
デザインがどストライクな方、このクラス(Mサイズトール)で室内の広さに重点を置く方、経済性も大事な要素だとお考えの方、何よりスズキさんが大好きな方にはとてもおすすめできるモデルではないかな?と思います。見方によっては色々な方面で見る事も出来ます、電動パーキングの未設定についてもその分販売単価の圧縮に寄与しているとも言えますし、ターボモデル設定についても街乗り燃費を最重視するならば無い方が経済的であることは明白です。ライバル車や軽自動車の枠の中で敢えてスマイルを選択されるには、何処か拘りのある方やおしゃれ感も大事にする方も多いと思われます。ただ何となく選んだ…と言うような車種ではないでしょうからユーザー様各々の趣味趣向で大事にされれば宜しいのかなと思います。個人的にですよ、この車両の最大の特徴は聞いて誰もがほっこりするような

ネーミングだと思います、(;^_^A
Posted at 2023/11/24 17:10:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年11月17日 イイね!

#78 これから益々改造車に対する風当たりが強くなるかも知れない…

#78 これから益々改造車に対する風当たりが強くなるかも知れない…昔から続く慣習であったりそれこそ当然とまではいいませんが暗黙の了解若しくは無関心によって本来であれば問題行動や行為であったとしてもその話題に踏み込まれることはケースとしては稀な事が多いもの。最近のお話しですと、都会で電動自転車の一斉検問が実施されたとか何とか。私の活動拠点では先ずお見掛けすることも少ない(寧ろ見ない)公道走行が違法とみなされることもある「フル電動自転車」が都会ではわんさか居るらしいんですね。そういった違法車両の摘発や注意指導が検問の目的なのでしょうが、全国的に見ても自転車の一斉検問って稀なケースではございます。かつて、仕事を終え深夜に自転車で帰宅途中に制服警官に静止を求められたことがあるんですね。いわゆる「ばんかけ」かと思いきやこの自転車は貴方のですか?と問われるんです。危ないもの持ってませんか?だとかお酒飲んでませんか??ではなく「この自転車貴方のですか」ですよ、(;^_^A。勿論、自身所有でしたので身分証の提示と防犯登録の照会?を経て問題なく解放された訳ですが、あれ以来自転車の検問?は聞いたことがありませんでしたので少々驚きでございました。結局、何故一斉検問が実施されるに至ったかと言うと、

違法フル電動自転車の事故が増えてきた結果、世論の関心が高まった

こともその要因にあると言えるでしょう。ただ、勘違いされる方が非常に多い印象ですから敢えて触れさせていただくと、違法とされるフル電動自転車であっても

きちんと法的に問題が無い仕様にされていればれっきとした合法車両である

ことはしっかりとお伝えしなければなりません。その一方で、

法的に不適合な状態で多くの人が乗り回すから問題が顕著化する

つまり、自転車そのものが悪ではなく、法を無視したり理解しない人間が悪な訳です。

販売されている自力走行が可能な電動自転車であっても、法律の定める保安部品等を装着し、正規な方法で登録をし、自賠責保険を加入の上、乗車時には適合品のヘルメットを被り、有効な運転免許証を所持していれば、同じ自転車であっても自転車としてでは無くなりますが合法的に公道で使用可能です。ただ、電動自転車を合法的に使用するようにするには結構ハードルが高いようで、それこそ自作原付を作るような方からすればイージーな問題かも知れませんがそうではない一般人がこれらに手を加えて公道仕様にするのには中々現実的ではないかもしれません。そういった手間をすっ飛ばし法的に適合しない状態で自転車として公道で使うから違法と指摘されるのであって、先述した改良を加えたり、或いはレジャービークルとして行動では使わないという話であれば違法でも何でもなく外野が四の五の言う事の方が問題であるとも言えます。確信犯なのか自覚が無いのかはそれぞれ違法自転車を公道で転がす運転者の資質的な問題ですが、違法状態で事故を起こし第三者損害を与えました、相手が賠償請求しました、となれば、もとより順法精神の無い運転者が素直に賠償に応じるとも考えにくいですし何でしたら賠償能力を持ち合わせているかも疑問です。事実、こういった問題が散見されはじめたから世論も関心を持ち警察組織も関心を持ったのだろうと思われますが、これって過去を知る者であればどことなくあの現象に通ずるものがある気がしてなりません。それは、

