2023年04月15日
先日、シビックe:HEVのシートの素晴らしい感触を、ドイツ車の革シートとの比較でお伝えしました。
その際、シビックのシートをファブリックとしか伝えなかったので、どのような素材かちょっと調べてみました。そうしたらどうも合成皮革とすべきだったようです。
そもそも、運転の楽しみは「運転操作に応えてくれる車の良いモノ感」を「からだ全体五感で感じて走ること」ですよね。
分けても身体を支えるシートの包み込まれ感は、とても重要な要素です。
前回、高級と言われる本革シートのポジとネガをお伝えしましたが、何がといわれると、ポジは耐久性やビンテージ感でしょうか。
ひるがえって、本革シートを凌駕するシビックの合成レザーシートはどのような素材か。
昨年春に購入したモーターファン別冊623「シビックe:HEVのすべて」を良く確認したら、やっとp50に、わずか2行で「上質なプライムスムース」と「ウルトラスエード」と記載されているのを発見。
(ちなみにシビックのカタログやプレスインフォメーションにも記載が見あたりません。
https://www.honda.co.jp/factbook/auto/CIVIC_eHEV/202206/4220630-civic.pdf
なおWebのホンダテクノロジーのPDF中に、コンビシートの説明として「ファブリックシートをベースにサイドにプライムスムースを採用」と説明書きが。ただしこれは2014/12のグレースの説明だったらしい)
私も何となく「高級な人工皮革のようなもの」としか思っていませんでしたが、やはり本革を上回るシート性能(耐久性、耐候性、吸湿性、滑らかさ:フィット感や滑りにくさ)を備えているものでした。
このコンビシートはファブリックではなく、「スエード基調の人工皮革」と言うべきでしたね。
このような優れものなのに、前に押し出し大々的に周知しているようには見えないのは、やはり400万円なのに本革シートではないという引け目でなるべくシートの話題を避けたいからかな?
世の中は、ビーガンレザーなど環境や色々な視点から、高級車ほど本革シートからの脱却をはかってる時代。
やはり走る楽しさを追求したシビックなのだから、もっと正面から「本革シートを上回って走りを支えるスエード調シート採用」と訴えても良いのではと。
●参考:ウルトラスエードとは
https://gazoo.com/column/daily/21/03/18/
Posted at 2023/04/15 12:47:06 | |
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2023年04月13日
メルセデスC220dからの乗り換え比較 満足点 その1
私が5年6万キロ乗ったC220dからシビックe:HEVに乗り換えた重要な決め手の一つがファブリック(布張り)シートであったことでした。(訂正:正確には人工皮革のようです)
実際に2か月程度使ってみて、身体にフィットする座りごごちに感心するとともに楽しんでいます。
シビックのシートは、背骨の付け根辺りにしっかりとサポートが入り、いくら乗り続けても疲れません。
また、滑りにくい布地(スエード調)の為、革と異なり面でしっとりとサポートしてくれるのも絶品。
万一シビックを検討して、高級車のシンボル革シートではないことで選択肢から外したら、もったいないですよ。
●背景など
私は55歳で車趣味に復帰してから、11年間ずっと革シートのドイツ車に乗っていました。(すべて中古や新古車4台で約11万キロ)
このうち革シートがうれしく有り難かったのは、オープンにもなる最初のVW:EOS一台だけでした。
革シートを利用されている方はご承知でしょうが、日本は四季の季節差が激しく、革シートは、冬は冷たく夏は熱く蒸れてベタベタします。(冬の冷たさのネガはヨーロッパも同じ)
特に私は夏のエアコンが苦手で、2台目のゴルフ7から、夏は送風ファン付きクールカバーが手放せませんでした。なぜ高級車が日本の気候に合わない革シートばかりなのか残念に思っていました。
現在は、輸入車を筆頭に革シートは高級車のシンボルですので、日本車400万円なら、是非革シートに、という意見もあるかと。
しかし、日本向けに日本で月に数百台という少量生産されるシビックには、間違いなくw205Cクラスを凌ぐ走りの良さがあります。
これを得るため、少しでもコストを押さえるためなら、高級感よりシートとしての運転の楽しさに結びつく高耐久ファブリックにしてくれて、本当に良かったと思います。
運転上は、出来の良いファブリックの包み込まれ感が革シートを上回っています。
皆さんもご存じでしょうが、馬車の昔から革シートは、ファブリックに比べ安価に入手でき、雨や汚れに強くて、耐久性と実用性が高く、革シートが庶民の標準装備でした。
一方、当時のファブリックは座り心地が良く温かで、シートに適していたが、繊細で耐候性や耐久性が低く高価だったため高級な座席だけに使われたものでした。
その後ファブリックが極端に安くなり、ほとんどの普通車に使われるようになりました。同時に手入れの不便さや耐久性のなさ、誰でも使っている高級では無いものになりました。
一方作りの良い高級品とは長く愛用できるモノで、耐久性や経年変化のビンテージ感など革シートの良さが次第に浮き出してきて、その高級感と共に今では高級車の必須アイテムなったようです。
参考:ファブリックと革シート
https://vague.style/post/22036
https://www.webcartop.jp/2019/01/321824/
Posted at 2023/04/14 09:43:53 | |
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2023年03月29日
本日は里帰り娘の送りで、関東近郊の一般道を南北に片道75キロ2時間半の都市間ドライブ。もちろんトリップメーターAは出発時にリセット。
帰宅時間帯の渋滞を含む車載メーター燃費が往復152キロで29.4km/L!でした。
往路は娘と孫2人(3歳と赤ん坊)の計4人(体重換算大人2名分)と荷物満載、復路は1人乗車カラ荷で帰宅混雑時間帯でした。
ここ数回同じコースを走って感じたのは、やはり加速のしかたと最高速度の出し方で燃費が大きく変わることですね。
先日は寒い雨の中、往復とも今回より大人1人分多かったけど、結構踏んで走ったら175キロで25km/Lくらいでした。
特にバイパスを3けた前キロくらいで頑張って走ると、燃費がみるみる下がります。(それでも25km/Lですからね。)
今回は晴れて温かく、加速は控えめでバイパスも60-65キロくらいのゆっくりの流れに乗って走ったので、渋滞にはまりながらもリッター29キロを超える燃費になりました。
シビックe:Hevやるなぁ~
Posted at 2023/03/30 00:50:39 | |
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2023年03月20日

本日、渋滞を含む近郊都市部を流し38.2km走って26.8km/Lになりました。トリップメーターAでリセット後です。
HONDA TOTAL CAREアプリは、色々な情報が記録され便利ですね。
Posted at 2023/03/20 21:08:18 | |
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2023年03月17日
EOSは市場からは既に姿を消しているかもしれませんが、たまに走っている姿を目にすることがあります。
ハードトップでオープンになり、FFだけれども素直なハンドリング。中古でしたが、安くて一番美味しいときにオーナーになれて幸せでした。
Posted at 2023/03/17 00:39:40 | | クルマレビュー