
「かっこいいですね!ロードスター!」
「えっ?」
スタバのドライブスルーでドリンクを受け取る時、店員のお姉様のリップサービス笑
いや、実はNDは嫌いだった。
なにが嫌いかって?
「こう乗りなさい!」と車が言ってるように感じた。
何度試乗しても車のツボに入らないと楽しくないように感じた。
RFも含め10回は試乗して、そのあたりが大雑把でトルクフルなアバルト124を選んだ。
124は「こう走りなさい」とは言ってこないように思えた。
「好きなように走れば?」と言ってくれてるようだった。
ターボのトルクフルでシフトダウンしなくてもアクセルワークで胸のすく加速ができた。
「ターボはいいよなぁ…」
NR-Aは実は試乗したことがなかった。
なぜか?
そりゃあ、あまりに簡素過ぎて必須のナビ(マツコネ)もないしリアカメラもないから見向きもしなかった笑
しかし今オーナーになってから「NR-A」のNDは、自分の中で評価が変わった。
なにより驚くのがオープンカーにもかかわらず「車体剛性が高い」。
嘘のように聞こえるかもしれないが硬めのビル脚でギャップを超えた後「バス!」と一発で収束するけど、ボディは「ミシリ」とも言わない。
いや、もちろんオープンカーだからハードトップに比べたらNVHはひどくにぎやかだけどね(笑)
そう、ビル脚もこのボディあってのものだと思う。
走りながら段差を超える時フロントノーズの上下動が見えるんだけど余震がなくほぼ一発で上下動がおさまるのにあきれる。
もちろん色々な車に乗ってきたけど、こんな経験あまり?ほとんど?ない。
もちろんその分ラグジュアリーなサルーンやセダンより乗り心地は悪く、スポーツカーのなかでも硬いと言うかソリッド?よく動く脚だと思う。
土屋圭一さんがこの車をサーキットで走らせた時「後ろが巻き込むのがいいね」と言った意味がよくわかる。
この剛性と一発収束、後ろが出る感じがNR-Aのもちどころで他のNDには、感じられなかったんだと思う。
エンジンのつきは、そりゃあ124に比べれば「圧倒感」はない。
ただ、2,000rpmを超えたあたりからのトルクの付きはトルクフルとまでいかないがリニアだと思う。
もちろんNAだからスピードを出すには、一手間のシフトダウンと回転が上がってくるのを待つしかないけど「悪くはないか…」と思わされる。
以外だったよNR-A
「オープンカーいいですよね!買おうか悩んでる知人がいるものですか」
スタバの笑顔のお姉様にドリンクを手渡される。
「そうですねぇ…オープンカーは冬がいいんですよ…」
アイスのドリンクを手渡された。
このドリンクがホットになる時期がいい。
乾いた冷たい空気を切る時がいい…
早く冬がきてくれ…
Posted at 2024/08/12 06:01:49 | |
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