原付バイクにもヘルメット着用義務が運用され始めてから潮を引いたいように原付に乗らなくなった利用者層

お若い方には考えられないでしょうが、その昔はバイクにヘルメットの着用義務がそもそも無かったんですね。その結果、手軽な乗りのもとして多くの世代で原付が普及しましたがその一方で重傷事故も多発。結果どうなったかと言えばご存じ今の現状ヘルメットの着用義務と相成りました。ノーヘル合法時代にはそれこそ軽装備で近所へのお買い物に、車体も安価でしたから各家庭に1台はあった程。それがヘルメット一つ被る動作が増えただけで多くの人は原付に乗らなくなってしまいました。それまで合法であったノーヘルが、ルール一つ変わっただけで違法になってしまったんですね。結局この背景には事故の増加がありますが、その中には調子に乗って自爆する人も多数。。。多くの人が安全に自転車感覚で便利に利用していたモノを、まともな方がイキッた奴らの割を食った感じになってしまいました。国内新車販売のピーク時には年間200万台の売れ行きがあった50㏄以下の原付。ヘルメットの義務だけという要素ではないでしょうが、今や年間10万台そこそこ。一部では50㏄絶滅説も飛び交う事態になってしまいましたが、状況が変われば風向きも変わるということなのでしょうか。余談ですが、50㏄以下のバイクに対し公道でのヘルメット着用義務化がされたのは昭和61年の7月5日「道路交通法」改正以降のお話し。たら話にはなりますが仮に原付の事故がそれまで1件も発生していなくとも遅かれ早かれ原付バイクのヘルメット着用義務は制定されていたと思います、何せ危ないですからね、爆。

違法電動自転車の締め出しもそうですし、ノーヘルの締め出しもそうですが、昨今世間の注目を浴びる事故で走行中にタイヤが脱落する件がございます。各所の報道を目にしますが、一部のメディアや視聴者層が事故を起こした車両が改造車、それも違法に改造された車ではないか?中には事故原因そのものが違法に改造されたからだと暗に断定しているかのような現時点では偏見が強い報道をお見掛けします。その結果、一部のコメンテーターや解説ゲスト、ネット媒体によっては視聴者が

改造車=悪である

といったかなり世論の誘導を意図した(そんな意図はなく感情論でしょうが)意見もちらほら垣間見えます。多くの外野が推論で捲し立てる事に何の意味もありませんしそもそも事故原因の究明は今回に関して言えば警察組織が一定結論付けることでしょう。
私の今ある個人的な立場から意見をすると、仮にですよ?この件に端を発し警察各位と該当省庁が動きだし改造車の締め付けが厳しくなった所でノーマル車を愛車にする私には何の影響もありませんし痛くも痒くもございません。その一方で、偏見度を増し本来合法的なカスタマイズでありながら「見た目が悪い」等の根拠のない主観によって法律が曲解される事態に陥ってはならないとも思います。何が言いたいか?

違法に改造された車両については締め出しをするのは賛成である
一方で
法律の範囲内でカスタマイズされる文化を淘汰すべきではない


ことが今回の主張です。
態々正直に自分は違法改造をしています!等と宣言する方は居ないと思います。そんなことをすれば正義を振りかざす愚民どもに血祭りにあげられるのがオチですから。その一方で、明らかに違法改造とおぼしき車を公道走らせてるよね?と思わずにはいられない「自白投稿」をされる方もSNS界隈には散見されます。勿論、違法か合法かの判定は資格を持つ検査官や職権を与えられた者が判断することであって、一般庶民が何の知識も持たすただ見た感じで「あれは絶対違法だ」と決めつけていることの方が問題でしかありません。私にも経験がありますが、今となっては認知が進みそこらじゅうでお見掛けしますが、当時はまだ珍しいディーラーオプション設定のあるフルエアロ+ホイール+ダウンサス+マフラーなどを組んだいわばコンプリート車両に乗っていたことがあるんですね。勿論、その状態でディーラーから卸されている完全合法車両、整備も車検も問題なく販売店に依頼していました。ところが、その車両を見た高齢のご婦人が、

