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徒花VABのブログ一覧

2025年10月26日 イイね!

マニアックVABオフ会

マニアックVABオフ会
※トップ画像は本件とは全く無関係です(笑)

昨日はみんとものCustomZさんにお声がけ頂き、部品の受け渡し兼ねてCustomZさんの秘密基地にお邪魔させていただきました。

今回初めてお会いしましたが、知識とDIYスキルがホントにすごい方でした。自分はハードよりなので、特にソフト/電装系の知識に関してはただただ感服。

9時半ごろに合流してから15時まで、ひたすらお話を伺ったり双方のクルマを乗り比べしたりして、初のオフ会なのに記念に写真など撮ることもなくあっという間でした(笑)

GRカローラのMORIZO Editionにも試乗させていただきましたが、いまどきのクルマらしく低速からモリモリとフラットにトルクが出て速いこと速いこと。ヘタなものを着けると遅くなるG16ですが、しっかりEventuriのエアクリを着けているところも流石です。

VABはアクセルレスポンス改善の秘策を伝授頂いたので、ひそかに導入していこうと思います…



Posted at 2025/10/26 09:42:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2025年10月12日 イイね!

空力のマニアックトリビア_4

空力のマニアックトリビア_4
マニアックトリビアシリーズ空力編の第4弾です。
第1/2/3弾の動画を見てから進むことをオススメするのと、ご紹介する動画は上から順番に視聴することをオススメします。
<第1弾>
<第2弾>
<第3弾>
<過去のシリーズまとめ>


前回、「ちゃんと仕事するGTウィング」という書き方をしました。具体的には…
①境界層の影響を受けないフレッシュな層流が当たる十分な高さに
②翼断面下側の流れが剥離しない角度で
③荷重を受け止める十分な強度がある土台に取付けされているものです。

①は一般人が精緻なCFD解析は出来ないので、ギリギリの高さは知るすべがないですが、VABの場合はきっと解析しているであろうSTIからもウィングは出ているので、その高さ同等以上にすれば大きく外すことはないと思います。
もしくは、エイヤっと屋根の高さ付近まで上げておけば間違いないです。

②は諸説ある&形状にもよりますが、迎角が10度~12度の範囲に最適値があるのが相場です。それ以上の角度は剥離によるドラッグ増加と場合によっては床下の効率低下にもつながります。

③は読んで字のままですが、補強もないトランク平面部につけて何ともないなら仕事してないと思います(笑)


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この辺りを考慮してる変態的造り(誉め言葉)なのが、GR86に設定があるTRDのGTウィングだと思います。

床下含めたCFD解析はもちろんのこと、スワンネックとバーティカルマウント採用。お値段約50万円ナリ…

そして前回触れましたが、注意書きとして単品で着けると空力の前後バランスが崩れる旨が書かれてますね。

VABも見た目に特別なこだわりが無ければ、空力効果を期待するならSTI製をチョイスするのが無難だと思います。


ここからはオマケ編です。

前述のGR86の圧力分布をみると、カウルトップのあたりが真っ赤な正圧になっています。フロントノーズで跳ね上げた主流がボンネット後端付近に着地するところにフロントガラスの傾斜もあるためこのようになります。これを活用しているのが車内への外気導入で、高速を走っている最中に内気循環をOFFにするとファンがOFFでも結構な風量が入ってくるのが体感できると思います。

自分が若かりし頃、ボンネットの付け根にワッシャー噛ませて、ボンネット後端部に隙間を開けることで冷却性UPという雑誌?か何かの情報に踊らされてマネしたことがありました。確かに停車中に手をかざすと熱気が感じられて効いていそうと思っていたのですが、熱気は上に昇るので停車中の煙突的な効果は微々たる量あったかもしれませんが、走行中はむしろ逆流していたワケで逆効果だったということを後から知りました…

CFD解析がないとイメージしづらいところではありますが、原始的な方法としてタフトと言われる「吹き流し」を着けたり、着色した粘度の高いオイルを垂らして可視化してみる楽しみ方(?)もあるので、この記事を読むくらいヒマな方はいかがでしょうか(笑)
空力大研究@市販車編
空力大研究@チューニングカー編


以上、マニアックトリビア空力編でした。定性的な物言いばかりでしたが、ご参考に空力チューンを楽しんでもらえれば幸いです。ここまで読んだ方はきっとこんな↓バグガードは着けないと信じてます(爆)
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Posted at 2025/10/13 00:22:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2025年10月10日 イイね!

空力のマニアックトリビア_3

空力のマニアックトリビア_3
マニアックトリビアシリーズ空力編の第3弾です。
第1/2弾の動画を見てから進むことをオススメするのと、ご紹介する動画は上から順番に視聴することをオススメします。
<第1弾>
<第2弾>
<過去のシリーズまとめ>


空気抵抗の基礎知識から渦の役割、カナードなどのデバイス説明も終わったので、第1弾で前フリしたアンダーパネルやディフューザーについて触れたいと思います。

アンダーパネル/ディフューザーがダウンフォースを生む仕組み


ちなみに、カーボン製のGTウィングやディフューザーも個人的に大好物ですが自分は未装着で、先日購入したFrアンダーパネルが最初の空力パーツになります。

基本的に普通車はアンダーステアが出るようにジオメトリなど設計されてますが、サーキットを攻めるガチ勢の方々はリアをかなりトーアウトに振るくらいVABはアンダー傾向です。

