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徒花VABのブログ一覧

2026年04月03日 イイね!

ブレーキキャリパーのマニアックトリビア

ブレーキキャリパーのマニアックトリビア
超マニアックなお話しです。ヒマな方、ウンチク好きな方だけ推奨のシリーズです。
<過去シリーズ>

<ブレーキパッド編>
<ブレーキロータ編>
<ブレーキフルード編>
<ブレーキホース編>

今回はキャリパー編です。知っても実益が少ない点では過去最高のトリビアです(笑)
※トップ画は今回もAIに作ってもらったモノで深い意味はないです

ブレーキ性能を決めるうえで、寄与度としてはパッド>ローター>キャリパーの順です。
パッドが一番分かりやすく摩擦特性への影響が大きく、パッドが仕事できる温度をキープするのが
ローターの熱容量と冷却性で、『キャリパーはパッドとローターが正しく面接触するように押すだけ』
と言ったら少し乱暴ですが、運動エネルギーを熱エネルギーに変換するという制動においては間接的な役割になります。

VABの後期は6ポットキャリパーで、いかにもスポーティな感じですが、ハードなスポーツ走行するうえでは実はマルチピストンゆえの弱点もあります。

人間が踏める踏力、操作性からペダルストローク、ブースタが壊れた時の人力ブレーキでの法規性能etc.の制約から、マスターシリンダーとキャリパーピストンの比の相場は自ずと相場が決まってきます。
車両の前後軸重にもよりますが、フロントならキャリパーのピストン径はφ60±5付近になります。

マルチピストンも全部の面積を足し合わせれば等価になっているので、VAB後期の場合φ30/34/38の異径ですが1個のピストンに換算するとシングルφ60とほぼ同じ面積です。
(前期もφ40/44でほぼ等価ですね)
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図はシングルピストンとマルチピストンのブレーキを比較したものです。
高負荷走行に耐えられるようにローターの大径化とパッド面積を確保すると、
パッドが長手方向に伸びるのでマルチピストンで均一に押せるように分散配置しますが、
赤点線の断面で見るとパッドとピストンの押圧関係が違うのが分かると思います。

冒頭に書いた『キャリパーはパッドとローターが正しく面接触するように押すだけ』が
この状態で達成できるのか!? 次回、マルチピストンとヒートクラックの関係に続きます



Posted at 2026/04/03 00:54:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2026年03月12日 イイね!

祝・みんカラ歴3年!

祝・みんカラ歴3年!3月12日でみんカラを始めて3年が経っていたようです✨

ファイナルエディション落選して少し残念でしたが、新車で買って3年目の車検を期にイジり出すあたり、情報収集と記録を兼ねて始めました。

気まぐれで一部の人にしか刺さらない、超マニアックなトリビア記事書いたりもしました(笑)

やりたいことはまだまだあるのですが、なかなか時間と体力と気力が揃わず😂


これからも、よろしくお願いします!

Posted at 2026/03/12 20:26:52 | コメント(1) | トラックバック(0)
2026年03月05日 イイね!

純正部品値上げ

純正部品値上げ2026年4月より、スバル純正部品の価格が改定とのこと

車両生産打ち切りから6年まで10%、9年まで15%、15年までが20%の値上げだそうです。

VABは長く乗るつもりなので、このペースでの値上げはツライです…

ということで、覚悟してヘッドライト左右セットをポチりました💸

なんでヘッドライトかというと、まず元値が高いから(笑)ですが、ネオクラのGTRとかとんでもない値段になってたりするからです。

灯火類は不具合があると車検が通らないですし、ちょっとしたバンパー当て逃げとかでも割れたりするとアウトです…

クリア剥げや黄ばみが出てくると、途端にボロく古臭く見えてくるのもイヤです。

先日一悶着あったテールランプも、純正品保管計画の意味合いもあって社外品を着けてます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3524564/blog/48931703/


ヘッドライトも安い社外品があれば良かったですが、後期はゴールドパーツくらい?なのと好みではないデザインだったので、純正部品を確保しました。

ずっと出番が無かったとしても、その時はもっと値上がってると思うので、買った時の値段で売ればよいかなと😆

※トップ画はAIが描いてくれました(笑)







Posted at 2026/03/05 21:19:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
2026年02月15日 イイね!

保安基準不適合車?

保安基準不適合車?
先日、飛び石で割れたFrガラス交換でディーラーに行った際に、ヴァレンティのテールランプの後退灯の面積が足りていないため、保安基準不適合と言われてタイトル画の紙を渡されました。
そもそも、去年の車検もそこのディーラーで通ってますし、その前にも数回入庫してオールスルー🤔
もちろん、ECE認証に則ったEマーク取得済みであることを伝えましたが、「グレーゾーンのものはお断りしている」と謎の説明を繰り返されてラチがあかず一旦引き上げました。

このECE認証のEマークとはどんなものか?というと、国連欧州経済委員会が策定した自動車部品や完成車の安全規格で、日本を含む世界各国で採用されており、Eマークは保安基準に適合した製品に印字されるものになります。
部品メーカーは当局に認証取得の申請をして、製品を使った受験して、保安基準適合が確認されたものに付与できます。
それから部品メーカーは申請/受験したものと「完全同一仕様のコピー品」を量産することで、製品1個1個の受験を免除されます。