この車は違法改造車だ

と勝手に決めつけご近所周りに吹聴しているという話を近所の方に聞くと言う事がございました、爆。中にはご婦人の意見を鵜呑みにし「あいつは改造車で走り回る悪い奴だ」「暴走族に入った」「グレた」等とよからぬ噂が飛び交いましたが…結局そのご婦人は

ノーマル車以外=違法改造車

という認知認識を持っていたようなのです。凄まじい偏見、爆。
ただ、知識を持たない事を棚に上げ、自身の抱く印象で違法改造車と決めつける方は私は一定数居ると見てまず間違いないと思います。それらの何がいけないのか?と言うと、今の風土風潮をして

真実が重要なのではなく誰が情報発信したかが重要視される傾向が極めて強い

要は、SNS等に見るインフルエンサーと名乗る方が自身の信者達に誤った情報を流したとしてもそれを疑うことなく鵜呑みにし真実が曲解され事実誤認が生じるといった愚かな現象を過去幾度となく見てきました。勿論、意図して誤った情報を発信する気はなく発信者側の事実誤認があったという事もありましょうが、中には悪意を持って正当化する誤情報を拡散させることもできますし、無条件で受け入れる信者層は真実が重要ではなく発信者が全てと妄信しているのでタチが悪い訳です。これが例えば多くの世論を巻き込む話しに発展し、その結果誤った認知認識を持ったままの上層部が何を勘違いしたのか改造車の締め出しを検討しよう、なんてなった日にはカスタムカーを愛する方々はそれこそ戦々恐々とする結果になってしまいます。かつてに比べて特にマフラー関連の規制は結構厳しめにはなりましたが、その昔は改造=違法といった時代もありました。フェンダーミラーからドアミラーに換装しただけで違法、ショックアブソーバーを換装しただけで違法、と言った今では考えられない程の厳しいものでした。それが規制緩和になり今に至るのですが、自転車の話しや原付バイクの話しではありませんが、話題の事故車両が結果違法に改造されたものであったとしてそれを契機にルールの締め付けが行われるようなことがあれば、

やはり縮図は一緒、違法改造に手を染めたユーザーが原因で真っ当にカスタムするユーザーが割を食う可能性すら出てくる

こういう馬鹿げた足の引っ張り合い、もういい加減に気づきませんか???

現時点で当該事故の直接的原因を知るところにありませんが、結果として違法に改造された事が原因で直接的事故に繋がったというのであれば違法改造は糾弾されて当然でしょうが、その原因が改造に関連無く人為的なミス等であれば改造云々を言うのはまた何か違う気が致します。
ノーマルな「とても小さなジープ」か仮に同様の事故を起こしたとしても、とても小さなジープが悪い!とは中々なりません。一方、合法違法を問わずして改造が施されたとても小さなジープが同様の事故を起こせば一度改造車が事故を起こした!といいがちです。これって何故でしょうか?

カスタムをされる方にとっては車弄りというのは本当に楽しいものです。私もかつて経験がありますからそのお気持ちは重々承知しています。その一方で、法律の境界線を越えてしまうような改造をしてしまえば一度公道を走ってしまうと違法改造車として取り扱われてしまいます。余り認知認識が進んではいないようですが、現時点であっても違法改造に対する罰則はかなり厳しいものとなっていたりします。適用有無は状況次第にはなりましょうが、折角楽しい思いを満たすために趣味を謳歌するにも取り締まりや検挙の脅威に晒されるのも心身ともによくありませんし場合によっては経歴に傷を残すことも無きにしも非ずです。それぞれの憧れや価値観や主観はあると思いますが、一定ルールの範囲内で楽しむというのも公道を走るのあれば必要不可欠であるということも忘れないで頂きたいと思います。
Posted at 2023/11/17 17:00:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年11月16日 イイね!