にも関わらず、「ちゃんと仕事するGTウィング」を着けると、よりアンダーを誘発するようになります。ダウンフォースは抵抗増以外はデメリットは無いと思われがちですが、リアにだけでっかいウィングを着けるとウイリーするような姿勢になり、車両姿勢を崩す原因となってフロントがリフトします。富士スピードウェイのストレートエンドとかセンチ単位で浮きます。

その状態に合わせてフロントの車高やキャンバーで調整する方法もありますが、バランス的にリアウィングを着けるより先にフロントアンダーに手を入れるべきかな~と、自分は思い今回の購入に至りました。フロントアンダーパネルより後ろの部分はレースカーと違いデコボコですし、車高も車検に通る高さなので効果は限定的だと予想しますが、変化代を楽しみながらリアの空力パーツもバランスを取りたいと思っています。
※最初にも述べましたが、ドレスアップとしてウィングなどのエアロパーツの装着も全然アリだと思います。


ここまでお付き合い頂いた変態紳士の方々には楽しめるであろう動画を紹介して、今回は締めます(笑)
動画で解説しているムーンクラフト所属の渡邊信太郎さんは、GT300のGR86や過去には紫電なども担当していたチーフエンジニアで、特に空力設計に関してはプロ中のプロの方です。

少し古い動画ですが、自分がフロントアンダーパネルを優先した理由も述べられてます

GT300空力解説


Posted at 2025/10/10 15:28:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2025年10月07日 イイね!

空力のマニアックトリビア_2

空力のマニアックトリビア_2
マニアックトリビアシリーズ空力編の第2弾です。
まずは第1弾の動画を見てから進むことをオススメするのと、ご紹介する動画は上から順番に視聴することをオススメします。
<第1弾>
〈過去のシリーズまとめ〉

空気抵抗は圧力抵抗と粘性(摩擦)抵抗があって、一般的な車両においては箱の形状であるため圧力抵抗が支配的です。
その圧力抵抗を生み出す原因になるのが、車両後方で発生する台風みたいな渦による引き込む圧力差ですが、VAB乗りの皆さんが好きそうなボルテックスジェネレータやカナードも渦発生装置なので、渦=悪いものと捉えるとこの先混乱します(笑)

渦による低圧は毒にも薬にもなり得ると一旦認識しておいてください。
車両後方に向かって流れる層流の剥離による大きな渦は車体をドラッグする毒の渦で、ルーフにつけるボルテックスジェネレータは毒の渦の発生源である層流を乱流に変えて影響を小さくする薬の渦、カナードは車体をリフトさせるフェンダー内の圧力を渦の力で抜いて弱める薬の渦、みたいなイメージです。
純正でドアミラーの側面やテールランプの側面についているフィンも同様の狙いです。

そんなフワっとしたイメージをもって下記の動画見てもらえると、理解しやすいかと思います。
・剥離のメカニズム
・剥離と圧力抵抗の関係
・層流、乱流と剥離の関係

少しお堅い動画を見た後は、ライトな動画で今日は締めくくりたいと思います。
・意外と知らないリアウイングの仕組み
・意外と知らないボルテックスジェネレータの仕組み
・意外と知らないカナードの仕組み


Posted at 2025/10/07 23:27:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2025年10月06日 イイね!

空力のマニアックトリビア

空力のマニアックトリビア
マニアックトリビアシリーズ空力編です。
今まで同様、自分であれやこれや考えたり、試行錯誤されたりするヒマな方のみ推奨です。
〈過去のシリーズまとめ〉
https://minkara.carview.co.jp/userid/3524564/car/3404823/8387902/note.aspx


ついに昨日、年初に注文した近藤エンジニアリングのリップスポイラーとアンダーパネルが届きました。取り付けは暫くお預けですが…

見た目だけでなく空力も期待してのチョイスですが、床は固定でムービングベルトではない簡易風洞ではあるものの、実車でちゃんと定性的には効果検証されてるものであることを直接お店で会話できたので、お高いですが購入を決意しました。

ドレスアップとしてのエアロカスタマイズも全然アリだと思いますが、エアロパーツを謳っておきながら全然効果を検証されてない「勘ジニアリング」で作られているものは多いです。

酷いものだと、ボンネットのエア抜きダクトが、むしろエア入ってない?と見受けられるようなものもあったり・・・

ケミカル製品同様、一般人には検証が難しいところですが、物理現象として正しいかどうか、を腹落ちしながら情報収集すれば大ハズレは避けられるかと思います。

乗用車のパッケージではレースカーのような形状は完コピーはムリですが、部分的取り入れたりすることは可能です。ただし、フロントからリアまで空気は途切れることなく繋がっているので、部分的に取り入れる場合は前後(IN/OUT)バランスを考慮する必要があります。

空力は文章だけで書き連ねるとイメージが難しいので、個人的に良作だと思う動画を何回かに分けてご紹介したいと思います。

ひとしきり見てハマった方には渦を作りたくなる【台風シーズン】が到来するかもしれません(笑)


初回は空気抵抗とは?についての動画です。

①コーダトロンカ/カムテールのお話

②知っているようで知らない、空気抵抗の話

③空力に良い形ってひとことで言うと何?

秋の夜長にビール片手にまったり眺めるのが良いかと(笑)


Posted at 2025/10/06 21:48:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ

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