PIONEER / carrozzeria TS-C1730SⅡ  

　DMH-SZ700、TS-C1730SII、TS-WX130DAのレビューです。DMH-SZ700とTS-C1730SIIはネットワークモードで接続し、ツイーターの設置場所はダッシュ上、サブウーファーの設置場所は後席左側の足下、フロントドアのプラスチックのグリルは直径15cm分切り取っています。
　昨年末の整備手帳に書いたスピーカー設定情報からだいぶ変更し、ミッド／ハイのクロスオーバーをかなり高くしました。好みの音源でセッティングを確認していったのですが、どうもツイーターの音が薄いというかリアルさが無いというか、自分の好みから外れていました。そこで、少々のピークには目をつむってミッドの受け持つ帯域をだいぶ拡大し、ツイーターはスーパーツイーター的な帯域にしました。結果、高音域の厚みとリアルさが増し、好みの音に近づいたと思います。定位がどうなるかと思いましたが、むしろ前のクロスオーバー設定より良くなったと感じます。ツイーターのスピーカー出力レベルをだいぶ上げた影響かもしれません。しかし、少なくとも自分の車では、付属のパッシブネットワークでは満足なセッティングが不可能なスピーカーだと思います。
　なお、今はイコライザーをフラットで聞いており、高音域が若干強めな感じです。いずれはイコライザーで2kHzあたりから上のレベルを少し下げるかもしれません。

スピーカー出力レベル
　ハイ左-6dB　右-4dB
　ミッド左-1dB　右+1dB
　サブウーファー　+3dB

タイムアライメント
　ハイ左135.8cm　右116.2cm
　ミッド左144.2cm　右113.4cm
　サブウーファー123.2cm

カットオフ
　ハイ　ハイパス 6.3kHz -24dB/oct
　ミッド　ローパス 5.0kHz -24dB/oct
　ミッド　ハイパス 80Hz -24dB/oct
　サブウーファー　ローパス 63Hz -36dB/oct
　位相は全て正

イコライザー
　FLAT

TS-WX130DA（変更無し）
　レベル 真ん中
　ローパス 125Hz
　位相 正
　イコライザー ディープ

主な音源(USBメモリー、FLAC)
　ベートーヴェン　ピアノ協奏曲「皇帝」演奏：ペライア
　バルトーク　管弦楽のための協奏曲　指揮：ライナー
　ドビュッシー　ベルガマスク組曲　演奏：ベロフ
　熱帯JAZZ楽団　En Vivo
　綾戸智絵　LIVE!
　八神純子　スーパーベスト
　椎名林檎　ニュートンの林檎
　井上陽水　9.5カラット

2024/2/12追記
　上記から設定を変更したので変わった所だけ記録しときます。
　ミッド/ハイのクロスオーバーを少し下げ、ハイの出力を落とし、イコライザーで80～200Hzを上げました。低音の鳴り方に不満は残りますが、まーまーな音になったのではと思います。

スピーカー出力レベル
　ハイ左-9dB　右-7dB

カットオフ
　ハイ　ハイパス 5.0kHz
　ミッド　ローパス 3.15kHz

イコライザー
　80Hz,125Hz,200Hz +6
　その他 0dB

好みの音源追加
　ドヴォルザーク　交響曲第9番「新世界から」　指揮：ケルテス