#77 車やバイクの整備は適正な対価を払って受ける業者さまにお願いしてください

#77 車やバイクの整備は適正な対価を払って受ける業者さまにお願いしてください先日走行中の自動車からタイヤが1本外れて歩行中の方に直撃した…等といった痛ましい報道を目にします。ネット界隈でもその話をよく広げられ、中にはその情報どこから得て書き込んでいるのか?と疑問を持たざるを得ないような内容もあったりなかったりします。他人の不幸を煽って面白半分に無責任な事を表現の自由だと勘違いして蛮行に走るのかどうかは分かりませんが、今時点で報じられている多くの内容としては、

・外れたタイヤが当たった被害者は未だ意識不明の重体であること
・ドライバーと自動車のオーナーとは別人であったこと
・オーナーは加害者に車の修理?を依頼していたこと

等が挙げられます。前提として、走行中の車両からタイヤが脱落するなどといった事はあってはなりませんし通常あり得ないお話しです。その一方で、過去自動車メーカーの欠陥によって走行中の車からタイヤが脱落するといった「事件」もありました。では、通常あり得ないとお伝えした走行中のタイヤの脱落が今回に限らずとも頻繁にとまでは言いませんが一度や二度では収まらない程全国各地で発生しているかと言えば私が考えるに要因或いは原因は少なくとも3つ想像できます。

①ヒューマンエラー
②装着部品不良
③経年劣化や損傷

はっきりと申し上げます。走行中のタイヤ脱落事故というのは

その殆どが未然に防ぐことが可能な事故であること

であると言い切ってもいいでしょう。ではその三点について私見を述べます。

①ヒューマンエラー
ホイールナット(ボルト)には車両ごとに決められた締め付けトルクというものが存在します。緩すぎても締め過ぎてもいけません。トルク管理の為にプロは「トルクレンチ」という工具を用いて正確に締付管理を行います。中にはダブルチェックと称し一度作業者が適正トルクで締付作業をした後に作業者とは異なる確認者が再度締付確認を行い誤りのないような確認作業を徹底するといったことを当然のように行う業者も多く存在します。全てとは言いませんが多くのタイヤ脱落事故が何故起こってしまったんかと言えば、素人作業によるトルク管理不備・締め忘れが殆ど。特にDIYでタイヤ交換作業を実施されたりする方。技術知識不足であればそもそも論そういった事に安易に手を出すべきではないでしょうが、有識者であっても単独作業であれば意図しない「締め忘れ」が全くゼロとは言い切れません。なにせ人間が行う作業ですから手でナットを仮締めしてたまたま何処か1本のホイールだけ締め忘れていた…なんてお話しもあります。ですからプロはダブルチェックを行いヒューマンエラーを未然に防ぐ対策を講じている訳ですが、特にご自身の作業に自信を持たれている方、終始単独で作業をされる方等は確認する他者が不在の為に危険度は高いと言わざるを得ません。

