レーシングストライプ貼付け　その①

事の発端は、中古購入時からボンネットに飛び石か何かわかりませんが、集中して3ヶ所もタッチアップしてありました。
板金するまでもなく、ずっと考えていて名案が浮かんだのです。
ステッカーを貼ろうと。
しかし、場所が場所だけにどうしたものかとネットを徘徊していたら、こんないいもの有るじゃん！と。
そう「レーシングストライプ」を見つけたのです。

めぼしい商品を見つけてテープの幅が商品名で「11cm」と明記されてあるのを確認して、前から後ろまで貼った時にリアのエンブレムとドアノブ横のボタンの間を上手いこと通るか実寸してみました。
どうやら大丈夫そうだったので、すかさず「ポチリ」

届いた現物をあてがってやはりバッチリなのを確認できました。
（※が、実際はテープ幅「14.5cm」でした…）
よくよく説明を見てみると別途転写シートが必要だったので、又ネットで「ポチリ」

転写シートが届いたので各部採寸した長さに貼り合わせて下準備しました。

それからワックス成分の入ってないシャンプーを使い洗車をした後、タコ糸を使ってライン出しとマスキングテープを貼って位置決めをしました。

今回はシリコンオフではなく、アルコールスプレーで脱脂。

傷は上手く隠れましたが、レーシングストライプの黒部分は強粘着で固くその上に貼られている透明部分は弱粘着で柔らかくて、転写シートは固くて粘着力は強でも弱でもなく中を選んでみたのですがこれが粘着力が強くて剥離がかなり困難だった事と、ドライ貼りとなっていたので「水貼り違うの？」と思いながら施工してみると案の定空気入りまくりとなってしまいました。

不本意ですが貼るのに、こんなに苦戦したことは初めてです。
しかもルーフはRもついているところに固柔固の強粘着手動合体剥離シートなので上手く貼れる訳がありません。
転写シートがない素の状態でも透明部分は全く伸びなく弱粘着のヘニャヘニャビニールで黒部分は強粘着のビニールテープ（シートじゃないんです…）という構成なのでドライヤーも役に立ちませんでした。
機転を利かせて水貼りしたとしても無理だったでしょう…。
それにもっと柔らかく弱粘着の転写シートを圧着ローラーで合体させてからじゃないと無理です。
シートの素材構成もかなり問題が有りましたが…。
（普通は二層ではなく一層だと思うじゃないですか…）
しかもドライ貼り指定でしたし。
昼から雨降ってきたし、疲労困憊だったしで散々でした。
後日、針で空気が噛んでいる部分は地道に修正します…。
いい勉強になりました。
今度もし大きな部分に何か貼る場合は、やはり自分の経験値を活かして転写シートなど使わずに素のまま水貼りします。

追記
針で空気が噛んでいる部分に穴あけして空気を抜いても、透明ビニールがヘニャヘニャ弱粘着なので何度押さえても膨らんでくる為、諦めました…。
材質のいい透明シートを買って、貼ってある透明ビニールを全部剥がして上に新規で貼り直さない限り無理です。