なぜEマークというものが存在するかというと、テールランプ一つでもウインカーの点滅回数や色や明るさetc...
たくさんの法規要件を検査員が毎回全項目検査するのは現実的ではないので、部品単体で事前にテストすることで保安基準適合のお墨付きを与えて追加の検査を省き、検査工程の効率化を図るためです。
※あくまで仕様としてのお墨付きなので、球切れ等の故障や正しく取付けされてなければ検査員判断で不適合にはなり得ます

なので、「グレーゾーンもへったくれもあるかい!有資格の検査員がECE認証制度も知らんのか!」と騒ぎたくなる心を押さえて、淡々とヴァレンティから認可証取得窓口の連絡先を入手して、ディーラーにその窓口と認証制度の説明をメールで送り、言った言わないで「グレーゾーン」が残らないように、回答は履歴が残るメールで返信するように伝えたら暫く反応なしに😂

送信メール内容は、ECE認証取得している以上、ヴァレンティが受験仕様と量産仕様が違う不正認証しているか、検査員の理解/認識不足しかない。認証取得していても検査員ごとに判断が変わるというなら、認証制度が根幹から覆る旨を書きました。

そしてついに今日返信があり内容としては「陸運支局にも確認したところ、Eマーク取得品であれば問題ないという回答。今回の原因は検査員の認証制度の理解/認識不足」という旨がお詫びの文言とともに書かれていました。

非は認めてもらえたので、これ以上とやかく言うつもりはないですが、わざわざ発行履歴が残る複写式の保安基準不適合なんて紙を渡されたので本気で論破モードに入ってしまいました(笑)

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最近、改造申請の見直し(簡略化)にむけたパブリックコメント募集がかかってましたが、現場の理解度がこの状況で本当に実効性があるのか非常に疑わしいですね…



Posted at 2026/02/15 23:40:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2026年01月19日 イイね!

ブレーキホースのマニアックトリビア_2

ブレーキホースのマニアックトリビア_2
超マニアックなお話しです。ヒマな方、ウンチク好きな方だけ推奨のシリーズです。
トップ画は生成AIに作らせたので、なんか変な感じです(笑)

<ブレーキパッド編>
<ブレーキロータ編>
<ブレーキフルード編>

今回はブレーキホース編の後編です。
<前編>

前回、ステンメッシュホースはペダルタッチ改善には最近のクルマでは
薄くなってきたものの、まだメリットは残っていると書きました。

残りのメリットは「透湿性」と「耐熱性」の差です。
※一応、意匠性もありますが4輪だとほぼ見えないのでノーカウント(笑)

透湿性とは?と思った方もいるかと思いますが、ブレーキホースは高圧にも耐えるので
一見密封されているように見えますが、分子レベルでは隙間があるので大気中の水分は
ゴムを透過して徐々に中にあるフルードに溶け込んでいきます。年間1~1.5%程度と言われています

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モンスターのHPに比較画像があったので借用させて頂きました
https://www.monster-sport.com/product/parts/brake/bk_hose/

通常のホースは内管/中間/外皮の3層ゴムで、補強として下糸と上糸が間に挟まっています。
このゴム材質が天然ゴムからEPDMになったり、糸材質や編み方の進化で昔よりも低膨張になっています。
併せて、大気中の水分がホースの中のフルードに取り込まれる透湿性も少なくなってきているものの、
ステンメッシュの中にあるPTFEに比べるとまだ性能差があります。
つまり、同期間・同環境下であれば、ステンメッシュのほうがフルード劣化が少ないことになります。

次に耐熱性ですが、大半の物が高温×時間で熱劣化が進みますが、
ゴムの3層構造よりもステンメッシュの構造の方が耐熱性おいてやはり有利です。

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↑一時、ネットで騒がれたGRヤリスのホース抜けに対してのアナウンスです。
ブレーキホースは法定点検でもチェックはするものの、定期交換指示部品となっていませんが、
「サーキット走行する場合」は熱劣化の影響も踏まえて定期交換が推奨されています。

セミメタパッドで800℃までOK!、レーシングフルードで300℃までOK!とクーリングも挟まずに
シャカリキに走っているとホースがダメになって、最悪カシメ部から一気に抜けます。
所詮ゴムなので、100℃超えてくるとどんどん劣化が進みますので…

ステンメッシュの構成も劣化はするので手放しで安全という訳ではないですが、
ゴムホースよりは熱劣化に対して有利です。

ただ、ステンメッシュもホイップ試験という大縄跳びみたいに回す耐久試験やると
早々にダメになる粗悪品もあったりするので、日ごろ足回りチェックなどをしない方は、
純正品をそこそこの頻度で交換するのが無難だったりします。
ステンメッシュの部品費で2~3回くらいは交換できると思います。


というわけで、お値段の割にステンメッシュのメリットはサーキットユーザー以外には
あまりないというのが実態というトリビアでした。


Posted at 2026/01/19 22:58:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「ブレーキキャリパーのマニアックトリビア http://cvw.jp/b/3524564/49014374/
何シテル?   04/03 00:54
チューニングはお金をかけて一見華やかでも、市場価値は上がるどころか下がるだけ、さらには品質も犠牲になったり。対して得るものは自己満足だけという徒花(あだばな)、...
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