②部品装着不良
純正のホイールに純正のナット(ボルト)で。という組み合わせでは取り付け方を誤らない限りは先ず起こり得ないことですが、シーズンによって社外品のタイヤホイールセットと付け替えられる方、カスタマイズで装着品とは異なる商品を装着される方、或いはそれら以外何らかの理由で純正装着品とは異なるものを付けられる場合、スペーサーと称するトレッド幅を広げるアイテムを使用する場合などが挙げられます。よくある(あっては困りますが)お話しで、純正のホイールナットであっても本来テーパー面をホイール側に向けて締付作業を行う所、真反対の座面側をホイール側に当てて締付をされる方。規定トルクで締まりはしますがテーパー面でホイールを抑えるものが全く効かずがたつき・ゆるみの発生、ひいてはホイール脱落に陥ってしまいますので部品は正しくても取り付け方を誤ったが為に事故を誘発することもあります。プロは知識がありますから先ずミスはしませんが、知識を持たない方が安直に作業を行うとあるあるなお話しです。それと同じくしてホイール形状に合わないホイールナット等の選択。シーズン用に社外品のタイヤホイールを買ったり、それこそ目的を持ってカスタムホイールに付け替えたりする方も居るでしょう。ところが、それらに適合するナットを調達し忘れ、取り外した純正ナットを利用すると言ったケース。形状が合えば問題はありませんが、合わないナットを無理やりつけて締め込むとどうなるか…。ホイール側が壊れるで済めばまだ(高い)勉強代で済みますが、まかり間違い締付に成功した(と思い込む)として走り続けるとどうなるか・・・。ホイールの破損、そして脱落です。トレッド幅を変更するスペーサーの類も一緒。ハブナットの締め代が無くなるような厚いスペーサーやハブボルト付きのスペーサーでも強度の無い低品質なものやそれこそタイヤは締めたけれどワイトレ締め忘れ、なんて言う事もあり得ます。品質が保証された社外品であっても、取り付け方や組み合わせの選択を誤ればヒューマンエラーと結果は同じです。

③経年劣化や損傷
これこそ極稀なケースですが、ハブベアリングが経年劣化で傷んでいたが為にハブ毎ホイールが外れるといった事も全く無いとは言い切れません。本来、きちんと定期点検や車検等を実施していればその間隔の間で余程酷使するような状況が起こり得ない限りは先ず不具合が先に発見されますが、期間中にユーザーが変わったですとか使用目的が変わった等といった車両を酷使する側に変化があれば要注意事項では御座います。それと外的要因にはなりますが、事故により損傷を受けタイヤもろとも吹っ飛ばされるケース。余程のスピードが出ていない限りタイヤが車両から引きちぎられるようなことはありませんが、こちらは安全運転であっても相手方が猛スピードで突っ込んでくる可能性もあります。最も、被害者として自車のホイールが車体から引きちぎられて吹き飛んだとしてもその責任は衝突してきた加害者側にあるでしょうからあくまでもタイヤが脱落する要因の一つくらいに考えていればいいのかなと思います。

近年、大手であっても中古車販売店の不正や新車を扱う正規ディーラーであっても整備に関わる不正が発覚することもあります。状況は各々で異なるでしょうが、そういったプロの立場でありながら顧客の信頼を結果的に損ねる行為に足を踏み入れてしまうとユーザー目線からすれば「プロでも信用できない」といった疑念を持たれても仕方がないと思う一方で、そうした機能不全を起こす問題企業は全体の極一部歪んだ組織体制が組まれている場所でしか起こり得ません。多くの自販店や整備工場はしっかりとしたルールに則り、安全を最優先に顧客の車を手掛けている筈です。その結果、対価として費用が発生しユーザーは安全をお金で買うことになります。部品代や交換工賃等を考えれば、決して安価なものではない場合もありましょう。部品代金はどうしようもないとしても技術料をケチってなのか自称車に詳しいとされる知り合いや友人知人等に無料若しくは破格で依頼しそれを請け負うといったことを往々にして聞き及びます。胸に手を当ててよーく考えてみてください。いいですか?それらの行為は、

絶対にやめてください!!!!!

結局、何ぞ事があった時に問題がより大きくなる訳ですよ。
ありがちな話を列挙しますと、お店では5千円でも1万円でも工賃が発生する作業を知り合い(業者ではない個人)に知人価格として無償やそれこそ数百円程度のお土産程度な金額で依頼するとしましょう。たまたま請け負う方が従順な方で承諾します、依頼者は工賃が浮きます・作業者は極々僅かな利益を得ます、その作業の結果、車を返却した後にタイヤ外れますからの第三者損害を発生させてしまいますとなった場合、その先に何が待ち受けると思いますか???

