いつまでリンバン？のブログ一覧

デフロック粉砕車両の部品が揃ったので組み付けです。
しかし使える部品は使ってくれとの依頼でしたので、とりあえず見た目何とか使えそうかなと思うリングギヤはそのままで仮組みして振れやバックラッシュ、歯あたりなど点検しましたが、これがなんと使えるじゃないですか！　でもあんな状態でしかも「使える部品は使ってくれ」なのでノークレームですけどね。

さてリングギヤは良かったんですが一つオチが・・・
サイドギヤのワッシャー（シム）ですが厚みが4種類有るのは知ってたんですが大丈夫だろうと思い再使用し組み付けんですがギチギチで回りませんでした（汗
頭に来たんで全種類取ってやりました（爆

昨日の夜は佐賀からお客さんが来たんですが帰ったのが2時半で一昨日から体調悪かったんで今日の作業はなんてこと無いMTのB/G交換だったんですが流石に辛かったです（汗

で、例のように早くあがりたい時に限ってあがれない出来事が
預かる時にラジエターリザーブタンクからたまにLLｃが噴出す
と言うので例のE/G側のラジエターキャップの詰まりだろうと思いMTO/H後にキャップを外したらバラバラになってしかも破片はサーモハウジングの中へ（汗
一瞬途方に暮れました。
考えても仕方ないのでハウジング脱着してサーモとご対面。
・・・サーモもご臨終でした（爆
まぁ開けて良かったと思い作業しましたが
もうヘトヘトっす。
今日は早く寝よう。

ＤＡ63Ｔのキャリイダンプですが・・・
動かないと連絡有り4駆にすると動くと言うので近くだから乗ってくるとの事。
確かに2駆にすると動かない
デフオイルを抜いてみた。
カラカラっと破片が（汗

終わってるな　こりゃ！

と思いつつ、もしかして前リコールのシャフト折れか？
しかし対象車ではなかったしシャフト折れならクレームも効くか？
などど思い早速バラしてみた。

が

折れて無いじゃん。

しかもこの割れ方・・・　面白い（爆

こいつはデフロック付きなんですが
このオーナーさん平気で500Ｋｇ位荷を積むんですよね。
で、ここからは憶測なんですが駆動掛けてる時にデフロックを作動させた　
のかもしれません。
オーナー曰くフツーに乗ってたなんて言ってますが
んなわきゃね～だろ！

中古もあたってますが中々無いようで
新品だと両手位行きますからね～
しばらく保留かも。

12万キロも走ってるのでシリンダーの状態がどうなのか試しに測定してみた。
ピストン、シリンダーの打刻はNO2で内径は68.000～68.010　ピストン外径は67.9700～67.9800
クリアランスは0.020～0.040
流石に最近のはキツめのクリアランスですね。

測定の結果は意外にも良好？で
ピストンは測れ無いのでシリンダーのみですがボアゲージを68.000にセットして計測
X.Y.テーパー度　平均で68.045
まぁピストンもリングも磨耗してると思うんで確認程度なんですがね。

にしても12万キロでこの値は3.000キロごとオイル交換していた賜物ですね。

バラす途中バルブクリアランス測定したらＩＮはまぁまぁ。
ＥＸはバラバラで3番が0.03のシックネスゲージが何とか入る程度。
さっそくヘッドを外して見るとこんな有様でした（汗
前回も確か3番がおかしかったんですよね。
こうなると材質とかの問題では無いよな気が。
3番だけ熱的に厳しいんかな。