先ず間違いなく作業者と運転者との間で責任の擦り付け合いが発生する

でしょう。
運転者は作業をしたのはお前だと言い、作業者はフィーを貰っていないと言い張ります。そんなことは関係ないと運転者は捲し立てますが、賠償が絡む以上巨額になればなる程責任を認める=賠償とセットですので先ず間違いなく逃げます。第三者損害を被った被害者としては運転者に賠償を求めるでしょうからこの時運転者はどうするか?という話しです。
たった数千円や数万円をけちったがばかりに巨額の賠償を背負うのには余りにリスクとリターンとの天秤のバランスが違いすぎます。これをきちんと対価を支払った店舗での作業の結果、同様の事になったとしましょう。先ずそのような事は無いと言ってもいいでしょうか不幸にも人が行う事ですからミスがミスを重ね結果として同様な事案になったとしても整備不備があれば店舗側が金銭賠償を負うようにもなるケースはありましょう。これらは個別判断ですので一概には言えない所も御座いますが、対価をお支払いするというのにはそういった意味合いもあるというお話しです。

ご自身のお車をご自身が手掛け、その結果他者を巻き込まない事故が発生してもご自身が痛い目を見るだけで誰も何も言わないでしょう。ただ、そうであっても他人を巻き込まない保証は何処にもなく結果として作業ミスがあり第三者損害を生じさせてしまったのであれば、正直何をしているのか分かりません。これが整備の過程で他人が絡むともっと厄介なのは上記の事例を見ても想像に難くないでしょう。これが修理工場と同じ料金で個人が請け負うよ、なんて言うと誰も依頼はしないでしょうし何でしたら金額が同じであっても責任を負ってくれるとも限りません。メンテナンスだとかカスタマイズなどは興味を持たれる方にとっては楽しいことでもありますし費用がかさむことでもあります。多くの方は最小限のコストで最大限の結果を求めがちですが、お車を維持するというのはそれだけ責任を問われる事ですしお金も掛かるということです。私がこんなことを言った所で何がかわるものでもありませんが、

費用の圧縮等を目的として業者でもない第三者にお車等の作業を依頼することは絶対にやめてください。
マージン等を目的に知識を持たない方が第三者の依頼を安易に受けて作業等を遂行することは絶対にやめてください。


請負先が無いからと言って他人(個人)をアテにするのも同様です。

お人によっては厳しい事を言っているように受け取られるかもしれませんが、当たり前のことを当たり前にすることで、ご自身を守り、他者さまを守り、機器を安全に稼働させることができます。車やオートバイに限ったお話しではありませんが、モノを持つということはお金が掛かるものなんです。車というのは正しい扱い方をすれば便利なものであり有意義なものである一方で、誤った扱い方をすると自身は疎か他者にも牙をむく危険なものでもあります。恐怖を煽るようですが、間違えなければ楽しいカーライフはお約束されると言ってもいいでしょうからユーザーの皆さまは私を含め肝に銘じ維持管理して頂きたいものです。

この際ですから申し上げますが、素人の方がHOWTOモノとしてなのかどうか分かりませんがご丁寧に整備要領をネット開示する方も散見されます。中にはとんでもない誤りを公開する方も居ますが、知識の無い方からすればそれを教科書替わりにする方も居るかも知れません。作業自体が簡単に映れば安易に作業に挑戦しようとする方も出てきかねませんから、その結果危険なDIY整備車両が我が物顔で公道を走り回られると危険以外の何ものでもございません。整備要領の公開に何の意味を持つのか時折疑問を持つこともありますが、私の考えとしては

安易な整備要領の公開は自粛すべきだとも提唱いたします。

私はそれらを懸念して一貫して整備要領の公開は今後も致しません。
Posted at 2023/11/16 17:00:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年11月10日 イイね!

#76 結局行き着く先は原点回帰という結果も往々にしてございます

#76 結局行き着く先は原点回帰という結果も往々にしてございます#74 の文末に記載しましたレクサスブランドから現時点で最もコンパクトなモデル「LBX」の詳細が発表されました。車両本体価格は消費税10%込みで460万円から576万円と乗り出し価格を考慮すると素の状態で500万円台前半からオプションの選択次第で700万円辺りといった所でしょうか。この価格帯をどう捉えるかは選択を検討される方々次第ではございますが、同ブランド内の車両と比較するとリーズナブルにハイブランド品をお手に出来るといった見方も出来ますし(最もリーズナブルな設定では無かったことに少々驚きでした)、ベースモデルとされるトヨタブランドから先にリリースされる車種にざっくり+200万円の価値を見出せるのかといった視点もありましょう。設え等見栄えの向上等に手が入ってはいるようですのであとはその点をどう考慮するかでしょう。今の私にはとても手の届く価格帯ではございませんがこのお車も見て一つ思ったことがございまして、

最近明るめなタンカラーの内装色って車界隈で流行っているのですか???

色使い一つで印象がガラッと変わりますから巧みな色使いは歓迎されるべきことでしょうが、タンカラー(ベージュ系内装を含む)好きな小生としましては我々小市民にも手の届く価格帯のお車で内装タンカラーなお車が世に出てほしいと願うばかりです、(;^_^A ただ、各メーカープレミアムモデル専用としたいでしょうから先ず降ろしてはこないでしょうが、爆。

タイトルにもありますが、原点回帰というお話しを今回はさせて頂きたいと思います。日々自動車の技術進歩は目覚ましく10年間隔のスパンで見てもこの10年で物凄く進化を遂げた印象がございます。それは庶民車にも運転支援系装備か拡充し尽くした感があること。上級モデルには2000年初頭にはその存在があったようですが、我らが庶民の下駄として活用が盛んなカテゴリーなお車達にはまだまだ普及には至っていませんでした。運転支援系装備に限らずとも、設置可能なモニターの大型化や便利快適装備の充実。今時点でこれ以上に便利に快適になる要素あるの?と私なんかは思いますが恐らく更に10年後には今では考えも付かない物凄い技術が庶民がお手に出来る車にも浸透してくるのかも?知れません。そういう時には今時点で上位モデルがどのような機能性能を有しているかを見れば徐々にその装備等が末端に降りてくるでしょうからきっと10年後には今上位モデルに採用されている装備陣が当たり前に普及しているかも?知れません。例えば、

デジタルアウターミラーとか、爆。

冗談はさておき、便利で快適で優れた性能を有する車両にドライバーが慣れ切ってしまうと人間というのは野良な生き物ですからその性能が当たり前化してしまうことが往々にしてございます。そういった方は是非挙手を!とまでは言いませんが例えばの例、

バックモニターがないとバックできません・・・

こんな人いませんか?
バックモニター自体は否定されるものではありません。安全に寄与する装備であればその能力がドライバーの意思を妨げる事がなければどんどん普及進化はしていってほしいものです。そうではなく、

その機能が無ければ運転が出来ないドライバー自身の能力不足の問題

運転免許あるからお前に能力不足とか言われる筋合い無いわ!とお怒りの方が居るかも知れませんが、勘違いしてはいけません、

安全装備や運転支援系の装備はあくまでもドライバーの運転を補佐する装備

でしかなく主体的に機械が意志を持ってどうこうする問題ではございません。中にはスマホ一つで自動駐車してくれるなんて便利?な装備を兼ね備える車もあるようですが、使用の過程で万が一事故などが発生した場合は現時点でその責任の所在はドライバー(この場合操作をした者)になるでしょう。これが例えばそういった支援系装備でお車を操作している最中に事故が発生した場合、

車が勝手にぶつかった!私は全く悪くない!!プギャーーーーーッ!!!

等と責任転嫁ともとれる悪態を晒すならおそらく自動運転の未来はありませんしその責任を製造者側に擦り付けられるのであれば開発を消極的にならざるを得ないでしょう。それはその事故が構造上の欠陥や瑕疵があった結果起こるべくして起こった事故事案となれば話は変わってくるでしょうが、現時点では現時点での解釈でしかなく、未来はその時に応じた解釈がなされることでしょう。常日頃申しておりますので継続してお読みいただいている方にはまたか、と思われることでしょうが…

現代の車はニーズの我儘を聞き入れ過ぎた結果、贅沢過ぎる道具になってしまった
その結果
便利機能が無ければ運転できないと運転者自身の技量低下に少なからず繋がった

という風にも見て取れます。これを言いますと必ず今の状態が当然(基準)として解釈してしまう層が猛反発してきますが、本来車というのはですね、

走って・曲がって・止まって、乗員を安全に運ぶことが出来ればそれでいいのです

極端な話し、スマートキーなんて要らないです。テレビだって必要ありません。車内で動画再生やネット検索??必要ないんです。それはあれば便利ですよ、快適な移動空間にも寄与するでしょう。「あると便利」であって「ないと不便」ではないという点を錯誤してはいけないということです。

昔はそんな装備ありませんでした。それでも皆車を買い求め一家に1台ならぬ2台3台…と車を所有していました。単価が低かったことに加え普及が加速していく過程での話しですから今と比べてもしょうがありませんが、エントリーカテゴリーについては今よりもっと下駄感を色濃く反映していました。最も、そういったものしか無かったということではございますが、今見て下さいよ?それらと比較するとどれだけ贅沢になったことか。それに応じて単価も上がりましたが、結局これって市場が求め続けた一つの結果とも言い換えることができてしまいます。今であっても安全支援系の装備は付くものの、快適装備や贅沢装備はさほど付かないといった低価格路線の新型車ってありますよね、にも拘らず売れ線は単価の高い付加価値の高い車両ばかりです。お金が無いお金が無いと言いながらも選択するものは単価の高い商品…。選択の自由ではございますがこれって矛盾とも言えてしまいます。その結果、低価格路線の車両は姿を消しその存在は極めて少数となりました。開発側も売れる見込みがあれば力を入れます。それは各メーカーの軽スーパーハイト合戦、SUVブームを見れば一目瞭然です。ですけどね、年齢重ねるとその豪華装備でさえ使いこなすこともなく何でしたら所有期間中一度も使わなかった装備なんていうものもあるかも知れません。そういう視点からみるとですよ?スタンダードなお車であれば

エアコン・パワステ・パワーウインドゥ・集中ドアロック・ラジオ位が備わっていれば車としては十分なんです。

それは安全装備は充実しているに越したことはありません。無いよりはあった方がいいでしょう。電動パーキングブレーキも安全装備(サイドブレーキの引き忘れ防止)としてはいいのですが、サイドブレーキ位手で引いたっていいじゃありませんか。そこに幾らのコストアップがされているのかも分かりませんが、オートホールド機能だってあれば楽ですがブレーキ踏みっぱでもいいじゃありませんか。ドライバーの疲労軽減が事故抑止に貢献する、なんて大儀はあるのでしょうがその結果機械だよりになり本来ドライバーがすべき注意を怠るようであれば本末転倒でございます。

今の車しか知らない世代の方についてはある意味これからグレードダウンさせる必要性を感じないでしょうが、我々のようなお世辞にも機能性能が優れたとは言い難い車から操ってきた世代の皆さんには、僅かながらでもベーシックな車の操作というのにご理解を示される方もいらっしゃるでしょう。快適すぎるお車、これも当然いいのですが自らが全てを操っているアナログなお車に魅力を感じるのであれば、私は根っからの車好きな方と一種なのかなとも思います。
Posted at 2023/11/10 17:00:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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